黒部信一のブログ

病気の話、ワクチンの話、病気の予防の話など。ワクチンに批判的な立場です。現代医療にも批判的で、他の医師と違った見解です。

小児の健診と生活のアドバイス  Ⅱ   8~9歳

2018-02-12 17:54:30 | 子どもの健診
だんだん子どもは、親から離れて行きます。特に、女の子は早い子は初潮が始まります。そうすると、急速に大人の考えに変わっていきます。
急に、母親は、自分と父親を取り合うライバルになりますから、母親の言うことを必ずしも聞かなくなります。

男の子は、母親と一緒に行動することを恥ずかしく感じるようになります。これも早い、遅いがあります。

特に男の子を、母親から離して母親離れさせて下さい。それには父親が必要です。男の遊びを教えて下さい。

                       小児の健診と生活のアドバイス   Ⅱ
☆8~9才
☆よい生活習慣と自分でできること。
[栄養]◇朝食を食べる(6歳の項を参考にして下さい)。ソフトドリンクやインスタント食品をあまり食べないようにしましょう。バランスのとれた食事をしましょう。でもあまりこだわらないで下さい。強制するとかえって嫌いになりますから。好き嫌いをは、代替食品があれば仕方がありません。
◇炭水化物の多いおやつはある程度は制限し、きちんと歯みがきをすること。
[健康]
◇よく運動をすること。
◇睡眠時間を充分に取ること。
◇良い体重を維持すること。
◇歯の検診とツベルクリン反応
[安全]
◇シートベルト、火事、自転車、スケート、スケートボード、ローラースケート。
◇水泳は、泳げてもこどもだけでプールにいかせてはいけません。
◇ボート遊びでの事故。
[社会的発達]
◇父母、兄弟姉妹などとの家族関係を大切に。
◇自立、特に女の子はこの頃から初潮が始まり、思春期が始まる子がでてきます。そうすると、一人の女性として扱って下さい。
 男の子でも、精通(精子ができて射精ができる時期)が出てきます。そうすると女の子に興味を持ちます。一般には、女子より遅く中学になってからが多いですが。ませた子は出てきます。父親に男としてのプライドやこころ意気を教えてもらって下さい。
 それを教えないと、将来の対女性関係が心配です。
◇仲間との遊びや活動を積極的にさせること。
[親とのふれあい]
◇家事の手伝い、テレビ、外での活動、宿題、就寝時間など、規則的な生活リズムを確立する。
◇こどもとのコミュニケーションに努める。
◇おこづかいを与え、使い方を指導する。
◇こどもの活動をのばし、ほめてあげる。愛情を示す。
◇責任をもたせて、やらせていく。
◇親はこどもの手本であることを自覚する。
 男女関係を教えるのは、夫婦関係を見せて教えることです。



よくある問題、心配事。
 他のこどもや兄弟たちとうまくやっていけない、友人がいない。
 成績が悪い、親から離れたがらない。
 登校拒否、学校をよく休む、
 云うことをきかない、口ごたえする、非協力的、
 集中力が持続しない、
 太りすぎ、うんこをもらす、おしっこをもらす、おしっこをちびる。
 内気、神経質、チック、恐れ、一匹狼である、
 男の子が女性的にふるまう、マスターベーション、
 繰り返し悪夢を見る、
 攻撃的な行動(けんか、破壊的である、火をつける、盗む、うそをつく、動物虐待、反抗的、ぐずぐずする、など)
 病気に対する過度の不安、


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