先日、ご厚意で沖縄本島産のヒルギ胎生種を頂きました。
外観からして、この胎生種は恐らくオヒルギ(
Bruguiera gymnorhiza)とメヒルギ(
Kandelia obovata)のもの思われるのですが、このメヒルギとヤエヤマヒルギの胎生種は他の近似種と良く似ているので種の外観だけで結論付けるのは止めておきます。
で・・・・
そのヒルギの胎生種ですが砂や泥と一緒に水を張り、そこへ種を挿しておくと発芽や発芽と発根はします。
しかーし、その後の成長が維持できるかと言うと・・・・・ 枯れる。
でもって、この事例は何度も経験している。
だから、Cherryは考えた。
ヒルギの仲間って根の部分に常に酸素の供給がなければ根腐れを起こすのでは?と・・・
と言うことで、こんなもを作ってみました。
先ずは・・・
100均(ダイソー)で売られていた深型のタッパーがあったので黄色と赤の矢印部分に穴をあけ上部フィルターに使うウール敷いた上から漏斗を伏せて置きました。
もちろん漏斗の中にはエアーホースに繋いだエアストーンも仕込んでます。
で、その脇に粗目のサンゴ砂を敷き入れました。
※漏斗の1/3程度。
そこへ頂いた胎生種子を置き、同じ粗目のサンゴ砂で埋めるように固定しました。
もちろん漏斗の口の高さは超えてませんよ。
で、それを更に大きな深型のタッパーに入れて・・・・
水を張ったらエアーホースをポンプに繋いでプラグをコンセントに挿すと、漏斗の口からブクブクと泡が出る。
ん・・・
仕組みが分かるななぁ?
要するにエアストーンから排出された空気がサンゴ砂の中にある水を漏斗の口から排出する事で僅かな量ではありますが循環させているのです。
と言うで・・・
酸素を含んだ水が容器内を絶えず循環し根腐れ防いでくれるんじゃないなぁ?って。
ただ、これはCherryが憶測でトライした事ですから、この方法で成長が維持できるという保証は全くありません。
だから・・・
飽く迄も思考錯誤ですよ。
でも、これで上手く成長してくれればCherryとしては嬉しいんだな。