錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

沖縄・奄美が梅雨入り

2023年05月18日 | 雑記(ひまつぶし)

昨年は5月4日に異例の速さで梅雨入りをした沖縄ですが、今年は5月18日の今日、沖縄地方と奄美地方が梅雨入りしたと気象庁から発表された。
そうなると、ここ九州北部の梅雨入りも時間の問題。
そして梅雨本番を前にした今日の福岡県南部も前線の影響を受けてか天気は雨で、その雨は明日までも続くらしい…
これから迎える梅雨の季節は嫌いだなぁ
けど、この通過点を越えないと夏という季節がこないことを考えると、ある意味仕方がないのかもしれない。

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順調に産卵中

2023年05月18日 | 昆虫・植物
本題を語る前に、先ずは…
ご厚意で頂いたヒメタイコウチのチビ。


最初は釣りの餌である養殖されたサシ(ハエの幼虫≒ウジ)を食べましたが…
その後はサシのパワーに負けて押さえ込めない。
そこで抵抗を全くしない冷凍の赤虫を解凍して与えると、この時とばかりに両腕で抱え体液を吸っています。
そりゃそうですよ。
だって、この赤虫は既に死んでますもんね。
で、本題のとなるヒメタイコウチの成虫はというと…


暇さえあれば背部からメスを抱いて交尾しています。
しっかし、しょっちゅうやってて疲れないのかなぁ? 
まぁ、この画ではコケの色と同化していて分かり難いと思いますが、オスの下にはメスがいますよ。


で、成虫の餌はというと…
やっぱり釣りの餌に使うサシ ww
それを両腕で捕らえて “ 血ぃ、吸うだろかぁ…🦟 ” みたいな感じで口吻を突き刺して体液をチューチューと吸っています。


そんな中でエイリアンみたいな卵をコケっていうか泥なのか?
卵を突き刺すように少しずつ産みつけているのですが、辺りかまわずの交尾で卵が倒れたりコケに埋まりそうになるので回収してはオアシスへ移動。


その甲斐あって今では20卵の卵を得ています。
孵化率が良ければだけど…
これから5卵?
いや10卵でも追加できれば大成功かな。
だって成虫のサイスからしても総産卵数は極端に少ないですからね。

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ネット採集は?

2023年05月18日 | 昆虫・植物
今年はネットを片手に虫を採るなんてことを殆どやってない。
と、言うのも…
春一番のスギタニも手術と心不全からの体調不良でパスをして、それと時を同じにするムカシトンボも採集に行けなかった。
そんな事もあって静養を兼ねて沖縄県の端まで出かけたのですが、こちらも手に持つのは撮影のためのカメラだけでネットの出番は皆無に近かった。


けど採ってんじゃん。
ん、確かに採ってますYO!
でも、それは強制採卵のためのメス限定で、数だって一種につき1~2匹のみ。
だから…
島での大半は追っかけ採集ではなくハサミによるチョッキン採集ですよ。
卵や幼虫の採集って追っかけなくて済みますからね…ww
そんなこんなで、大半はアジトで過ごしてただけ。
その結果!
今、手っ取り早く展翅できるのは羽化したウスキシロとかオオシロモンだけなんですよね。
しかーし!


そんな南の島に滞在中、自宅へ一つのお届け物が…
それを今頃に確認しているという訳なのですが、中には大量のミヤマカラスやオオイチなどが納まってましたよ。
これからの暑い時期は心臓にも負担がかかるのでネットでの採集は難しい。
ましてや間もなく梅雨の時期。
そんな時だけに大切に開かせて頂きますね。
この場を借りて…
ありがとうございました。

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紫燕が帝に化けた

2023年05月18日 | 昆虫・植物
いやぁ、昨日は夜遊び過ぎての朝帰り。
まぁ、24時間入れる温泉があるからこその事ですが…
そんなこんなで日が昇ってから布団に潜り込み、その深い眠りから目覚めたのはお昼過ぎ…
だから急いで身支度を済ませて行動を開始したのは午後の3時過ぎなんだなぁ。
大河ドラマの『どうする家康』じゃないけど『どうするジジイ』って感じww
ならば!

ムラサキツバメ(紫燕)の幼虫でもチョッキン採集をしましょうかと出かけたものの、マテバシイの葉っぱには何一つ付いていない。
何でじゃ〰〰っ!
どうしててじゃ〰〰っ!

そりゃぁ、お前さんが南の島で遊んでたからじゃろ!
はい、OUT!

しっかし、ここまで来てどうするよぉ?
帰る?
いやいや、それだけは避けたい。
ん…
ん…
ん…
あっ!
そう言えば近くにオガタマノキがあったよなぁ…
そんなこんなでムラキツバメのチョッキン採集がミカドアゲハのチョッキン採集に急遽変更。


そして葉っぱに残る食痕を頼りに探すこと1分…

1分かよっ!

ミカドの幼虫 👀 みーーーっけた!
で、幼虫がいるってことが分かれば勝機は、こららのものですよぉ。
後は、採って採って採りまくり、オガタマノキの害虫退治。
しかーし!


オガタマノキに幼虫は付いててもタイザンボクに幼虫は付いてない… なんで?
もしかしてタイザンボクが嫌いになったとか?
いやいや、それは違うな。
でもぉ、オガタマノキとタイザンボクが並ぶようにあっても何故にタイザンボクには産んでないんだろう?
帝にとって今年のタイザンボクは御気に召されなかったってことかな?
そう言えば我が家のタイザンボクにも今年は産卵してなかったような…
まぁ、意味は全く違うけど“蓼食う虫も好き好き”なんて言いますからね。

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