小児の健診と生活のアドバイス Ⅲ
☆10~11才
☆よい生活習慣と自分でできること。
[栄養]◇朝食を食べること。ソフトドリンクやインスタント食品をあまり食べないようにしましょう。バランスのとれた食事をしましょう。ひどい好き嫌いをなくしましょう。代替食品があれば多少は仕方がありません。
◇炭水化物の多いおやつはある程度は制限し、きちんと歯みがきをすること。
[健康]◇規則的に運動をすること。
◇睡眠時間を充分に取ること。
◇良い体重を維持すること。
◇歯の検診とツベルクリン反応
◇運動、特にスポーツ外傷や年令に不相応な過激な運動による障害。
野球とサッカー。SCの水泳。早期からの過剰な運動は選手生命を短くする。
江川投手はその好例。逆に遅く始めた方が選手生命が長い。大器晩成は落合選手。
◇性教育(月経と精通)をする。性的関心が出てくる時期。
◇女子は初潮を迎える準備。そろそろ乳房の形を整える為にブラジャーを薦める。
◇アルコールとたばこの害の教育、たばことアルコールを飲まないこと。たばこは麻薬への入場券。
◇ツ反。
[安全]◇シートベルト、自転車、スケート、スケートボード、ローラースケート、トランポリン、水泳の安全を守る。
◇ボート遊びでの事故。
◇テレビ、ビデオゲームは制限をつくる。
[社会的発達]
◇父母、兄弟姉妹などとの家族関係を大切に。おこづかいを稼ぐ機会。
◇仲間との遊びや活動を積極的に評価すること。趣味。
[親とのふれあい]
◇こどもとのコミュニケーションに努める。学校での活動に関心を示す。
◇できれば、毎日、こどもと活動的な時間をすごす。
◇こどもの活動をのばし、ほめてあげる。愛情を示す。
◇責任をもたせて、やらせていく。
◇親はこどもの手本であることを自覚する。
◇こどもの行動や遊びに制限をする。その時キチンと話をして納得させること。
叱ったり、体罰をしてももうだめです。効果はなく、反省する時は体罰をしなくても反省します。体罰を加えることでかえって反発することが多いのです。
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