錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

その後のサイカブト(タイワンカブト)

2020年01月28日 | 昆虫・植物

👆これ、覚えていますか?
昨年の暮れ・・・ それも後数日で新年を迎えるという時に施設の街灯に飛んできていたサイカブトことタイワンカブトムシ。
しかーし、このサイカブトは本を正せば外来種であって生息地ではヤシやサトウキビなどの害虫でもある。
だから、これらを飼育にあたっては十分な注意が要求されルンですよね。
と、言うことで・・・・


可愛そうだけど特定外来生物に指定されているマダラサソリと同様に “ 死んで貰います!” ってね。
あは 
そう言えば、こんなタイトルの映画が随分と昔にありましたね。
確か・・・ 昭和残侠伝とか言うやつだったかと?
まぁ、そんな話は何処か遠くに置いといて・・・・
現在はカット綿の上で展足されて標本として乾燥中。

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やっと 終わったぁ!

2020年01月27日 | 昆虫・植物

昨年は梅雨明け早々に“らっきょう島”へと飛んでコノハチョウを採ったものの、その頃に手を付けていた飼育に追われて島で得たコノハチョウなどは全て冷蔵庫の奥で眠ってた。
だから・・・
一応の飼育を終えた今、そのコノハチョウなどの展翅を始めたのでした。
しかーし、最後の方になると翅に欠損があるモノたけが残るわけで・・・・
それらを修理しながら展翅してたら、結果として展翅を終えたのが今になっちゃった。
ちなみに、展翅テープに黄色いシールを貼ったところが修理をしたところ。

と、言う事で・・・

コノハの展翅が、やっと終わったぁ!
で、次は“らっきょう島”のルリタテハやアオタテハモドキなどの展翅に手を付ける予定なのですが、昨年の秋に石垣島で得たモノの展翅は何時になるのかなぁ?
いや、その前に飼育したモノは?
ん・・・・
この際だから、都合の悪いことは全て忘れよう!

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啓蟄でもないのに雷が・・・

2020年01月27日 | 雑記(ひまつぶし)

現在、福岡県には暴風と雷、そして波浪などの警報やら注意報が発表されています。
だから・・・・
ここ福岡南部も北寄りの強い風に合わせて大粒の雨が降り、この雨や風に加えて雷がピカ ピカ ゴロ ゴロと鳴り響いています。
いやぁ・・・
生きものの活動を促すという啓蟄は随分と先だというのに・・・ もう、雷ですかぁ?
と、言うか・・・
外では既に白い梅の花やカラシナが花を咲かせているもんなぁ。
まぁ、それらを考えると、今年は季節が一ヶ月ほど先を行っているように感じてしまう。
もう冬の厳しい寒さなんて要らないから、このまま暖かくなっとくれぇ~

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ウンカリーナの花が咲いた

2020年01月27日 | 昆虫・植物

この黄色い花だけど・・・・ アサガオじゃないですよ。
で、これについては以前にもUPしたことがありましたが、名をウンカリーナ・ルーズリアナ(Uncarinau roeoesliana)と言います。
そして、こいつの葉っぱを水に浸けて揉むと泡っていうか粘液みたいなやつが出てくるので自生地ではシャンプーの代わりに使っているらしくて、そのことから別名をシャンプーの木って呼んでいるらしいんですよね。
ただ、このウンカリーナは初夏の頃から咲く花のはずなのに、こんな寒い季節に咲くってかっ!
まぁ、その場所が暖かい温室の中ってこともあるんだろうけど、少しばかり開花が早過ぎじゃないですかねぇ?
でも、先週は日中の最高気温が20℃を記録したりしてたので温室の中は夏と変わんない温度だったのかもしれない。
と、言うか・・・・
今年の冬は、それだけ暖かいんでしょうね。

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暖かさが故の恩恵に与る

2020年01月26日 | 昆虫・植物

先週の福岡南部は1月と思えない程の暖かさが続きました。
と、言うのも・・・
先週の23日なんて20.5℃の最高気温を記録しましたからねぇ。
で、そんな暖かさからなのか店頭に並ぶ野菜が今年は安い。
と言うことで・・・・
当然のようにイチゴも安い。
まぁ、この低価格は消費者にとっては良いことなのですが、一方の生産者にとってはキツイ暖かさ。
でも、こんな時だからこそイチゴを思いっきり食べられる。
だからじゃないけど、大きなヤツから頂きまーーーーす。

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販売目的の捕獲が禁止されるんだって

2020年01月26日 | 昆虫・植物

タガメが来月2月10日付で種の保存法にもとづく「国内希少野生動植物種」の特定第2種に指定されることになった・・・ らしい。
まぁ、Cherryから言わせてもらえば何時かは指定されると思っていましたけどね。
とは言え・・・
今回の指定は飽くまでも2種なので、Cherryとしては取り立てて語るつもりはない。
ただ、タガメに限らずMoneyにつられて捕獲に走り過ぎちゃったように感じるのはCherryだけだろうか?
おまけに、その捕獲場所は田圃や水路だろうから、捕獲っていうか採集で畔を踏み荒らされた挙句に売買されて稼がれている事が分かれば地権者は怒るわなぁ。
“濡れ手で粟”みたいな感じでネット上では直ぐに買い手が見つかるものの、その一方では監視されてるって事ですよ。
何事も程々・・・・
でもって、それでも数が欲しくなったら飼育して増やしましょう。

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今月中は、ずーーーっと雨

2020年01月25日 | 昆虫・植物

福岡県筑後地方に出されている予報では、今月いっぱい雨が降るらしい。
だから、今日の空も厚い雲に覆われて何となく暗い。
で、そんな事を言ってたら早々に雨が降りだした。
はぁ~・・・
こんな天気が今月いっぱい続くなんて、どうするよぉ!


そうだ!
こんな時はオオムラサキの幼虫を採り?に行こう。
でも、何処へ行く・・・


よし!
濡れるのも嫌だから旧友である虫屋のところへ採集に行こう。
と、言うことで・・・
お爺さんは“きびだんご”を手に隣町までオオムラサキの幼虫を徴収に出かけました。👈お前は桃太郎かっ!
だって・・・
これは昨年の暮れから先延ばしにしていた年貢の取り立てだかららイイんですぅ。
そして、雨が降る中でオオムラサキの幼虫をGET!
いやぁ・・・ 
ちょろいもんですよ。
What?
お前は桃太郎じゃなくて、悪者の鬼だって?
あはははは
何とでも言っとくれ!
そして・・・


その雨は今でも降り続いている。
いやぁ・・・
こんな雨が今月いっぱいも降り続くなんてマジで気持ちが滅入ってしまう。

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翅の欠損と修理 Part 2

2020年01月24日 | 昆虫・植物
はーい こんにちは。
大変お待たせをしましたが、翅の欠損と修理 の Part 2 をUPしてみました。
尚、本件に関しては前記事を合わせてご覧いただければ幸いです。
それでは、どうぞー


先ずは欠損した前翅先端から取りかかりましょう。
欠損したコノハチョウの翅の裏側にプライマーを浸透させるのですが、これは市販の接着材を有機溶剤で薄めたCherryオリジナルのプライマーです。
ただ接着材の商品名や溶剤の希釈率については・・・ ごめんなさい、秘密です。
どうしても知りたい人はCherryに直接聞いて。


そして次は修理するための部分を展翅に使えないような個体や破損してしまった標本などから切り取ってきます。
画像では塗布したプライマーで変色したように見えますが、完全に乾燥すると元の色へと戻ります。


そして欠損部分を補う翅の“のりしろ”部分にもプライマーを塗布。
何となくテカっているので分かるかと思います。
で、このプライマーは翅膜と鱗粉を固着させるだけでなく、この後に使う接着材のハジキを抑えて接着力を上げるために使っています。


後は翅の先端を展翅針で浮かせ、そこへ酢酸ビニル樹脂系の接着材を“のりしろ”部分に薄く塗ったパーツを差し込んで接着。
ただ、この時に接着材が多いと圧着した時に外へ押しだされるので、使用する接着材は少なめにし場合によっては切ったティッシュを敷いておくのも一つの方法かと・・・
そうやって修理を終えたものが上にUPした画像です。
欠損した際にできたと思われる5mmほどの引掻きキズが残っていますが、そこはご愛敬って事でお願いしますね。


で、次は後翅の修理。
前翅の時と同様に補修る部分の翅を展翅針で浮かせ“のりしろ”部分に接着材を薄く塗ったパーツを差し込んで圧着。


そうやって仕上がったものが、👆これ。
そして、ここでの注意点は余分な接着材がハミ出して翅と展翅板が接着されていないか確認が必要です。
で、この後は通常の展翅作業を行い修理部分を固定したら全ての作業は終わりです。


先にも言ってましたが前翅先端が欠損した際にできたと思われる5mmほどの引掻きキズが気になるところではありますが、そこそこイケた修理ができたと思うのですが・・・ どうですかねぇ?
そして、これにて2回に分けてUPした『翅の欠損と修理 Part 2』の記事を終えたいと思います。

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とうとう 咲いちゃった

2020年01月24日 | 昆虫・植物
福岡県南部の筑後地方は停滞している前線に向って南からの暖かい空気が流れ込んで暖かい。
それが証拠に現在の気温は13.5℃で、今日の最高気温は17℃まで上がると予想されている。
と言うか、昨日の最高気温は20.5℃でしたからねぇ。


だから・・・・
とうとう梅の花が咲いちゃいましたよ。
それも風の当たらない比較的に暖かい場所では8分咲きなんてところまである。
で、今日も雨に濡れながら白い花を誇らしげに咲かせています。
しっかし、こんな1月の半ばに20.5℃ですかぁ・・・・
この先、大丈夫なのかなぁ?

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翅の欠損と修理

2020年01月24日 | 昆虫・植物

チョウの標本で最も厄介なのが翅の欠損。
ネットして取り込むまでは気付かないけれど、いざ展翅をしようとすると欠損があることが発覚。
例えば上にUPしたコノハチョウの左前翅の先端の欠損。


そして、こちらは同じ個体に見られる右後翅の尾突欠損。
いやぁ・・・
こんな欠損はマジで展翅意欲が失せるんですよねぇ。
でも、命を頂いた以上は簡単にポイなんて事もできないので、こんな時は欠損部分を補うしか方法がない。
要するに修理ってやつですね。
そこで、このコノハチョウを展翅するにあたって、Cherryが行っている修理の一例を参考までにUPしてみました。

つづく・・・・

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