廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

手島雅弘プロフィール

2005-08-25 08:48:04 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

 [写真家]手島 雅弘(てしま まさひろ)

 ■経 歴

 1951年 福岡県生まれ。

 1982年 クリエイションプラン設立。

 1997年 スタジオキャパ設立。

 2004年 共星の里にて「ノー・モア・チェルノブイリ」写真展を開催。

 2005年 東京・銀座コダックフォトサロン・国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館・
       JR博多南駅ビル・ミリカローデン那珂川にて
      「ノー・モア・チェルノブイリ」写真展開催。



.

全体の構成。

2005-08-24 15:53:31 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

  「ゼロセンガ、ハトニナルヒ。」

  その日はすぐにやって来ないかもしれない

  それでもヒトは理想を描く。

  表現し続けるアーティストたちが創る異空間。

  そこで何かが生まれる

  そして、戦争の記憶が刻み込まれた「零戦」の機体に

  伸びやかに生えいずる、ハトの翼。

  想像してください!
  
  力強く、かろやかに、自由に空を昇っていくその姿を・・・・。



  第1章 「誕生(生命)」
  
  第2章 「生動・喜び・祭り」

  第3章 「怒り・憎しみ・争い」

  第4章 「共    星」
      _小さなひとつの星(地球)の上で共に生きる人々が星のように輝くことを願う。_

                                   (プログラムより)



ポスターやフライヤーに統一して使用した「ゼロセンガ、ハトニナルヒ。」のタイトル文字は、
音楽館所蔵の、カタカナしか印字出来ない古い古~いタイプライターの文字を使いました。

雰囲気のある文字になるので、今から8年前にも、
博多湾から陸揚げされて修復された「九七式戦闘機」が、渕上館長が運営する
「大刀洗平和記念館」(朝倉郡筑前町高田 甘木鉄道太刀洗駅舎内)で
公開される際に作られた記念ハガキセットのデザインにも使用させてもらいました。

折りに触れて渕上館長から見せてもらう古い機械類の数々。
昔の機械ってほんとシンプルで丈夫で、形も美しかったりカワイらしかったりして
愛着わいてきそうなものが多いなー....と、とっても感心させられます。

昨年秋に共星でイベント用の巨大なフラッグをみんなで手作りした時にも
たまたま居合わせた渕上館長が「コレがイイんじゃない?」ともってきてくれて大活躍した
古~い「投影機」も、コンパクト(15センチ位)&シンプルで、ケースに入れるとこれがまた
めちゃくちゃカワイイ! 思わず持って帰りたくなるカンジでした。

しかし、そのひとつひとつは全て館長の手がかけられており(修理修復等)
大事にされているからこそ、今でも使えたりして輝いているんだなあ...と思います。

あ、すっかりハナシがそれちゃった。 


.







かわいい売り子さんたち。

2005-08-23 03:00:29 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

福岡からやって来てくれたボランティアのおんなの子達。

屋台メニューの仕込みのお手伝いを終え、
会場に来て屋台の準備。かわいいポップを自分たちで材料みつくろって
楽しそうにつくってくれていました。

平均年齢ハタチそこそこの彼女たちが
かわいい売り子さんとなって華を添えてくれました!

みんなたくさん楽しんでもらえたかな~。
また遊びに来てね。

おつかれさまでした。ホントにありがとう!!

.

ゼロセンをつつむ白い布。

2005-08-23 02:02:33 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

舞台美術の総責任者KAZUさんが、お得意の「滑車とロープ」のシステム(10m級の布を
引き上げながらのライブペインティングをしたりする為慣れてマス!)で
ゼロセンの周囲に張りめぐらされた白い布が上に引きあげられると、
観客の目の前にゼロセンの堂々たる姿が現れるという仕掛け。
最初からドーンと見せてしまわないニクイ演出。
ずいぶん前の打ち合わせ段階で「布で隠しておいて本番中にスルリとはずす」
なんて言ってたけど、きっと機体に引っかかっちゃうんじゃない?という意見も出て、
いったいどーするんだろう??.....と思っていたら、こんなステキな仕上がりに。
さすがKAZUさん!

白い雲の間をゼロセンが飛んでいるようにも、
そして布がゼロセンに生えた羽のようにも見えるじゃありませんか!

白い布は総全長100メートル!!
本番3日前の真夜中にえつこセンセーとチョージさんが出演ダンサーの方々と
共に苦労してせっせとミシンで縫い合わせてつくったものです。

舞台とゼロセンと「川」の周囲に点々と設置されたカヤの葉も、
写真で見るとあまりわからないかもしれませんが全部合わせるとかなりの量です。
スタッフ男4名で本番当日の朝に音楽館前の川で大量に刈り取ったもの。
みんな後でカユイカユイと腕を赤くしていました。
シャレにならない位の傷跡を残した男も約1名....(私のだんなクマは肌が軟弱なのだ。
薬でずいぶん治りましたが、薬局の人からすごくビックリされてとても恥ずかしかったそう。)

.

無謀なふたり。

2005-08-23 01:48:32 | 4.05~24年のイベント 告知&報告
舞台演出に利用できる自然の素材がそこいらへんにいろいろた~んまりあり、
ふんだんに使えるなんてココならではで、なんかウレシイ。

青竹も共星のイベント事には欠かせないお馴染みの素材。
今回も大きな真竹をたくさん切り出してきていたので、
前々日の夕方、会場づくりの手伝いの手が空いたスキに
よしえチャンとふたりで「あまった分でたくさん灯籠をつろう!えつこセンセーが観客の
帰りのおみやげにしたいなんて言ってたし、まァ何個作れるかでそれはムリかもしれないケド、
危険防止に足もとを照らしたい箇所がけっこうあるし、演出にもなるカモ。」と話して、
音楽館の片隅でせっせとノコで真竹を20センチずつにカットし始めた.......が、

地面に置く方を真っ直ぐと、中に灯したロウソクの火が見える方を斜めに切っていくのは
以外と時間がかかり、ひとつふたつならまだしも50~60個作ろうと思ったら
かなりの労力が必要だという事にふたりとも3つ目ぐらいでようやく気づく。

「女2人の力では出来上がる頃にはすっかり日が暮れてるんじゃねーかナ~...」
と思い始めた時、救世主登場。

音楽館の館長渕上さんがトコトコと来て
「大変そうね。機械で切ったら?たしかどこかにあったハズ...」と
館内にあった製材用の機械の居場所をつきとめてくれて(ご本人も探すほどおんらくかんは広いしいろんなモノがあるのだ!)いっしょに作業してくださいました。

要領を習ってから自分たちでチャレンジ。ジャーンジャーンとすんごい音で、
回転する大きな丸い刃がけっこう怖かったケド、慣れてくると早い早い!
うれしくて思わず笑いが出るほど。
「慣れた頃が一番危ないよね!」などと声をかけ合いながら
あっという間に50個ほどの竹灯籠が出来上がった。

終わってみると改めて「あのままノコでやってたら日が暮れるどころか夜が明けてたろーね」
とふたりで笑った。

無きゃあ無くてもイイものかもしれないし、
イベント全体からするとほんの小さな部分の事でしかないんだけど、
渕上館長のお力添えあればこそではありましたが、
誰からの指示でもなく、しかも忙しい他のスタッフの手をわずらわせる事も無く、
勝手にふたりでひと仕事終わらせられた!ということが、
ちょっぴり心地よい汗と満足感を与えてくれました。

大げさかもしれないけど、あんな機械を使う機会も共星にかかわっていなかったら
もしかしたら一生なかったかもしれないと思うし。(あんがいそんなもんでしょ?)
初めての経験で自分の中ではかなり楽しかったのでした。
きっとよしえチャンも同じだろう。

.

大感謝企画「イベント報告」開始。

2005-08-21 17:13:35 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

2005年8月12日(金)に無事終了した

共星の里6周年記念事業
ライブインスタレーション2005「ゼロセンガ、ハトニナルヒ。」
(会場:THE MUSEUM音楽館(おんらくかん)・主催:共星の里)

ご協力いただいた全ての方々と、
はるばる山の上まで観に来てくださった約200人弱の観客の皆様に、
心からの感謝とお礼の気持ちを込めて、
イベントの全容を少しずつ報告させていただきたいと思います。

しばしお付き合いを。



.

音楽館内に川が出現!

2005-08-21 16:51:17 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

えつこセンセーの当初からの希望だった「川」が
試行錯誤の末、館内にみごとにつくり出され、
本番では鎮魂の祈りを込めた手作りの灯ろうが流されることに。

※音楽館(おんらくかん)の通常の展示風景と見比べてみれます!
 カテゴリー「3.05年のイベント 告知&報告」の少し前の記事に、
 同じ角度から撮った舞台づくり前の写真がありますよー。

.



イベントのお礼。

2005-08-18 23:37:32 | 8.裏部屋「the強制の里」

8/12「ゼロセンガ、ハトニナルヒ。」が無事終了。
後かたづけは手伝えなくてみんなには申し訳なかったけど、
あっちこっちと家族サービスの盆も明けてほっと一息。

何日も家を空けてたので、ほったらかしのウチの畑はなすび天国状態だし
(成長遅かったのに気が付いたらいくつもぶら下がっていた、うれしいケド。)
部屋も事務所も散らかり放題でしっちゃかメッチャカ。
掃除や溜まった私用等をすませ、ようやっとブログの記事アップにたどりついた。
仕事よりまず先にコレやらせてくれてありがとう!クマさん。

しかしやっぱり写真整理するだけでも時間かかっちゃってなかなか追いつかない。

だからとりあえず、8/12のイベントのお礼だけでも先に...と思っていたら、
とっととよしえちゃんがスタッフみんなの気持ちを代弁してくれたコメントを
書き込んでくれてましたので、重複しますがここにもう一度紹介させていただきます。
みなさん本当にお疲れ様でした!!


 遅くなりましたが… (共星の里スタッフ よしえ)
 2005-08-17 17:06:16
 8月12日、『ゼロセンガ、ハトニナルヒ。』有難うございました!!!
 共星の里スタッフの至らない点が多々あったとは思いますが、
 出演者の皆様・ボランティアスタッフの皆様・スポンサーの皆様・その他お力添えくださった
 全ての方々のお陰で無事終える事が出来ました。
 スタッフ全員、本当に心から感謝しております!!!
 一つ一つの反省点を、また来年に繋げていければと思います。
 言葉では言い尽くせませんが、イベントに関わってくださった全ての方に感謝申し上げます。

 最後に…。
 また、共星の里へお手伝いに来てくださると嬉しいです★
 お待ちしておりますぅ…。


.

秋山祐徳太子さんのワークショップ

2005-08-18 23:17:23 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

秋山祐徳太子「楽しいボーシづくり」のワークショップ

8/7(日)午前と午後の2回 共星の里にて
8/10(水)午前1回 福岡県甘木市の公民館にて

計3回のワークショップに総計100名ほどの参加者がありました。
秋山さんの著書は多数あるそうですが、その中でも「つくってあそぼう紙のちょうこく」は全国の幼稚園にかなりの数置かれているそうで、その本を持ってこられて秋山さんにサインしてもらっている参加者もいました。

ダンボールをメイン素材に、あとはいろんな廃品をくっつけたり色を塗ったりして約1時間半。
ボーシの形にする為に必要最低限のアドバイスのみで、
あとはほとんど子供たちの自由にしてもらっていました。

「子供にはあまりいろいろと言わないで自由にさせとく方がオモシロイものが出来る」とのこと。

その言葉どおり、それぞれ思う存分楽しみながら個性豊かな作品が出来上がっていました!
最後は必ずみんなを集めて、それぞれひとり一人の作品に秋山さんが一言づつコメントを言い、
その度「はい良く出来ました~拍手ー!」と、全員で拍手。
ホントに満足げないい表情の子供たちと記念写真を撮って終了。

.

2会場での参加者集合記念写真

2005-08-18 23:14:50 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

秋山さんのワークショップはたいへん好評で、手伝う私もとっても楽しかった。

甘木の公民館は古い大きな元料亭の建物だそうで、会場は畳敷きの大広間。
ステージのような部分があり、出来上がりの品評会はみなそこに昇って行われましたが、
親子参加も多数あり、お母さん自身も自分の作品を持って上がっていましたので
「おンもしろィね~親が上がってきたのは始めてだぃ」と
秋山さんも以外とうれしそうにしていました。


参加者の皆様、本当にありがとうございました!!
またの機会をお楽しみに。共星にも遊びに来て下さいね!
(石ころアートならいつでも体験出来ますよ~)


.
.

のびのび育ったおこさま。

2005-08-18 23:08:58 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

他の参加者が帰り始める中、最後まで集中して作ってた子。
ここでだいたいの親御さんは「帰るよ!!」とうるさくせかしたり
むりやり終わらせて子供を引っ張って帰るひとも多かったりするんだけど
幸いこの子の場合、わりとほったらかされてて、
お陰である程度本人が満足して終わらせる事が出来たよう。

作品もホントにオモシロイものになったのではないかナ。
ボーシの上に小島が乗ってるんだそう。

.

秋山祐徳太子展、展示一部ご紹介。

2005-08-18 23:02:00 | 3.05~24年の企画展告知&展示

秋山祐徳太子「パフォーマンスの記録展」展示の一部をご紹介。

2005年 シャポーパフォーマンス
「頭禿げても心はハゲぬ!頭は大事だよ。」
「帽子が好きで50点あります。代表的なものと、
むろん帽子に見えない物もあり。これはアイキョウー!」

..........とあります。カ、カニがウケる~。

何度も言いますが、期間中設置しているビデオもぜひお見逃しなく。
(これを見て、ツボにはまりそう...と感じた方は特に必見!!)

また、ここだけでしか手に入らない、超超レアモノ
秋山さん直筆サイン入り「ダリコ型パネル人形」も販売中です。

展示は10月2日(日)迄の予定。笑いたい方はぜひ共星の里まで、見に来てください!


.



みんなで楽しい日田祇園!

2005-08-18 22:58:24 | 8.裏部屋「the強制の里」

去る7月23日土曜日、共星のみんなで
大分県は日田(ひた)市の「日田祇園」を見物に行く。
日田は共星の里から車で30~40分。
私が住んでる街です。
勇壮で雅なところが自慢の日田祇園を一度観てもらいたいと思い、
誘ってみたら以外にみんな乗り気だったので即決定!
共星の里を5時で閉めて早々に日田へ来てくれました。
※写真は昨年の「集団顔見せ」
(祇園本番の2日前の昼間、全9基の山鉾が一斉に日田駅前に集結します。)

.