昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記しますが、差別語は使わないようにするが 出てきたらゴメンナサイ!
雷さんにへそを取られるよ! (かみなりさんにへそをとられるぞ!)
風呂上がりに、子供がいつまでも服や寝間着を着なかったり、夜おなかを出して寝たりすると、親によくこう言われた。
どういう訳か雷は子どものへそが大好きだと言うことになっていた。
お腹を冷やさないための言葉で、雷さんが怖くて脅し文句に効き目があった。
人さらいにさらわれるぞ! (ひとさらいにさらわれるぞ!)
親が言いつけた時間までに子供が家に帰らない時、親から見て怪しい変な場所で子供が遊んでいる時
これも子供に対する嫌の脅し文句の一つだが、
どれほど親が真剣になって、子供を自分の目の届く範囲で保護しようとしていたかが分かる。
食べてすぐに横になると牛になる (たべてすぐによこになるとうしになる)
行儀よくさせるために子供に対してよく言った。
なぜ他の動物ではなく牛なのか、
牛は反芻動物で、ずっと寝ていても一度口に入れた食べ物を再び口中に戻してまた食べる事からの連想の様です。
前話 https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/9954d135c2907c9a5c714891bcbda0bf
言葉編の意図 https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/cc3ee1249061a4b60bb520f9b053806a