錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

今朝のお出かけは… 無理!

2024年01月24日 | 昆虫・植物
ここ福岡県南部は昨日に続き強烈寒波の影響で今朝も冷え込んでいます。
こんにちは彷徨い歩く爺さんです。
さて、そんな寒い朝だからこそ何時もの温泉へ向かおうと外へと出てみると…


はい、我が愛車は真っ白!
そりゃそうだ…
たって、ここ福岡県には雪への警報が出された上に午前2時に記録された最低気温は-1.5℃なんだもん。
だから、そんな中で熊本の温泉まで行くぅ?
ん…
考えなくても無理でしょ!


と、言うことで…
24時間年中暖かい飼育棟に籠った。
温室は外気温の影響を多少は受けるけど、この飼育棟は断熱材のおかげで28℃をキープ。
こんな寒い日に飼育棟に飛び込んだら、お家に帰りたくないよぉ~!ってね。
だ・か・ら…


そんな暖かい飼育棟でヤマトサビクワガタの掘り出しをすることに…
すると!
1匹…
2匹…
3匹…
それから飛んで全部で23匹。


そして今回は数だけでなく雌雄にも偏りなく確保できたので累代の希望も持てました。
しっかし外は雪が舞う中での昆虫採集。
先のルリモンジャノメの羽化もそうだけど、我が家って季節感ってものが無いですよね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強烈寒波襲来

2024年01月23日 | 昆虫・植物
ここ福岡南部は強烈寒波の襲来で冷蔵庫の中状態。
おまけに外では雪が舞っちゃってるし…
そんなこんなで朝の10時に、やっと2℃を超えました。
((((;゚Д゚)))) マジで寒ぶい…
まぁ、そんな寒い朝なので『今日は蝶々は飛ばないな!』なーんて思っていたら…


飛んでました。
それも2匹のルリモンジャノメがヒラヒラと…
そりゃそうだ!


外では雪が舞おうとも温室の中は27℃と別世界ですからね。
しっかし、今日の寒さは兎も角も明日の気温は更に下がるらしい…😱


良く果報は寝て待て!なんて言いますが…
我が家の温室では一晩寝れば、また別のチョウが舞っている。
と、言うか……
どれだけの蛹があるんだろう?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眠りの浅い徘徊カメ🐢

2024年01月22日 | 両生・爬虫類

昨日(1月21日)の福岡南部は前夜からの雨が残り、午前中は曇りって風も冷たかった。
が!
お昼を前にした頃から陽射しが戻り、その空には青い空に月が浮かんでました。
しっかし、寒い寒いと良いながらも今期の冬は暖かい。


そんな暖冬が影響してか?
昨年の暮れから越冬しない徘徊熊の出没が報道されていましたが、我が家のキボシイシガメも1月だというのに越冬から目覚めて徘徊してました。
そうなると徘徊による体力の消耗。
セマルは土に潜り、カブトニオイは安定した眠りに就いているんだけど…
今期のキボシイシガメは、こんな調子で大丈夫なのかなぁ?
と、言うことで…
もう暫く様子を見て、それでも徘徊が続くようなら今期の繁殖は諦めて室内での飼育に切り替えます。
いやぁ…
寒さ厳しい厳冬も何かと面倒ですが、今年のような暖冬も厄介ですね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妖怪 ケサランパサラン

2024年01月21日 | 昆虫・植物

白い毛玉のような物体で空中を浮遊するケサランパサラン。
窒息せぬよう穴の開いた桐箱に入れ白粉を与えると飼育できる妖怪の類と云われ、見つけた者を幸運にするという言伝えがある…… らしい。
が!
その正体を推測すると多々あり、例えば動物由来のモノであれば小動物を食べた際に未消化で排泄された毛玉や吐き戻されたペリット(毛玉)とも云われ、植物由来であればアザミの綿毛(冠毛)やオキナグサとかブタナなど例を挙げると限がない。
では👆この正体は何なのよ!


はいはい、虫屋さん…
いや蝶屋さんなら良くご存じかと思いますが、こいつはガガイモの種についた綿毛。
だから、タンポポと同様に綿毛の下には種が付いているんだけど、この種が外れると…
妖怪ケサランパサランに姿を変える。
あっ!そうそう…
これはガガイモだけに限らず同じキョウチクトウ科(旧ガガイモ科)のキジョラン・カモメヅル・トウワタなどの種も同様に羽毛状の羽が備わっている。
でもぉ…
ここはサンタさんと同様に夢を壊すことなく、このケサランパサランは正体不明の妖怪として昔からの言伝えの通りに見つけた者を幸運にしてほしいものですね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムカシトンボ

2024年01月21日 | 昆虫・植物

この虫はトンボの幼虫であるヤゴ。
して、そのトンボの正体は生きた化石とも云われる我が国固有のムカシトンボ(Epiophlebia superstes)
そして、このムカシトンボの幼虫であるヤゴの期間が5年とも7年とも云われ、この幼虫期の長さは氷河期からの隔離遺存が関わっているのかも…
そんな幼虫期の長いムカシトンボの幼虫(ヤゴ)を2匹飼っているのですが、その体長は2㎝ほどあるにも関わらず羽化の兆候(上陸)は今に至っても見られない。
と、言うことは…
羽化は来年の春ですかぁ?😱
流石に氷河期からの遺存種だけあって一筋縄ではいきませんね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと終わりました😌

2024年01月20日 | 魚(海・淡水)
昨年の晦日を迎えた12月12日た大きなオオウナギ(Ta/N-T)が37日目にした1月18日に15cmほどの大姉金(和金魚)の2匹を食たべたことは既に報告済みですが、真冬の川へと出かけるにも心が躊躇ってしまい面倒になった爺さんは業者へと発注をかけたという次第。
と、言うことで…


その餌が今朝早くに届きましたよ。
しかーし!
そのサイズは食べた15cmの大姉よりも二回りも大きな20cm近いモノばかり…😱
もしもーし!
これって大和金というよりも特大の和金ですよぉ。
そんなこんなで酸素パッキンされた水の温度と水質を合わせ…
事の序にオオウナギ(Ta/N-T)が入った水も替えまていたら、何時しか時は日付が変わる時間。
ただねぇ、このTa/N-Tと一緒に写すと入れた特大和金が姉金サイズに見えてくるのは、この爺さんだけだろうか?
でもぉ、そんな話は置いといて…
これにて活餌の投入と水替えが、やっと終わりました。😌

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の天気は… ☂雨

2024年01月19日 | 昆虫・植物
1月19日の福岡県南部は… 
そして、この雨は週明けの21日まで続くらしい。
しかーし、前線に向かって流れ込む風でか、ここ数日の最低気温は2桁を維持しています。


いやぁ…
これからの季節は『一雨ごとに暖かくなる』とか言いますが、その雨と温かさに促され庭の桜(寒緋桜)の蕾も随分と膨らんできました。
これからは日を追うごとに暖かさが増して、この寒緋桜に続くようにマンサクやユキヤナギの花が咲き始ると季節は一気に春本番を迎えて日差しの下では白きチョウが舞う。

春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに…

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオウナギ(Ta/N-T)が37日目にして食った

2024年01月18日 | オオウナギに関する備忘録

昨年の12月12日に受け入れた体長1.5mはあろうかという大きなウナギ(オオウナギ)
そして、その日を境にフィールドで育った百戦錬磨のオオウナギと爺さんの根競べが始まったという訳。
で、それから37日が過ぎた今日、混泳させていた15cmほどの大姉金(和金魚)を2匹食べてました。
いやぁ…
このサイズにまで育ったオオウナギだけに、当初は長丁場を想定していたのですが思いのほか早かった。
と、言うことで…
これにて痩せ細ったり餓死する心配はなくなりました。
が!
だからと言って生餌ばかりを与え続けることは無理があるので、これからはスーパーの店頭に並ぶ豆アジやバナメイエビを差し餌で食べてくれるようにまで馴らさなければいけません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テツギョ

2024年01月17日 | 魚(海・淡水)

鉄錆色の体色からテツギョ(鉄魚)と呼ばれているコイ科の魚。
言い換えればヒレナガフナってやつかな。
で、それは宮城県の魚取沼や山形県の若畑沼。
そして三重県にある法念寺の池で生息が確認され、その生息地が県と国の天然記念物に指定されている。
が!
この爺さんが子供の頃、『これって先祖帰りしたコメットじゃね?』なーんて思っていた。
まぁ、この件に関しては古くから金魚との雑種じやないかとの説があったんだけどミトコンドリアDNA(mtDNA)や核DNA(nDNA)を用いた解析の結果では日本産のフナと金魚の雑種というのが有力になったみたい。


確かに今から20年ほど前のことかなぁ?
幅6mほどの小さな小川で、このテツギョと同様のヒレナガフナを10匹ほど採ったことがあるんだけど、その時も2~3匹の赤い金魚が一種に泳いでたもんね。
流れがあっても閉鎖的な狭い環境では交雑し易いのかもしれない。
それを考慮すると錦鯉や金魚を河川へ放流する行為は多様性の面からも慎むべきかと…
でもぉ…
爺ちゃんの手元には魚取沼系のテツギョが2匹いて、それもペアーで仲良く泳いでる。
このままだと震災金魚みたいにGWの頃になると卵を産んじゃうよ… 😱
どうすんの?
ん…
それを考えると繁殖期の間は別居かな?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬だというのに自宅で昆虫採集

2024年01月17日 | 昆虫・植物
福岡県南部における今日(1月17日)の最低気温は氷点下0.3℃。
いやぁ… こんな季節だからと言っても氷点下は流石に寒いっす。
しかーし!


日中の温室は29℃と正に桃源郷。
だから…
その温室の中では先日にUPしたガーリックパインに加えてランタナ・アンスリウム・ブーゲンビレア・ハイビスカスと花盛り。
そうなると温室に収容したアレカヤシの葉裏では…


はい、ルリモンジャノメの幼虫や蛹が見られます。
そこで蛹を見つけると回収しているのですが…


中には回収を逃れた蛹の羽化殻もある。
緑の蛹は保護色で見つけ難いんだけど、白い羽化殻は良く目立つだなぁ。
そして中にはとアレカヤシから離れて蛹化したものもいたりする訳でして…


そうなると温室の中ではルリモンジャノメが次々と飛び始める。
ここは八重山諸島かよ!


おまけに、そのルリモンジャノメは採っても採っても飛び出すものだから、爺ちゃんは回収に追われてるんだなぁ。
外は冷たい冬の風が吹こうとも自宅の温室で昆虫採集。
自身で仕込んだのだら自業自得と言ってしまえば、それまでなんだけど…
少しくらいは虫のオフ日があってもイイんじゃないのかなぁ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする