廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
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「私達自身が平和そのものに「成る」。」

2005-08-26 14:49:43 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

山川さんのイベントプログラム用に寄せてくださったコメントをご紹介


_私達自身が平和そのものに「成る」。_

 アマゾンの森深く、自然と渾然一体となって暮らして来た人々には、「自然」という言葉が存在しない。自己から切り離して「自然」を意識することがなかったからである。
「平和」という言葉も、自己の存在が脅かされる状況が無ければ生まれてこなかったに違いない。しかし、私達人類は、肥大化した「自我」が生み出す際限の無い欲望と恐怖の連鎖の中で繰り返される戦争に脅え、ひたすら「平和」を求め続けて来た。
「平和」が頻繁に発せられるのは、かつての日本のように、平和という言葉すら口に出来ない時代に向かっている証しとも言えるが、だからこそ、連綿と続いて来た戦争の歴史に終止符を打ち、真の平和を創る好機なのだ。
 平和の実現。そのためには、私達自身が平和そのものに「成る」ことしかない。そして、地球丸ごとの平和!それが、今まさに試されている。「ゼロセンガ、ハトニナルヒ」は、そのための絶好の場となるに違いない!!
                                      山川 建夫


写真は、準備中の会場内 音響・映像の設置位置と対面側にある舞台。
後ろ姿の方は、山川さんです。


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山川建夫プロフィール

2005-08-26 14:35:47 | 4.05~24年のイベント 告知&報告


[アナウンサー]山川建夫(やまかわ ゆきお)

 経 歴

 昭和18年、東京生まれ。
 
 昭和43年にフジテレビ入社。
 
 昭和60年、41歳のとき退社し、東京を離れる。

       北海道小樽市の1年半を含む2年半、ワンボックスカーで家族と全国を旅し、
 
 昭和62年に市原の自然に出会い、同年暮れから住む。
 
 田畑を耕し、野山を歩くナチュラリストの日々を送りながら、
 フリーアナウンサーとしての仕事もこなす。
 環境保護や自然と親しむ暮らしについての講演などでも活躍中。

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開演~プロローグ~山川建夫登場。

2005-08-26 14:26:01 | 4.05~24年のイベント 告知&報告


竹灯籠に灯した灯が、ゆっくりと映え始めた午後6:00。
ばらばらと、山里を夕立ちが通り過ぎる。
6:30の開場時間を少し繰り上げ、音楽館外で待ってくださっているお客様の為に開場。

主催者代表で共星の里の校長先生チョージさんと
音楽館(おんらくかん)館長の渕上さんのあいさつの後、
午後7時、いよいよ開演。


●プロローグは、山川建夫さんによる朗読「夏の葬列」。

少年だった頃からずっと、胸の奥底に閉じこめて封印されていた
戦時中の衝撃的な記憶と真実とが、ある出来事をきっかけに、
いっきに今に解き放たれる、という一人の男のミニストーリー。

現代と過去の情景が交錯しながら進むストーリーにみんな聞き入っていました。


写真はリハーサルの様子ですが、
そのダンディなお声には私もシビれました~。



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