先週の16日から滞在している鹿児島県の沖永良部島ですが・・・・
天気にも恵まれているというのに虫の姿を見かけない。
な・・・ なんでぇ?
そう言えば一昨年だったか大山植物園の西側斜面を広範囲にわたって伐採してたのが影響したのかなぁ?
でもぉ、その伐採によってコノハが減るのは分かるけど何ゆえにツマベニチョウまでも減ってるの?
おまけにナガサキアゲハやシロオビだけでなくジャコウアゲハとかツマムラサキマダラまでもが極端に少ない。
あっ、そうそう・・・
何時もはトラップに集る迷惑なルリタテハすら見かけない。
ん・・・・
いったい、どうしたのかなぁ?
ならば『お宿はどうなってんの?』と山のギョボクを見て回ると、産卵する成虫の姿どころか柔らかな葉っぱに見られるはずの卵もない。
が!
この画像の中に異様なシルエット。
解かるかなぁ?
ほらぁ・・・
真ん中あたりの・・・・ ねぇ。
そして、この枝を引き下ろして葉っぱの上を見ると・・・・
はい、シルエットの正体はツマベニチョウの終齢幼虫でしたぁ!
何時もであれば、こんな大きな終齢幼虫は寄生されているかも知れないので採幼することなく直ぐにパスするんだけど、これだけ成虫が少なかったら採っちゃいますよね。
ただ、こんな終齢幼虫がいれば例のヤツもあるはず。
と、言うことでギョボクの葉を下から見上げて探すと・・・・
ツマベニチョウの蛹をみーーーっけ!
でもぉ・・・
結果は2頭の終齢幼虫と蛹が一個だけ。
やっぱ何時もに比べると極端に少ないっすね・・・
いったい何が原因で、こうなったのかなぁ?