錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

リュウキュウガシワの花

2021年10月30日 | 昆虫・植物
石垣島から帰った当日の夜、島から持ち帰った食草などの挿し穂を少しでも暖かい温室に置いておこうと中へ入ると全く覚えのない香りが温室中に漂っているではないですかぁ。
それも何となくシナモンにも似た香り。
でも、そんな花が咲く植物なんて植えた覚えがないし、その香りは昼間になると更に強烈なものとなった。
ん?
ん~・・・
何だろう?
そこで日中に温室の窓を全て解放し、その匂いを辿るように探すと・・・・


みーっけ!
で、その正体は一昨年秋に挿し穂を使って発根させたリュウキュウガシワが開花していたのです。
へぇ~、しっかし閉鎖的な空間とは言えリュウキュウガシワの花って強烈な匂いを放つんですね。
それもシナモンみたいな・・・・


ならば、その花を撮影しようとマクロレンズを介してファインダーを覗くと、何やら水滴のようなものが垂れている。
これって何だぁ?
そこで指先で触れてみると糸を引くように粘る。
もしかして蜜?
ならば、ちょいと試しにナメてみよう。
すると・・・・
甘~~〰〰〰い‼
まるで水飴。
しかしてスジグロカバマダラって、こんなモノを吸ってんの?
だとすると、スジカバのメスは卵管に卵を詰まらせることってないなぁ・・・・ 要らぬお世話だけど


しっかし数本の挿し穂を使って19年の9月に発根させて、ちょうど2年目にして花が開花。
所詮、チョウの餌(食草)だと軽くみてたものですから、今日は目から鱗的なことを知らされました。
ただ、このリュウキュウガシワの蜜をナメた後で思ったのですが・・・・
この蜜に強毒のアルカロイドは含まれてなかったのかなぁ?って

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