本屋に入って文庫のコーナーを何気なく見たらあったのである。
深田祐介は好みの作家である。
スチュワーデス物語はテレビドラマのような濃い一辺倒の物語ではなく、あっさりとした熱血物語で以来スチュワーデス関連のエッセイも含めてよく読んだものである。
その最新版がこの「フライング・ラビッツ」である。
新世紀スチュワーデス物語とあるが、いまやスチュワーデスとは言わず「キャビン・アテンダント」というのである。これなんだか違和感があってそして寂しい。
それから『ラビッツ』というのは、日本航空のバスケットボールチームの愛称である。
私はこのチームのファンである。
今はすこし熱が下がったけれど、2005年前後、このチームに「薮内夏美」がいたころは、JOMOやシャンソという2強を絶対つぶしてくれよ!と応援をしていたものである。
このフライング・ラビッツには「フライング・ラビッツ」という小説と、「翔べ!ラビッツ2004」というドキュメンタリーというようなものの2編が収められている。
フライング・ラビッツは小説である。
2005年JAL・ラビッツは全日本総合選手権(皇后杯)で優勝した。
その優勝メンバーが抜けてリーグも1部から2部に陥落した、という設定での物語である。
で「翔べ!ラビッツ2004」はJALが韓国代表コーチの林永甫を日本航空のコーチに招聘し強くなっていくという「実録」ものである。
また、林永甫の数奇な人生も描いている。
この二つは「リンク」している。
どのようにリンクしているかは読んでのお楽しみである。
それから「フライング・ラビッツ」はなんと映画になった。
9月13日公開だそうである。
主役は石原さとみである。
JALラビッツのあのときのメンバー、薮内夏美、八代直美、堀部涼子、畑岸邦枝、柳本聡子、薮内敏美が描かれている。
そして、私、なによりもマネージャー(現在は総務)の谷美和も重要な役割で描かれているのである。谷さんのファンとしてはサイコーなのである。
彼女たちはラビッツのメンバーとしてバスケットボールに励むのであるが、ちゃんと訓練を受けてキャビンアテンダントとして飛行機に乗っているのである。
バスケットで学んだことをキャビンアテンダントの仕事に活かし、キャビンアテンダントとして得たことをバスケットに応用しているのである。
両立と考えると難しく窮屈であるが、活かすとか応用ということを考えれば楽しいことになるのではないか。
とまあ、いろいろあるのだが、さわやかにおかしくおもしろく、それでいていろいろ考えさせてくれた。
ところで、薮内夏美をポイント・ガードにした全日本のチームをつくってほしかった。そういうチーム作りをすべきであった。
それならば、アテネに続いて北京のオリンピックに行けたような気がするのである。
そして新しい日本のバスケットボールが生まれたのではないか、と思うのである。
バスケットだけでなく、いわゆる全日本というチームをつくるときに「戦略」ではなく「人脈」が主になっているのが、世界に通用しないところではないかと思うのである。
まあそれはそれとして「映画」楽しみである。
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深田祐介は好みの作家である。
スチュワーデス物語はテレビドラマのような濃い一辺倒の物語ではなく、あっさりとした熱血物語で以来スチュワーデス関連のエッセイも含めてよく読んだものである。
その最新版がこの「フライング・ラビッツ」である。
新世紀スチュワーデス物語とあるが、いまやスチュワーデスとは言わず「キャビン・アテンダント」というのである。これなんだか違和感があってそして寂しい。
それから『ラビッツ』というのは、日本航空のバスケットボールチームの愛称である。
私はこのチームのファンである。
今はすこし熱が下がったけれど、2005年前後、このチームに「薮内夏美」がいたころは、JOMOやシャンソという2強を絶対つぶしてくれよ!と応援をしていたものである。
このフライング・ラビッツには「フライング・ラビッツ」という小説と、「翔べ!ラビッツ2004」というドキュメンタリーというようなものの2編が収められている。
フライング・ラビッツは小説である。
2005年JAL・ラビッツは全日本総合選手権(皇后杯)で優勝した。
その優勝メンバーが抜けてリーグも1部から2部に陥落した、という設定での物語である。
で「翔べ!ラビッツ2004」はJALが韓国代表コーチの林永甫を日本航空のコーチに招聘し強くなっていくという「実録」ものである。
また、林永甫の数奇な人生も描いている。
この二つは「リンク」している。
どのようにリンクしているかは読んでのお楽しみである。
それから「フライング・ラビッツ」はなんと映画になった。
9月13日公開だそうである。
主役は石原さとみである。
JALラビッツのあのときのメンバー、薮内夏美、八代直美、堀部涼子、畑岸邦枝、柳本聡子、薮内敏美が描かれている。
そして、私、なによりもマネージャー(現在は総務)の谷美和も重要な役割で描かれているのである。谷さんのファンとしてはサイコーなのである。
彼女たちはラビッツのメンバーとしてバスケットボールに励むのであるが、ちゃんと訓練を受けてキャビンアテンダントとして飛行機に乗っているのである。
バスケットで学んだことをキャビンアテンダントの仕事に活かし、キャビンアテンダントとして得たことをバスケットに応用しているのである。
両立と考えると難しく窮屈であるが、活かすとか応用ということを考えれば楽しいことになるのではないか。
とまあ、いろいろあるのだが、さわやかにおかしくおもしろく、それでいていろいろ考えさせてくれた。
ところで、薮内夏美をポイント・ガードにした全日本のチームをつくってほしかった。そういうチーム作りをすべきであった。
それならば、アテネに続いて北京のオリンピックに行けたような気がするのである。
そして新しい日本のバスケットボールが生まれたのではないか、と思うのである。
バスケットだけでなく、いわゆる全日本というチームをつくるときに「戦略」ではなく「人脈」が主になっているのが、世界に通用しないところではないかと思うのである。
まあそれはそれとして「映画」楽しみである。
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