何一つ変わった訳ではなく昨日から今日へ。何もかもが風と共に消え去る事は恐ろしくあることだけれど、目を閉じて再びあけたその時が、昨日と一転して良い変化に富んだ日になった事にどれだけ気付く事が出来ようか。
涼風鈴子「はい、はよーざいますう。台風まだ過ぎていませんが、8割方過ぎ去った9月22日木曜日の“Morning on”、お相手は私、インチキDJの涼風鈴子どすぅ」
雀宮朝輝「急行の雀宮朝輝です」
涼風「各駅停車の間違いじゃないの?と朝から電車話はやめておきますが」
雀宮「一応は急行です。とは言え、つもりみたいなもんですけどね」
涼風「正しくは“Express”になりますが、何故に邦訳されたんすかねえ」
雀宮「ネタでしょうね多分。番組進行上の」
涼風「ありがちですね。所で最近、まともな“Morning on”になっとらん気がするんどすよ、これをどうみますんで、旦那?」
雀宮「旦那、と言えば川崎新町…じゃなかった八丁畷同心海芝浦偽左衛門さんですね」
涼風「――放送略――」
雀宮「そんな話は台本には書いてない」
涼風「書いてなくともしゃべったことになるのがこの番組なのよ」
雀宮「良い番組ですねぇ」
涼風「ええ、良い番組ですよ。たらったらっやってても問題ないですからねぇ、と言った所で話のネタがきれましたので“Morning on”これにてお別れです」