上にUPした画像は日本では長崎県の対馬市にしか生息しないというチョウセンケナガニイニイ。
要するに、あの小さなセミの仲間です。
ところが、こいつには、そこいらのニイニイゼミとは違って長い毛が生えているという、ちょいと違ったセミなのです。
でもぉ・・・
それを伝えたくてもセミ自体が小さい上にバックの色か白かったりすると、その毛が見えづらい。
そこで後ろを黒くして撮影を試みるもマクロレンズを使って撮影しようとすると被写界深度が極端に浅くなって何処かにポケが出てしまいます。
もちろん最近では、それを補正してくれる深度合成モードが搭載されたコンテジなんかも発売されているので、これらを購入すると簡単に深度合成写真が撮れるって分けなのですが、そんなにカメラばかりあってもねぇ・・・
おまけに購入となればお金が掛っちゃうしね。
ただ、この深度合成写真の原理ってピントをズラシた複数画像のコンポジットをカメラがやってくれるだけなので、ちょうと手間はかかりますがピントをズラして撮影した複数枚の画像を処理ソフトでコンポジットすれば良いんじゃね?
なーんて思っちゃった分けなんですよ。
そこで、この画像をどうぞ・・・
右は羽付近にピントを合わせて撮影し、左は背部にピントを合わせて撮影してみました。
まぁ、容量の問題で画像を、ここまで圧縮しちゃうと正直言って目クソ鼻クソみたいで何となくって感じですけどね。
で・・・
その二枚の画像を画像処理ソフトでコンポジットしたのが、この画像
。
今夏は試しに2枚の画像合成でしたが、これが4枚とかだったら、もっとシャープな画になってくれたかもしれません。
だから・・・
とりあえず深度合成写真を撮ってみたいと考えられた方は直ぐに高額なカメラに手を出す前にネットに転がっている無料の画像処理ソフトをダウンロードして一度、試されてみては如何でしょうか?