日中の気温が10度を超える様になった。今年の長い冬が終わっていよいよ春がやって来ようとしている。昨年に比べるとニューヨークでは春の到来は3週間程遅れている様に感じている。毎年この頃は街の中で多くの花を意識しなくとも感じるが、今年は何故か関心が薄い様な気がする。
ニューヨーク(マンハッタン)の街をゆっくりとランドクルーザーで流す。平日は渋滞で切迫感があるマンハッタンも休日となれば穏やかである。マンハッタンのアスファルトやコンクリート或いは石畳の道は補修を繰り返しボロボロの生地に継を当て続けたような起伏が多くありオフロード車で走るのがちょうどいいと感じる。
休日とはいえマンハッタンには人が溢れている。時々信号で止まったり、群衆が横切る横断歩道を抜ける時は歩行者の視線を感じる。それはカッコイイクルマに乗っているからではなくて時代のズレからくる旧車の新鮮さというか、現在の静かで流線型の車にクルマを見慣れている人々にとってFJ60は珍しい存在でもあるからだ。窓を開けてゆっくりと信号を左折する時に信号を横切る歩行者が立ち止まってGOOD! と言って(サインを送ってくれる。照れるから止めてくれ!と思ってしまう。目立ちたい気持ちなどは全く無いんだよ。
マンハッタンのぼこぼこ道をリジッドをきしませながらゆっくりと走リ抜ける。ランドクルーザーは左右に揺れる。ニューヨーク、マンハッタンと言う場所はおそらくアメリカで最も起伏の激しい舗装道路なのだ。
...マンハッタンを運転する人々の気性もそれに劣る事なく激しいです。
ニューヨーク マンハッタン、そこは街全体がオフロードコースなのだ。
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