重くのしかかるものが胸を満たす20160406深夜は、24時が近づく――
笠原弘子『空へ…』(1995年)を聴いてみる。
再放送アンド再会の興奮は、すっかり下火でも、記憶に焼き付くものは今もある。
篠原美也子のセルフカバーアルバム“us”(2005年)より、『前髪』を聴いてみる。
第3のバージョン誕生から12年が経過していたとは――と思うが、12年前、私はこの曲に何を感じただろうか?思い出せない。
篠原美也子“Cloudy Eyes”を1993年のアルバム『満たされた月』から聴いてみる。
瞳雲るような失恋はないが、瞳曇るほどの何かはこれまでどのくらいあっただろうか?
続いては、篠原美也子『満たされた月』(1994年)より、『前夜~Heavy Night~』を聴いてみる。
重苦しい想いは、酒でも呑まないとダメだってか?と思うが、今夜はいつにもましてや明日が重苦しく感じられる。
篠原美也子、1993年のアルバム『満たされた月』より、『ワザリング・ハイツ』を聴いてみる。
荒れ狂う風に乗って、この現実から逃れたい――と思うが、そうは世の中甘くない。
篠原美也子のセルフカバーアルバム“SPIRAL”(2003年)から、『ひとり』聴いてみる。
今夜、見上げる夜空は、雲は厚く、空は見えない――そして、見えないのは、明日の私自身でもある。
すべては目に見えたままで良いが、先行きが曇ったままでは、どうしょうもない。
GALNERYUS“ATTITUDE TO LIFE ―SINGLE MIX―”(2014年)を聴いてみる。
人生をダメにする試みなら何度もしてきたな、と曇天を見ながら思う。それを笑えるのは、第3者のみだろう。
桜の花束もいいかなと思うが、こうして珠のように纏まって咲いているのも良い。
明日からの降雨予想を思うと切なく美しい桜2017の姿。