落語家、というのも興味の対象である。
プロ、と呼べるのは・・・ということで考えると、私はこう思うのです。
「素人との差が大きいもの」
で、私的には「棋士(将棋さし)」「力士(相撲とり)」そして「落語家」
この本は、古今亭志ん生の娘で、金原亭馬生と古今亭志ん朝の姉である、美濃部美津子(さん)が、3人の「素顔と暮らし」を語ったものである。
この3人の噺を寄席できいたことはないけれど、テレビやラジオなどで聴いたことがある。
志ん生については、別の本でも読んだことがあるので、概ねの人生や「伝説」などは知っていたが、あとの二人については知らなかったが、噺を聞いた印象のとおりである。
馬生については、稽古熱心だったろうなあ、という印象があるが、実は3人ともに稽古熱心だったんだそうである。
やっぱり、落語家とはかげで努力しているのである。それを見せないのが落語家なのだなあ。
テレビに出ている「お笑い」の人たちも努力をしているのだろうか?
落語家は、落語が好きだという基礎的な部分に努力を重ね、そこに「味」を出すために「無茶」とか「キツイシャレ」を受け容れているのだとおもうのだが・・・
追伸
米原万里の「オリガ・モリソヴナの反語法」を読んでいる。
プロ、と呼べるのは・・・ということで考えると、私はこう思うのです。
「素人との差が大きいもの」
で、私的には「棋士(将棋さし)」「力士(相撲とり)」そして「落語家」
この本は、古今亭志ん生の娘で、金原亭馬生と古今亭志ん朝の姉である、美濃部美津子(さん)が、3人の「素顔と暮らし」を語ったものである。
この3人の噺を寄席できいたことはないけれど、テレビやラジオなどで聴いたことがある。
志ん生については、別の本でも読んだことがあるので、概ねの人生や「伝説」などは知っていたが、あとの二人については知らなかったが、噺を聞いた印象のとおりである。
馬生については、稽古熱心だったろうなあ、という印象があるが、実は3人ともに稽古熱心だったんだそうである。
やっぱり、落語家とはかげで努力しているのである。それを見せないのが落語家なのだなあ。
テレビに出ている「お笑い」の人たちも努力をしているのだろうか?
落語家は、落語が好きだという基礎的な部分に努力を重ね、そこに「味」を出すために「無茶」とか「キツイシャレ」を受け容れているのだとおもうのだが・・・
追伸
米原万里の「オリガ・モリソヴナの反語法」を読んでいる。
おもしろかった。時間軸の旅情サスペンス。
現在の登場人物がわかっているだけに、この人たちはどうなっていったんだろうかという視点で読めたし、一気でした。
そこで昼休み、近所の本屋に走って、3作手に入れました。3作とも、各社文庫の「た」の段に1冊ずつ置いていました。ちょっと嬉しくなりましたね。
4作連続になるか、何かをはさみながらになるかはわかりませんが、いいものを教えて頂きました。年齢からくる安定感がありますね、たぶん。
女性には押しの弱いキャラクターのようなので、「寅さん」のようになるみたいですが、金田一耕助のように、その場に居つつ、殺人を防げない名探偵にだけはならないことを祈りつつ、楽しみたいと思います。
とはいえ、先ずはひとあんしん。
私は、まだ二作目を読んでいませんが、やっと今日から読み始めることができます。
推理小説って読み始めるとやめられないし、連作というか、その次があるというか、マダ終わらない、というのは繋がりそうです。