KAZUの雑記帳

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昭和レトロ 言葉編 13

2019年11月25日 10時44分37秒 | 昭和レトロ 言葉

昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記します、

みっともない

「そんなみっともない格好をするな」などと服装の事を言う事も有り、「みっともない真似をするな」と行動に付いていうこともあった。

お行儀悪い (おぎょうぎわるい)

のように、エチケット違反程度の事から、身の処し方に至るまで幅が広く、

体裁(ていさい)が悪いというのは直接よその人が見た時の印象を気にしてのものだが、

みっともないは他人が見る見ないは関係なく、本人の美意識や倫理観です、きまりが悪いもそれに近い。

ふた言目には、みっともないお行儀悪い体裁が悪い というほど何かにつけて親は口やかましくそう言って子供に注意した。

たしなみ(=つつしみ)と言う日本人特有の内部的好み、心掛けがそれらの元に有ります。

 

人聞きが悪い (ひとぎきがわるい)

「世間のうわさ」が「人聞き」、外聞(がいぶん)とも言う。

だから、人がどうとるか、世間がどう受け止めるかと心配するとき「人聞きが悪い」と言う。

「人聞きの悪いことをおっさいますな」など、昔の人は 世間に対する体面、世間に対する見栄(みえ)です、

つまり、世間体(せけんてい)を気にしていたのです。

 

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