ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

夢、本田宗一郎

2012年12月02日 | 日記

写真はニューヨークで今年の4月に撮影したホンダジェットの模型である。

飛行機を作って空に飛ばすという事は彼の長年の夢であり、それを実現させた。

 

 

本田宗一郎

 

 最近主に仕事関係で、仕事の大小や職種は問わず、また人種も関係なく社長さんや経営者の方々と雑談しながら感じる現象がある。それは皆さん一度は儲かっていた、金をある程度稼ぐ事が出来た成功経験を持っておられる事だ。しかし今は...どん底。しかもこの底がどれ程深くまたどれ程長いのか分からない。しかしまだ諦めた訳ではないが心は実に苦しい。なぜ苦しいのか?それは良かった時代を経験した過去があるからだ。その過去が今の自分を苦しめている。...そして今儲かっている人を観ると未来においては苦悩があなたに寄り添うよ、と脅しておく。(笑)

 本田宗一郎の業績から学ぶ事は各自異なると思う。僕は現象として一度成功を手にした人がどん底まで落ちて、そこ(底)から這い上がって来る人というのはやはり凄いと思う。そういった人というのは昔の失敗(会社存続の危機など)を成功の為の肥やしとし必ず底辺から大切なものを掴んでくる。一つの会社の経営とはこういった様相を繰り返す。そういった意味で会社が長く存続しているというのは価値のある現象であるといえるのである。

 

 そして、本田宗一郎から学ぶべき事は””の維持である。この夢の実現には時間がかかるものなのだ。またこの夢(心像を描く)はとても大切な要素だ。F-1で優勝する事も、自社製ジェット機を飛ばす事も全ては夢から始まり、その夢の実現(事業)であった。この夢があった故に底から這い上がってきた。また彼はただ夢を描いていた訳ではない。夢を実現させる為に会社を興し、徹夜作業を苦とせずに自ら思考錯誤を経験しながら手を真っ黒に汚す連続の日々を送ってきたのだ。

 

本田宗一郎の挑戦 1

 

本田宗一郎の挑戦 2

 

本田宗一郎の挑戦 3

 

 

 本田宗一郎の業績から成功法ではなくて、悔いなく生きる為のヒントや苦悩と成功のコインの裏表の有様を知る事が出来る。答えを教えてくれているのではない、挑戦し続ける姿勢の大切さを示している。そして答えは自分で探せ!だ。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする