読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

鎌倉(長谷寺) -退職記念旅行その7-

2017-07-11 14:17:32 | 観た、聴いた
さてさて、旅の最終日は横浜から鎌倉へ向かいました。

関内駅にいったところ「事故のため10分遅れ」の案内が出ていた。
当初の予定は関内-大船-鎌倉のルートだったが、急遽関内-横浜-鎌倉のルートに変更。
それで、横浜駅から8時29分発の電車に乗り込んだが、実際は8時39分だった。

鎌倉は昨年一人で訪れ、北鎌倉駅でおりて寺社巡りをした。
なので、今年は長谷寺と大仏様を中心に観光する。

昨年は、鶴岡八幡宮で偶然同じ職場の同級生(彼らは夫婦)に遭い『誰ときた?』と何度も聞かれた。
今年は夫婦で来ているので、だれと会ってもいらぬ詮索はされない。(結局誰とも会わなかった)

鎌倉駅から江ノ電に乗り換えて長谷へ。
まだ9時半だというのに人が多い。
この旅で初めて「人が多い」と感じた。



昨年も同じ7月1日に鎌倉にきたのだが「紫陽花」はすでに終わりかけであった。
長谷寺はあじさいで有名であるが、さてどうなっているだろうか?
と、その前に参拝。

境内の和風庭園。これはこれで古刹らしくいいもの。




本堂


そして「あじさいの小径」で、あじさいと鎌倉の街を眺める。




どうも最盛期は過ぎたように思えるが、それでもまだまだ咲き誇っています。






なんだか徐々に人が増えてきたようだ。




多くの種類のあじさい、見せていただきました。



長谷寺の見晴台付近で「あれ?この景色見たことあるなあ」と思ったら、テレビドラマ「ツバキ文具店」でポッポちゃんたちが七福神めぐりで言ったところでした。

そういえば『ツバキ文具店』は鎌倉を舞台にした物語だった。
どっかにいないかなあ、ポッポちゃん。

更にそういえば、鎌倉を舞台にした物語では『海街diary』ってのもあったなあ。

更に更に、そういえば、
昔、「北鎌倉」という歌を岡本正というひとが歌っていましたが、その2番の歌詞

♪♪長谷観音の前にある 小さな喫茶店♪♪

というのが気になっていました。
で、なかったです。小さな喫茶店。

-しらべましたら、昔あったんだそうです『邪宗門』という喫茶店-

さて、
長谷寺を出て向かうのは「大仏様」(高徳院)です。
道が狭く、人も車も多いので、のんびり歩いてはいられません。



居ましたねえ、イヤ、いらっしゃいました、大仏様。



なんというか、やっぱりいいお顔でいらっしゃる。
で、私としては、本日はこの角度がいいです。





当たり前といえば当たり前のことですが、ここは大仏様だけです。
もう、それで十分です。
しかし、ちょいとのどが渇きました。

売店で、梅サイダーとみたらし団子をいただき、一息つく。

続いていくのは、鎌倉文学館。

途中「甘縄神明神社」詣で、鎌倉文学館に。


静かなところです。
汗を鎮めながら、特別展「生誕150年 漱石からの手紙 漱石への手紙」を拝見。
昔の人は筆まめです。
今多くの人がやり取りしている「メール」とか「ライン」とかは、後世どのように評価されるのでしょうか?

手紙、特に著名人の手紙あるいは日記などは『誰かにみられる』ということを意識していたのだと思います。
そのあたりが、メールとかラインとは違うんだろうなあ。
といいながら、そのうちに「メール文学」とか「ライン文学」なんて出てくるのではないだろうか?

そんなことを考えながら外に出ると、これまたどこかで見た景色。
というか、文学館から外を見たときに「この景色みたことあるよなあ」とは思っていたのだが・・・



ドラマとか映画とかで使われているよなあ。
鎌倉文学館は旧前田別邸。絶対どこかでみた!




というわけで、鎌倉文学館から黙々と鎌倉駅、小町通り、いや「鳩サブレ」を求めて歩く。

小町通りで昼食。生しらす丼を食べたかったのだが、生が入らない、ということで釜揚げを。


昼食後、外に出ると真っ黒い雲、今にも雷が鳴りだしザーっと来そう。
鳩サブレを無事購入し、鎌倉駅へ。

鎌倉はまだまだ見たいところがあるので、また今度、大人の休日倶楽部パスを使って来よう!

鎌倉-東京と戻り、東北新幹線で自宅に帰、退職記念旅行は終了。
季節的に「快晴」というのはなかったものの、まあ、曇りも雨もそれなりの風情があって、それもよろし。(若干の負け惜しみを込めて)

いつもながら、旅というのは長いようで短く、短いようで長いものです。
退職の御礼をして、念願だった「馬籠、妻籠」「松本城」を訪れることができ、そのほかにもいろいろな発見があったりして、何よりも喧嘩することなく旅を終えられた。
多くの人に感謝。

ということで、とりあえず終了ではありますが、旅の途中で思ったことなどについては、また、何かの機会に語りたいと思っています。



コメント
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