君と僕、どちらがかけてもならない。このメンバーあってこそ成り立つ、それが仲間意識なんだろう、と再び思う所。
もし私が、この『君と僕。』のメンバーに居たとしたら、均衡を保つ事が出来るだろうか、と考えてみた。
「無理だろう」
その言葉が頭を過る。もとより協調性のない私であるうえに、疎まれる私である。
仲間意識の中で、生きていく、仲間意識の仲で、均衡を保つ事は私には難しい話。人類皆きょうだいで、悪い人なんていない、皆いい人さ、なんて私には思えない。私自身がいい人でないのだから。
このメンバーが均衡を保ち、欠ける事なく生きて来た事、生きていく事は果たして?二次元の世界はいかようにも操れるけれど、3次元の現実はそういかない。これまでの私の人生がそれを証明している。
こんなメンバーみたいに、均衡を保ち続けられる人生を送りたくもあるし、送りたくもない板挟みの気持ちが渦巻く。