オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

エネルギー関連株購入

2024年10月08日 19時07分43秒 | 投資

日本では株式投資は怖いと思われている方は多いと思います。僕も株式投資を始めたのは40代の頃で、家の住宅ローンが終わった後、今まで住宅ローンに支払っていた給料の半分近くを銀行に積み立てているよりも効率的な運用先として、株式を選びました。

オーストラリア人で不動産投資をする人は多くて、オーストラリア国税庁によれば税金を支払っている人の中で自宅以外の不動産投資をしている人の割合は20パーセントだそうです。つまり労働者の5人に1人は、投資用の不動産を持っている訳ということですから、、、日本人で不動産投資をしているより遥かに多い気がします。

日本は少子高齢化の人口減少社会ですから、都心を除くほぼ全ての地方では人口が減少していて、結婚する人も減っており、従って家を建てる人も少なくなっていて、空き家も多くなって、地価は下落していますから、日本で不動産投資をするのは都心以外には採算は合わないと思います。

反対にオーストラリアでは移民が多く、人口増加率は1.2パーセントだそうです。ということは、約30年で人口は2倍になりますから、、、ほぼ毎年のように地価が上昇しています。

不動産を購入すると、毎年建物は少しずつですが経年劣化していきますが、、、地価が上昇しますから、、、不動産価格が上がります。

不動産に長期投資をすれば、家賃収入があるだけでなく、不動産価格も上がるので、売却する時には、売却益が得られます。オーストラリアでは不動産価格年に平均で5-6パーセントぐらい上昇しますから、、、12、3年で2倍になる計算です。

僕も不動産投資には大変興味があったのですが、15年程前、不動産の値段は爆上がりしていて、タイミングを逃してしまった気がしたのです。

オーストラリアでは不動産投資よりも個別株に投資する人の方が多くて、オーストラリア国税庁によれば、税金を支払っている人の58パーセント、約6割の大人は個別株に投資しているそうです。

株式投資の良い点は、まず、不動産投資に比べて、少額でも始められますし、年に2回ほど、配当(企業が株主に利益を分配するお金)が貰えますし、、、携帯電話さえあれば売買が手軽に出来るし、売買の手数料は不動産投資に比べてかなり少ないです。

次に、例えばあなたの車が古くなってきたので、200万円の新車に買い替えたいと思った場合を想定します。銀行にはあまり預貯金が無くても、あなたが1千万円、株式に投資していたなら、その保有株式の一部の200万円分の株式を売却して、車を購入することは直ぐに出来ます。

しかし、あなたが1千万円のアパートに投資をしていたら、、、アパートの一部、例えばキッチンだけを売ることは出来ませんから、、、新車を買う為にアパートを売却しなければならなくなります。

そして、、、株式はいつでも保有している株式がいくらで取引されているのかチェック出来ますから、資産が把握しやすいです。

反対に不動産は、お金を払って不動産鑑定士に依頼して、大体の価値を把握することは可能でしょうが、本当の価値は買い手が決めることですから、、、実際に売りに出してみるまでは、本当の価値は分かりません。

ただ、株価がいつでも分かるということは、、、購入した株式の株価が上がれば、嬉しくなりますが、、、反対に下がってしまった場合は、購入した事を後悔するかもしれません。

その点、不動産価格は毎日新聞でチェックすることは出来ませんから、、、気楽だと言えます。

さて、今日のお題の「エネルギー関連株購入」ですが、、、以前からエネルギー関連株は保有していたのですが、、、中東情勢がかなり緊迫していますから、原油価格も上昇に転じていますし、先週はBHPという世界第三位の鉱山会社の株式を売却して余剰資金があったので、買い増しすることにしました。イラクとイスラエルの戦争が始まってから、少しづつ株価が上昇していますから、もう少し早く買い増ししておけば良かったと後悔しています。中東の戦争が終結したら、原油価格は下がると思うので、、、タイミング良く売却しようと思います。

「そんなこと言っても、、、株で大損した人を知っているわ。だから絶対に無理。銀行に貯金した方が利子もついて気楽でいいわ。」と思われたアナタ。もちろん、貯金は気楽です。ただし気楽なのは、コストがかかっているのです。つまり、銀行に預けてある預貯金貯金は、毎年物価が上がった分だけ、確実に目減りしているのです。

例えば物価が年に5パーセント上昇しているなら銀行に預けてあるあなたの1千万円は来年までに50万円が消えて、約14年で500万円消えてしまう(半減)という詐欺のような話です。もちろん、14年後に貯金通帳には元金の1千万円と利子がついているでしょうが、、、実際の1千万円の価値はほぼ半減しているのです。

こんな詐欺にあうのは誰だって嫌ですよね。あなたが詐欺から身を守るたった一つの手段は、、、日本なら都心の不動産か株式の投資しかないと思います。投資信託は気楽なのでは?と思われたアナタ。僕は投資信託をした事はありませんが、、、個別株に投資するのが怖い投資家の資金を使って自分達が潤うというシステムです。ですから、その代わりに、投資信託の会社(保険会社や証券会社、銀行)のオーナー(株主)になれば良いのです。

個別株投資はギャンブルと一緒だと思われている人が多いと思いますが、、、株式を保有するということは、株主、つまり企業のオーナー(の一部)になることと同じですから、例え少額でも、、、あなたも資本家の仲間入りです。

誰でも知っている大きな会社で、利益が出ている会社の株を買って、配当で旅行に行ったり、外食をしたり、株を買い増ししたりして、株主(資本家)としても恩恵に預かれば良いのです。銀行に預金した資金で銀行に儲けさせるよりも、遥かにうまみはあると思います。

という事で、、、今日は株式投資のお話しでした。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。


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