goo

何度目とも知れない曲を聴く

2014年06月22日 21時28分08秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
21年前のアルバムに集録された、このブログでは何度となく取り上げている曲、篠原美也子『ひとり』。今夜、何度目とも知れないままに聴いてみたが、さばっとした冷たさと力強さの歌声と演奏音に、こんなだったっけ?とかそうそうこんな感じと何度目とも知れないものを感じている。
多くの誰もが知らないアーティストのデビュー曲。最近は、ピアノアレンジのセルフカバーばかり聴いていたので、アルバムにも集録されているオリジナルバンド演奏版を聴くのはどれくらいぶりな所である。何回聴いても、ああ、この曲らしい、この感じだよね、と思う。それは悪い意味ではなく、良い意味で、聴いてみたくなって聴けて良かった、と思えるものがそこにある。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

遠くへ行く背中は、街へ消え、海の向こうに消え

2014年06月22日 21時00分19秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
「道をはさんで、向きあったまま。いつまでも渡れず手を振り続けてる。あなたはやがて。街に消えて。私は微笑んだまま、いつまでも泣いていた」(篠原美也子『青』 1993年 より引用)

人は皆、その様に、遠くへ、手の届かない遠くへと消えていく。
消え行く先は、街であったり、海の向こうだったり、或いは、河の向こうだったり。私は動けないまま、変わり行く誰かの姿を涙を流して見ているだけしか出来なくて。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

Morning on Sunday【0622】

2014年06月22日 07時07分07秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
涼風鈴子「はい、はよーざいー。今日はアローンのモーニングオンです。どれくらいぶり?なかんじですが」
アドバイザーイドワイザー「別におひとりでやられても、筋書屋が筋書屋なだけあって、何も変わらないじゃねーか」
涼風鈴子「それはあるわね。でも解らないよ、あだしのモーニングオンでずっと行くかもよこれから」
アドバイザーイドワイザー「たぶん、リスナーからすりゃあ、どっちでも良いや、所詮は変わりはしない、でそっぽ向かれるだけなんじゃね?」
涼風鈴子「かもねえ~、かもねえ~、かもねえ~」
アドバイザーイドワイザー「嬉しそうですな、涼風さん」
涼風鈴子「モーニングオンは、あだしがやってなんぼ。それ以外に何がある?」
アドバイザーイドワイザー「仕方ないお人ですねえ」
涼風鈴子「あだしはインチキDJだから、いいのー」
アドバイザーイドワイザー「そう言う問題ですか」
涼風鈴子「そう言う問題です。いいのよ、ヘタレソツネラは、ヘタレソツネラらしく、アローン決め込んで、毎日、同じことの繰り返しで成長なし、悲しいかな、悲しいかな。でも、そんなもの、笑ってやるわよ、ケケケケー、以上、モーニングオンでした」
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

20年前の歌『なつかしい写真』にのせて

2014年06月22日 05時06分15秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
「何てなつかしい写真。並んだ幾つもの顔から、忘れかけてた色んなこと、思い出して切なくなった――略――風のかたちを追いかけて、いつか、追いつけないと知った。それでも止まらぬときめきを誰もが笑ったけど――略――なんてなつかしい写真。あなたも私も変わったね。だけど、それぞれの風を今も新しい靴で追いかけてる」(篠原美也子『なつかしい写真』 1994年 より引用)

この話を書いたら、何となく思い出したいつかの遠い日の中の数日。これまで掲載を休止していた記事の掲載を一時的に再開してみた。
なつかしい写真達の中にある2度と戻れない日。夏の日だったりするのが、思い出らしいな、と思うが。
篠原美也子の1994年のアルバム『いとしいグレイ』に集録されている『なつかしい写真』の歌詞を引用してみたが、あなたは変わっても私は何一つ変わってないな、とろくでもない日常に限界が見え始めた今、そう思う。
あの頃以上に私の心は歪みいってしまったが、あの日、あの時に感じた「段差」が浮き彫りになって今。私は何も出来ないまま、何の成長もないままに、見ていたくない現実に嫉妬し、目を反らして違う道をひとりで突っ走り出して、息が切れた今のなれの果てを見たので、この話を書いたのだろうと思う。
誰かや何かはやすやすと変わり行き、私は変わらないままに、変わり行く姿に嫉妬し、目を反らしたくなり、その私自身の姿を誰かの目の前から消し去りたくなるのだろう。
“dreamdays2008”、「オフ会」もぶっ壊し、次に壊すのは他ならない私の日常。7年前の春の始めに陥った事が日の目をみようとしている今、私は沈み行く美しい夕焼けを見ている。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

過ぎ去りし日を曲と共に

2014年06月22日 04時07分41秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
「気付いてしまった心は2度と戻れない。あの日には。愚かなまはま優しさだけ選んでいたあの日には」(篠原美也子“MIND FACTORY” 1995年 より引用)
気付いたって、何を?と言う問に答えることは出来ないが、気付いてしまった何かが私の心を閉ざしたのだろう、としか今は言えないが、昨日2014年6月21日のこのブログの人気記事ランキング8位の話。今頃何故に?と言う所↓

この話中身は↓↑懐かしの羽田空港←特急→金沢文庫の話で、だるま特急が基本な筈がこの日は、155500の6連で来て、何だよ――と思った話を書いたもの。それにコメントを下さった方に返信したもの↓↑何故に今頃?と言う話であるが、JR西日本の特急雷鳥ってまだあるのか?と言う所であり、京急1500形に何か変化があったのだろうか?解らないが、何とも不思議な話。

2009年の2224H特急金沢文庫行きや777H特急押上行きを追いかけていた頃は、日々色々あったにしても、今よりうんと幸せで、満ち足りていたなと思う。未来に絶望している今だから言える話。


goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )