錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

お腹の仕上げ

2016年02月22日 | 昆虫・植物
先日、ヒレオオナガヤママユを展翅しようと三角紙を開いて見ると、その腹部から油が滲み出ていたので不織布に包んでアセトンに漬け込んでいたのですが、メインの展翅も終わったことか腹部を仕上げに手をつけようかなぁ・・・ って事で、今日は早速、漬けていたアセトンから腹部を取り出して例のエアーでシューってやっちゃいました。
どうですか?
フカフカに仕上がってるでしょ?。

後は、添付したデーターと合わせて展翅を済ませたオオナガヤママユの胸部に接着剤でくっ付けるだけ。

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今週のご飯(餌)はコレ!

2016年02月22日 | 魚(海・淡水)
はい!2匹のオオウナギ(1511と1512)へ与える今週のエサはコレ。
そう、見ての通り豚肉。
先週はアジの切り身で、その前はバナメイエビ。
そして、今週は豚肉です。
いろんな餌を頻繁に変えながら、慣れてきたところで養鰻用の飼料を投入してみるんです。
で・・・
その養鰻用飼料を食べなかったら、また同じように他の餌を与えなながら、また与えてみる。
まぁ、そんな事を何度か繰り返していると、観念したのか?或は間違えてなのかは分からないんだけど、そのうちにパクッ!と養鰻用の飼料を食べちゃうんですぅ。

とは言え、この豚肉は牛肉と違って油やスジがある。
だから、それらを削ぎ落として赤身だけなしたら切り身と同じ大きさに切り分けて与えるんです。
そのうちに牛のハツ(心臓)や鶏のササミとかも候補には入れてるんだけど、とりあえず今は、エビ→魚の切り身→肉をメインに繰り返しながら与えようと思っています。

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ヒレオの展翅

2016年02月21日 | 昆虫・植物
はい!今夜は先日から仕込んでいたインドネシア産のヒレオオナガヤママユの展翅をしちゃいましたぁ。
って、言うか・・・
遅すぎなんじゃねぇ?
なーんて思われるかもしれませんが、この手の蛾ってヘタに軟化展翅をしちゃうと体毛がベチャベチャになった上に小汚く変色しちゃいますから急がず慌てず、慎重の上にも慎重を重ねないと・・・

で、やっぱり触角もキッチリと・・・
後になって「蛾の触角はチョウと違って整えにくい」とか「軟化展翅なんだから仕方がない」なんて言う言い訳はしたくないですからね。

そんでもって、このヒレオオナガヤママユはマダガスカルオナガヤママユに比べると、やや小さい種類とは言え、それでも大型の蛾であることには間違いない。
だから、展翅するにもトリバネクラスの展翅板が必要な上に、一頭を展翅するのに一枚の展翅板が必要になりますから乾燥させるにしても無駄に場所をとっちゃうですよねぇ。



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カスミサンショウウオの産卵

2016年02月21日 | 両生・爬虫類
福岡県南部における先週の最低気温はというと、16日と18日の2日間が0℃を下回っただけで後は概ねプラスの気温。
そして昨日の最低気温なんて7℃と非常に暖かい朝を迎えてました。
また、このところの降水量は13日に50.5mmで先週の17日に1mm。
そして昨日の20日に25mmが記録されています。
ん・・・
この条件だとカスミサンショウウオの産卵が始まってんじゃねぇの?
って事で、今朝は、そのカスミサンショウウオの産卵状況を確認しに行ってきました。
すると、さっそく一匹の成体がお出迎え・・・
こいつはオスのようなので、これから産卵に下りてくるメスを待ってるんでしょうね。

そして、水の中に卵嚢を発見。
分かるかなぁ?
ほらぁ・・・ 画像の中央付近に大きめのカエルの卵みたいなゴニョゴニョってしたヤツがあるでしょ。
で、その卵嚢の中にある卵を状態を確認してみると、先週末から昨日にかけて産卵されたもののようです。
ただ、今朝に確認できた卵嚢の数から推測すると、これから3月上旬かけて少しは追加産卵されるものと考えています。

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疲れは後からやって来る

2016年02月21日 | 放浪雑記
先週、17日朝に福岡県から鹿児島の佐多岬を目指し、己の体も考えず、その翌日の早朝に自宅へ帰るという馬鹿をやらかした。
で、当日と、その翌日までは良かった・・・
けれど、昨日になって疲れがドッと出た。
ベットから起き上がろうとすると、うっ・・・
うぅ・・・
かっ!体が・・・ 動かない
体の、あちらこちらで痛みが走る。
いやぁ・・・
年を取ると、その疲れは2~3日後から出るなんて言いますけど、これはマジな話しなんですよ。
だから、昨日の昼に降った豪雨的な雨すら全く気づかないくらいの寝たきり老人になっていた。(笑
でも、そう寝てばかりもいられないので明け方になってゴソゴソと家から這い出したって分けなのすが、夜が明けきれない西の空には大きな月が浮かんでました。

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展翅の前の油抜き

2016年02月20日 | 昆虫・植物
久々に大型蛾の展翅をやってみようと仕込みをやっちゃったんだけど、その三角紙を開いてみると腹部から油が出てコピー用紙で折られたと思われる三角紙へ滲み込んじゃってました。
いやぁ・・・
このまま仕込みって言うか湿潤しちゃって安易に展翅板に乗せちゃうと確実に油まみれの標本を作ってしまいますよね。
だから・・・
その腹部を一旦外して昨日から油抜きの処理をやっちゃってたんですぅ。
で、今回は3頭分の腹部を処理液であるアセトンに漬け込んだのですが、最初は無色透明な液体だったのが丸一日が経過した今日見ると見事なまでに溶出した油で黄色く染まっちゃってます。
※腹部の取り違えを防ぐために不繊布に包んで鉛筆で必要なデータを添付しています。
腹部と同様に湿潤も今日で丸一日が経過しましたので、そろそろタイミングを見計らって展翅板に乗っけちゃいますよぉ。

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昆虫標本のコンポジット

2016年02月19日 | 昆虫・植物
上にUPした画像は日本では長崎県の対馬市にしか生息しないというチョウセンケナガニイニイ。
要するに、あの小さなセミの仲間です。
ところが、こいつには、そこいらのニイニイゼミとは違って長い毛が生えているという、ちょいと違ったセミなのです。
でもぉ・・・
それを伝えたくてもセミ自体が小さい上にバックの色か白かったりすると、その毛が見えづらい。
そこで後ろを黒くして撮影を試みるもマクロレンズを使って撮影しようとすると被写界深度が極端に浅くなって何処かにポケが出てしまいます。
もちろん最近では、それを補正してくれる深度合成モードが搭載されたコンテジなんかも発売されているので、これらを購入すると簡単に深度合成写真が撮れるって分けなのですが、そんなにカメラばかりあってもねぇ・・・
おまけに購入となればお金が掛っちゃうしね。
ただ、この深度合成写真の原理ってピントをズラシた複数画像のコンポジットをカメラがやってくれるだけなので、ちょうと手間はかかりますがピントをズラして撮影した複数枚の画像を処理ソフトでコンポジットすれば良いんじゃね?
なーんて思っちゃった分けなんですよ。

そこで、この画像をどうぞ・・・
右は羽付近にピントを合わせて撮影し、左は背部にピントを合わせて撮影してみました。
まぁ、容量の問題で画像を、ここまで圧縮しちゃうと正直言って目クソ鼻クソみたいで何となくって感じですけどね。

で・・・
その二枚の画像を画像処理ソフトでコンポジットしたのが、この画像
今夏は試しに2枚の画像合成でしたが、これが4枚とかだったら、もっとシャープな画になってくれたかもしれません。
だから・・・
とりあえず深度合成写真を撮ってみたいと考えられた方は直ぐに高額なカメラに手を出す前にネットに転がっている無料の画像処理ソフトをダウンロードして一度、試されてみては如何でしょうか?

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予定変更

2016年02月19日 | 放浪雑記
まだ夜も明けきらない九州縦貫道を走りながら、ちょいとチェリー坊は考えた・・・
このペースだと、余りにも早く家自宅に着いてしまう。
ならば、途中下して温泉にでも入ってく?
って事で、熊本の植木ICで下車し国道3号線を山鹿市へと向かって走る。

そして、朝の5時に熊本の山鹿温泉に到着し、これまでの疲れを・・・・ って思ったら。
うっ!
ここに来てマジかぁ・・・
そう、風呂に入る直前にギックリ腰ですよぉ。
まぁ、お風呂で温めたら少しは良くなったけど、それでも痛いものは、やっぱり痛い。

おまけに熊本と福岡の県境付近の外気温は-3℃。
ここで冷やしちゃったら、また痛み出すだろうなぁ・・・
いやぁ・・・、やっぱり年には敵いませんね。
でも、年だ何だって言う割には十分すぎるくらい動いてますけどね

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帰って寝るか?

2016年02月19日 | 放浪雑記
H-2Aの打ち上げにも無事立ち会えたし、水温も測った・・・
後は桜島だけ。
しかーし、その桜島は全く噴かずに煙だけが・・・
どうするよ?
当初の予定では3泊4日を考えてたんだけど、今の桜島は期待できそうにも無い。
ならば、早い時間に帰りますか?
なーんて事を言っても、既に朝の2時なんですけどね
でも、結果としては予定通り東九州道の隼人東ICから九州縦貫を使って帰る事に決定しました。

そして、無事に鹿児島から宮崎を通過し熊本県へと入ると八代市と球磨郡山江村の境を貫通する総延長6,340mの肥後トンネルに差しかかる。
トンネルに入り340mの地点に6kmの表示がトンネルの側面に記されている。


続いて5km


4km

3km


2km


1km・・・ まもなくトンネル出口。
そして、あと100kmmも走れば福岡県です。

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山が噴かないので、水温を測りに行ってきました

2016年02月19日 | 放浪雑記
一昨日の17日にH-2Aの打ち上げを見ようと一路、南へと直走り、そのシーンに立ち会う事が出来ました。
が!が、ですよ・・・
その帰りに桜島へと入り撮影を試みたものの、これが噴煙は上げるものの赤いものは出ず「鳴かず飛ばず」って言うか「噴かず飛ばず」の状態が続いたので12時近くに撤収。

で、他にやることねぇか?って考えて、この時間にできる事と言えば・・・
あっ!
昨年、“たぎり”と思しきものが発生していた場所で先週に海面で泳ぐフグを撮影したところ、その海水に揺らぎが見られたことから海水温のチェックを思い出しました。
そこで、急ぎ現地へと移動し水温計を投入。

10分ほど水温計を変色域に沈めて引き上げてみると、その温度は17℃。
ん?
17℃って事は鹿児島水族館が公表している錦江湾における現在の海水温と何ら変わんないじゃん。
って事は、あの揺らぎは海水と真水の混ざりで起きる揺らぎだったのかもしれない。
ただ、昨年のようにブクブクと泡が出だしたら水温が上がるのかもしれないけれど、とにかく今はタダの水って感じでしょうかね?

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