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Z Cars ミーテング

2012年04月30日 | VINTAGE CARS

 友達に誘われて地元のZカークラブが主催するZCars のミーテングに行って来た。

 Zカーのみのミーテングというのは初めてであり、特に古いSRLや240Zには興味津々なので喜んで出かけてきた。

 

 美しく細部までこだわってレストレーションされたDatsun 240Z。色はオリジナルなオレンジではなくて見る角度で色がビミョーに黄色っぽいっと感じるメタリック入り。ここまで綺麗に仕上げると使う事には躊躇すると感じる。ミーテングの華といった感じだろうか。

今回70年の初期型240Zはこれ一台のみ

 

1976年のダットサン260Z、これも美しかった。

 

ニッサン300XZ

この時代のモデルはよく使い込まれたZが多く見かけられた。

改造というかどうかは解らないが、細かい所に手を入れてこだわっていたりする。

あら、アメリカ人って意外と細かいんだなぁ。

 

 

会場を廻りながら感じた事、

それは、Zカーの愛好家のクラブには異なるグループが複数存在する事だ。

簡単に分けると、若者派と年配派

新車派、ビンテージを愉しむ派

走りを追求する派と、オリジナルを大事にする派

など、

そして最も大きな違いを感じたのが、

 

車を大事に保存して、実用にはあまり使わない派と、

 

ドレスアップ、走り追求で毎日乗っている派である。

これらの350Zは車の内にはロールバーが収まり、シートはリクライニングのないレーシングシート、見た目もエンジン音も凄いが、オーナーは共に毎日実用的に使用している。

Zカーが好きでも、嗜好は異なる、

爺さん、おやじ、若者の世界を観る事が出来た。

 

Zカーミーテングでは全くと言っていい程、日本を感じない。

我々の他に日本人はいなかった。

 

なぜか自然に並んでいる911、他にももう一台並んでいたが...

別に違和感はなかったが、遠慮もなかった。(笑)

 

時代と共に進化するZ、大きくなったなぁ!

30年後には350も370もクラッシックとなるのか?

...考えにくいが、時代には逆らえない。

 

Zカーとはなにか? を考えてみた。

初代240Z(S30)は世界で最も売れたスポーツカーである。

S30は、カッコよく、高性能で、ワクワクする。しかも決して高価ではなかった。

当時の人々の車に対する想いを汲んだ存在であった。

 

だからと言って、当時の成功体験に固執していてもいけない...、

といって、このまま高性能のスポーツカーを追求し続けると高額になるし...、

と、Zカー存続における思案を感じる。

 

つまり、Zカーとはスポーツカーとは何かを追求する姿そのものの姿なのかな?

 

この240Zを美しいと称する人は多い。(はず)

また新しく同じ物を作ってくれないか? という意見も多い、(はず)

しかし同じものを今(現在)作ると(えらく)高くつくらしい。

...

もう一度、新車を...と、ゴーンさんにお願いしたい。

でも、それが可能ならとっくに出来ているはず...だろうな。

 

コメント
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