オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

プールに行く前の文化の違い

2024年01月18日 20時38分12秒 | 海外移住
今日も一日中雨🌂の天気でした。午前中は図書館で借りた本を読んだりテレビを見たりゴロゴロしていましたが、午後からは父に送って貰って温水プールに行って来ました。

プールに行く前にオーストラリアから持ってきた赤い毛糸のニット帽を被っていたら、母も父も「そんな赤い色の帽子、被って行くなよ❗恥ずかしいに❗紺色の帽子、あったやろ❗」と、とても心配そうに懇願するんです。
「いや、探しんだんだけど、、、見つからんで。」

仕方なく、父のJA(農協)の帽子を被って車に乗りました。

これは日本とオーストラリアの文化の違いだと思います。オーストラリアでは、自分の好きな帽子を被ればよく、子供にどんな色の帽子を被るのか親は口出ししませんし子供の選択を尊重します。

ところが日本では、人と少し変わった色の帽子は被れない。もし被ると変わった人と見なされるので、恥ずかしい人になってしまい、親としても恥ずかしいことなのです。
日本では人と違うことは出来ないというか、難しいですよね。
常に他の人からどう見られるか、思われるかを気にしながら生活して、それが服などを選ぶ際の最重要項目ではないでしょうか。まあ、人と違ったものは売れませんから、それ程選択はありませんが。リクルートスーツなど、皆同じような色、スタイルですよね。会社側としても、個性のある人は困るということの表れでしょう。

それ故に、皆同じような色の帽子を被っているし、同じような服を来ています。

よく海外に支店のある日本の会社員が皆、同じような色の服を来ていて外国人の目には異様に映ります。

もう一つ、文化の違いの例ですが、、、今日は小雨が降っていたので、「傘をさしてプールに行ってくる。」と行ったら、両親とても心配そうな顔で、「濡れるであかん。車に乗せてったるで。」と言うのです。
僕としては歩いた方が運動になるし、好きな時間に帰れるし少し位濡れても直ぐに乾いてしまうと思うのです。
傘をさして歩くのはみっともない、恥ずかしいと考えるようです。

実はオーストラリアでは日本とは正反対で、少々の雨では傘をささないのです。子供達も学校へ行く時に雨が降っていても、傘をさす子供達は稀です。
僕もオーストラリアに住み始めた頃は少々の雨では傘をささないオーストラリア人を不思議に思ったものですが、利にかなっています。
多少雨に濡れた位、直ぐに乾きます。日本では、雨の中、傘を指さないと恥ずかしい、惨めだから、他人からあの人おかしい、変だと思われるのは嫌だから、という理由もあるのではないでしょうか。

例えば、夏の暑い日、夕立に濡れるのは気持ちがいいですから、傘は要らないのではないでしょうか。

今日、

僕はプールに入ったり出たりで3時間もずぶ濡れでしたけど、もちろん大丈夫でした。

みなさん、あんまり他人の目など気にせず生きて行きましょう。もっと、楽に生きられますよ。

それでは、明日もこのブログでお会いしましょう。
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