ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

New Porsche 911

2012年02月14日 | 日記

 朝に届いた新聞を広げると、ドサット落ちだ怪しく光る黒い紙束、

 手で拾って目を凝らして見てみると、

PORSCHE

新しい911が出ましたよ!の広告か。

 

開いてみれば、 ポルシェ911のレジェンド。

 

全て広げてみると、でかい!56x85cm

こんな事が小さく書いてある。

It will influence 12-year-olds, rocket scientists and dreamers everywhere.

(influenceーは影響、感化)

いかにもドイツ的な表現。

そして

FOREVER THE SPORTS CAR

 ポルシェは凄いと思う。値段にしても911シリーズは8万ドルから、エントリーのボックスターさえ5万ドルの高級スポーツカーである。凄いというのは値段や性能もそうだがこういったクルマが売れ続け、会社が継続し、911においては1963年から半世紀に渡って継続して技術の投入が行われている。この広告にぼやかして映した911のRRのシルエットは当時から大きくは変わっていない。おそらくこのFOREVER THE SPORTS CARは未来においてもこの外観のイメージを変える事は無いのであろう。このこだわりこそが911の個性だと思う。

 911に1千万円払っても手に入れたい、と思わせる。あるいは911は1千万円は当然だとの認識が既に出来上がっている。これは凄いブランドだと云わざるをえない。911に挑戦する、911を追い抜くというのは ...こういう事なのかもしれない。

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トヨタ 86 RC

2012年02月13日 | 日記

 

 トヨタ86の販売が日本において始まったと聞いてトヨタのホームページを訪れてみた。

 ホームページを訪れて驚いた、数多くのクルマがラインナップされているがスポーツカーは86しかない。という事はこの86が販売されるまでは現行トヨタにはスポーツカーがプロダクションラインに無かったのだな。 

 

 200万円を切るとの予想通り、車体価格が199万円の トヨタ86 RC

このトヨタ86RCを見て更に驚いた。

 今の時代に200万円以下で新車のスポーツカーを手に入れるとはこんなクルマを選ぶ事になるのか、見方を変えると200万円以下での提供はこれが精一杯です。という現実を突きつけられた感覚がないでもない。 

 このモデルを最初に目にした時は驚いた人も多かったのではないだろうか?エアコンなし、ステレオなし、バンパーの塗装なし、サーキット走行を意識した走る為の必要最低限な仕様ではあるが、市販車としてはちょっと中途半端な気がしないでもない。

軽くて、走りはいいだろうなーと思う。(乗った事ないけど...)

 おそらくこういった販売の試みは斬新的ではあるが、実用面から見ると少し?に思う。直感的に2つの意図を感じる。それは200万円を切る価格設定にこだわってしまった事。約束を守りました、そういう気持ちは分かる。しかしRCはそれを装備を外すという形で実現している。そしてもう一つはRCの見栄えを悪くして、もう一つ上のGグレードを選ぶようにグレード設定している様にも感じる、(まさか?)GグレードはRCに比べて50万円の大きな価格の開きがある。

 しかし、86RCには走りに対するこだわりを感じる。走りに直接関係無いものはいらない!走りの性能は落とさない!その硬派な姿勢には好感が持てる。実はこういうクルマの存在を心の存在意識の中で求めていた人は必ずいると思っている。実は僕もその一人であるからRCに惹かれてしまうのだ。

 

スバルBRZ RA、もある。

 86RCに比べて7万円程高いけど...トヨタ、スバル両方に選択の範囲を広げると、この価格設定は悪くないな、と思った。RCとRAは化粧したかしないかの違いだろうと思う。

 スポーツカーの人気の行方は分からない、しかし このメッセージを読むとメーカーは今まで知っていて取り組まなかった、という現実があったのだと思った。しかし同時にメーカーの時代を観る目が変わった(変わろうとしている)のかも知れないとも感じた。クルマはただ単に便利な移動手段ではない。クルマの可能性やおもしろさを追求する事にこそ価値があると思っている。

 これから日本の製造業は国内の市場においては量を減らして質を高める(電子機械的、高級的な質だけではない、アナログ的な)方向に向かうでは無いだろうか、車もメーカーから一方的に供給されるだけの商品ではなくなるのだろう。その始まりが86RCかも知れない。 そう考えると、実は最も進んだ理念で存在しているのが86RCなのではないかとも感じてしまう。そうした目で見ると化粧なしのRCが逆にかっこよく見えてくるから不思議だ。

 

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2月の森を歩く

2012年02月12日 | 日記

 冬の殺風景な森は語りかける。何もありませんよ、それでもよければどうぞ、と無愛想な態度を示す。

 あーそうですか、じゃあ暖かくなってからまた来ますね。と一瞬にして決断を下そうとする自分に対して  ...森は無表情で何も語る事はしない。

...

歩いてみるか! 心のむくままに、

 

 積雪も無い冬の森に足を踏み入れて見る。雑木林は何処まで行っても同じ様相をしており決して人間の興味を引く対象物を見せてはくれない。

 ...別に何か刺激を求めてここに来たのではない、ただ肉体に宿った魂が人工物から離れてちょっと彷徨って見たい。ただそれだけの単純な動機でしかないのだ。

 

森は、夏には影をつくり光と熱を緩和する、冬は直接光を地表に落とす。

森は実に良く出来ている。人間は森の中で暮らすのが良いのだろう。

これは良く設計された無駄の無いシステムである事を感じる。

...森を歩きながら感じたのは、水の存在であった。

全ての生き物の正体は、水が姿を変えたものではないのか?と。

生命の正体は水にあり、その水は姿を変えながら宇宙を遊回する。

 

やがて雲が晴れて太陽が顔を出す。

冬の天空の太陽の光と熱は特に優しく感じる。

全ては回る、動き続ける。

その一瞬を垣間見ているのが人の人生の時間なのだろう。

水が姿を変えて人間という形を持って地球に遊びに来ているのかも知れないな。

...

などと、森との会話を愉しんだ時間であった。

 

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Daimler DS420

2012年02月11日 | VINTAGE CARS

ん...、

後ろからグイグイと横のレーンを走って近付いてくる存在感のあるシルエット.

あれは、

Daimler DS420, 英国の高級リムジンではないか。

  

 

  

右ハンドルか...。

 

いいねーぇ!

 

...

付いて行こっ 

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評価の信憑性

2012年02月10日 | 日記

 新しいコンスーマーレポート(CR)消費者報告

ベストカー、SUV と トラック

 2007年頃に起こったリーマンショックは記憶に新しい現実であった。当時問題視されたのがサブプライムローンという信用の無い人々に多額の融資(借金)を許した現象であった。そしてその遠因、原因は格付け(信用評価)会社にあったとも云われている。

 間違った格付けによって(意図的?)世の中は誘導され、騙された。そういった事実の現実があるので格付けとか、評価というものは恐ろしいものであると思っている。そしてそういった評価を社会に提示しても責任の追及性は?明確ではない。

 ただし、世の中にある多くの商品に対してのベンチマーク(評価)は必要である。

...

 アメリカにおいて売れ行きが良好なクルマはこのようなレポートで高い評価を得ているという事実がある。逆に売れ行きの悪いクルマはこの様なレポートでの評価結果が悪いというのが現実である。

...だからメーカーは良く評価される車をラインアップしたい。

 

トヨタのSUV とトラックの評価は高い、リコメンド(お勧め)の印をもらっている。

なぜか?

まさか...北米産だから?

 

しかし、ランドクルーザー、FJクルーザーは評価が悪い。

なぜだろう?

日本製だから? ...まさか(汗)

 

その中でも、

ジープラングラーは特殊である。

 なぜなら、

CRにおけるジープラングラーの評価は恐ろしく...低い。(最低域)

JEEP WRANGGLER REVIEW by コンスーマー レポート

 

 ここにあるジープのビデオを見て見ると...この様に言われている。

見た目が古い!

オフロード、...普通の人は走んないよ!

パワーミラー、パワーウインドウは当たり前だろ!

後ろのドアが狭いぞ!

車高が高く、乗りにくい!

シートが狭いなあ!

ハイウエイは(高速で走ると)うるさいぞ(ノイズ)!

ハンドルがでかくて、切れが悪い!

後ろの視界が悪い。

...僕が思うにこの評価は正しい、間違いない。(笑)

 

しかし、ラングラーは売れているのだ。

 2011年ジープラングラーの総売上台数は122460台である。前年2010年は94310台であるから前年と比べて28150台の増加である。

 この数字をFJクルーザーと比べてみると。2010年、FJクルーザーのアメリカでの総売上台数は14959台である事からも、ラングラーの人気の高さを知る事が出来る。評価が最悪なジープラングラーはCRと消費者の理解の乖離が大きいという事が分かる。ラングラーにはCRさえも敵わない魅力があるという事だ。ラングラーを選ぶ人々は評価者が観ていないものを観ている可能性がある。それは数字ではないのだろうとは察しが付く。

すなわち、数字や言葉でのクルマの評価は全てではない!

...

だから、良い評価を得ているクルマこそ...兜の緒を締めよ、です。

 

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TLC-s l e e p e r s

2012年02月09日 | VINTAGE CARS

 ICON を手掛ける TLC

 TLC, ICONとは?

 Drawn from inspiration, not mass production. と彼らが詠っているようにICONとは即ちプロジェクトの名前なのだ。TLCのヒラメキを具体的に形にしていく、そのプロジェクト(クルマ創り)の基本はワンオフのハンドメイドである。

TLCが手掛けるICONとは創作活動である。

 

 昨年の夏にTLCの工房を訪れた時に同時に幾つかのプロジェクトが進行していた。その一つはICON FORD BRONCO であったが、その他のプロジェクトにおいてはどのような結果が披露されるのか全く予想が付かなかった。

 実はTLCは昨年の(2011年)ラスベガスのSEMAにブロンコと一緒に彼らが手掛けた別のICONを持ち込み披露していたのであった。

ICON DERELICT、このプロジェクトに付けられた名前である。

 

ジョナサン ワード氏と彼が手掛けた次世代的スリーパー。

1952, TLC ICON Chevy Deluxe Business Man's Coupe.

...60年前のクルマです。

 

ぱっ、と見た目は錆びてやれたアメリカの旧車にしか見えないが...。

しかし、

 

内装とメカは...、

こちらをご覧下さい。

WOW! 驚きです。

 

そして、更にもう一台

ぱっ、と観るとかなり年季の刻まれた古いワゴンです。

...まだこんなのが走っているのかって、笑ったりしませんか?

高級住宅街ではなく廃れた街角にコロガッテいそうな...、

実はこれも、

 

スリーパーです。

1952、TLC ICON Chrisler Town and Country Custom Wagon

詳細はこちら、

 旧車の持つ楽しみの可能性を広げる、さきがけ的なプロジェクトだと感じる。見た目はボロクルマだが中身は別物です。こういう発想は昔からあったが、TLCが手掛けるとなぜか違って観える。

 ...

レストレーションや、修理だけではなく、創作的な感覚は芸術に近いと感じてしまう。

 

 

eGareage, ICON DERELICT

TLC の工房の光景、そしてジョナサンのインタビューです。

ジョナサンが面白い事を言った。

それは、

侘びと寂び(ワビとサビ)、つまり日本語である。

WABI-SABI ...彼の中にある心像を形容する表現。

 これを旧車に当てはめると、自然に流れるまま(風化)を美しいとして愉しむ感覚かな?そして、その歳月を得て風化した固体の美しさを大切にしている。使い古したジーンズや革製品、或いは寿司屋の研ぎ減った職人の大切な包丁の様でもある。

 

そして、クリエイティブ(創造的)という言葉、そしてその実践。

古いものと新しい物、異なる物を融合してみせる匠の技。

...このセンスは真似たい、学びたいと思う。

 

時期プロジェクトはセダン?

彼が謳う DERELICT という意味は、英語で遺棄という意味である。

つまり、ゴミだ!

しかし、

 人々から捨てられて(忘れられて)朽ちてゆくクルマ(ゴミ)に人間が創造性を懐いて接すればそこには素晴らしい道が開けるぞ、と言わんばかりである。

 

 

彼らから学ぶのは目に見える結果の事よりも、その創造的野心だといつも思っている。

 

...

 

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2013 New LEXUS LX

2012年02月08日 | LEXUS

 レクサスの新しい外観の象徴(個性)であるスピンドルグリルがとても似合う。

2013 LEXUS LX 570

LEXUSのホームページを訪れてみた。

 

溜息が出るほどにかっこいいクルマである。

 いつも古いクルマばかりに注目しているが、最新のLEXUSを観ると別の自分が存在している様な感覚を感じる。

 まるで宇宙船のようだ(笑)

 

 

LEXUS LFA

GALLERY に行って VIDEO を観て下さい。

サーキットをモスキート(蚊)の飛ぶ様な音で走るサウンドが

たまらなくいい、最高!

 

スピンドルグリルのコンセプトクーペ

LEXUS SC (ソアラ)のボンネット形状を引き継いだボンネット形状。

LEXUS LF-LC

 

 高級LEXUS 、それはクルマというより走る芸術工芸品か。

意外とLEXUS は和の雰囲気を外にも内にも秘めていると思う。

そこがLEXUSの魅力かな。

 

写真で観る最新LEXUS... 最高です!

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ちょっとそこまでなんだけど、地図を見ながら走ろう

2012年02月07日 | ランクル ドライブ

 良く晴れた冬の日の午後、特別に時間を作ってロクマルを物置から引っ張り出す事にした。

 

エンジンを十分に温めて、と。

...

ちょっとそこまでなんだけど、地図を見ながら走る。

カーナビではなくて、... 地図(Map)です。

 ?

 

坂道ではエンジンをふかしてやる。

 

3速で噴かして4速へ、

 

いつもの見慣れた景色なんだけど、地図を見ながら走る。

... 

 

ボンネットの地図を、

(笑)

...

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Defender ICON

2012年02月06日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 以前から気になっていたんだが、実はランドローバーにも I C O N という名を付けたチューニングが存在するのををご存知でしょうか?

 UK(英国)にあるランドローバースペシャリストNENE OVERLAND がそれである。

 

ネネ...

私のブランドよっ、(うそ)

 

今月号のLRO ( Land Rover Owner International )

英国のランドローバーの月刊誌である。ここに大きく紹介されている。

 

 ICON という名を持つディフェンダーが英国に存在していたとは驚きであった。

...

 

英国人はランドローバーを実に大切にしている。

 嘗て、7つの海を制した歴史を持つ大英帝國。同じ感覚で5大陸を制するというイメージと感触を感じるのがランドローバーという車である。狭い島国(英国)であるからこそ広い台地を自国の車で思いっきり走破したい、という気持ちが込められているのがランドローバーではないだろうか。

 ...実はこの感覚、日本人の僕から見ると良く分かる。 英国と同じ様に周囲を海で囲まれている日本で育った僕は彼らと同じ様な感覚を感じている。つまり、ランドクルーザーに乗る、触れるの接点を持つという事は、日本には存在しない広大な台地や大陸との接点を感じる、この感覚。これがランドクルーザーという車が持つ魅力なのだと思う。

 ランクルのステアリングを握ると世界を(無意識に)感じる。

...世界というよりも、地球を感じる、かな。

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今年の冬は特に熱い! スーパーボウル サンディ

2012年02月05日 | 日記

 ドイツからニューヨークに仕事でやってきた人が驚いていた。

 なんだこの暖かさは!

 到着場所を間違えてフロリダに着いたのかと思った、と。今年のドイツは極端に寒く氷点下20℃近い日が続いているらしい、そして今年のニューヨークは暖冬。

もう帰りたくない、だと...。

 そして彼にこう言った、この冬のニューヨークは暖かいなあ~、じゃないぞ!

熱い!だ。

???

 

 この冬、ニューヨークを熱くしているものがある。

それは、

アメリカンフットボールの決勝戦、

 S U P E R  B O W L  XLVI

ニューイングランド パトリオット vs ニューヨーク ジャイアンツ

本日、6:30pmET キックオフ

 

ニューヨークはかなり盛り上がっています。

どこも、かしこも...

どいつも、こいつも、頭にあるのはSBって感じです。

 

一番もりあがっているのはおそらく、ここです、(笑)

斜め向かいさん、

クリスマスの飾りを外す暇も無い程です。

来週にはここにハート(バレンタイン)のネオンが追加されます。(笑)

 

実に熱いものを感じています。

...

ゲームの結果よりも、...ここの住人の反応の方が気になりますが。(笑)

負けると...ヤバイ! かも。

もちろん、

勝っても。(笑)

 

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質実な美しさを放つFJ60、62

2012年02月04日 | LANDCRUISER

 ある、ある、ある、ある、いっぱいある。

ロクマルが、

正確には錆なしロクマルが。

 久しぶりに(と言っても1週間)、e-bay を覗くと質の良いロクマルが多数出ているではないか、ランドクルーザーFJ60、62はやはり魅了される存在である。生産が終了してから20年以上の固体はたいていボディの所所に錆を確認するのだが、今週は錆のないロクマルがこんなに沢山。

こんな事はめずらしい、と思った。

ので、

集めちゃいました。

 e-bay Motors Toyota Land cruisers FJ60, FJ62.

 

1982 FJ60

 

1984 FJ60 

 

1984 FJ60

 

1985 FJ60

 

 1982 FJ60

6万マイル台のオリジナルペイントの30年物、

これだけはこの作業中に消えた。(売れた?)

 

 1988 FJ62

 

 1988 FJ62

 

 1989 FJ62

 

 以前に売りに出ている古いランドクルーザーにはゾンビが隠れていると書いた事がある。それは具体的にどういう事なのか説明しょう。実はこのアドバイスはメトロランドクルーザーのオーナーのホセ君が強調して言っていた。誰から買うかが一番大事なんだ!という事の真意である。

 まず、一つの現象として古い40系、55系、60系のオリジナルなランドクルーザーはもはや値段が落ちる事はないと思って間違いないであろう。

 そして、2つ目の現象として、錆の無いものはより高く取引されるという事。

 また、3つ目の現象ととして、綺麗にレストアした物も当然高く取引されるという事。

の3つの事実がある。

...これは、暗黙の了解の世界である。

だから、

これで金を儲けようとする人が出て来るのだ。

(これは自然な事、お陰で古いランクルの価値は騰がる)

よって、

購買目的で綺麗なビンテージランドクルーザーを目にした時に、観るべき一番のポイントは、

売る人の動機なのである。

...

 

...まてよ、そうなると、

僕は、何も考えずにランクルを買ったという事になるな。

衝動的に、(汗)

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苦労するからこそ、おもしろいのかも知れない

2012年02月03日 | VINTAGE CARS

 ダットサン フェアレディ SRL311

 昨年の夏に訪れたダットサンフェアレディロードスターのコレクター、グレッグ氏が自身の貴重なロードスターをいくつか売りに出す事になった。

 (グレッグ氏については昨年の8月18日の日記で紹介致しました)その彼が、

 

数多くあるロードスターのコレクションの中から一部を売りたいそうです。

気になるのは値段、 

早速、彼の側近の方に電話して聞いてみた。

ところで、なんぼで、売りますか?

...

 

製造番号#003のダットサン1600は$7,500(57万円位)。

そして、

ダットサン1500のプロトタイプは$10,000(76万円位)。

その他は

$1000(10万円以下)から~ありますよ。

全てレストレーション目的です。

パーツ、ボディーパネルも、豊富にありますよ...

 

 

 希少なダットサンにしては安い!と思うが...すべて不動車。

1500はエンジンを降ろされているらしい...。

即ち、車というよりは...材料ですな。

 

レストレーションする覚悟がなければ購入は難しいかも知れない。

しかし、

レストレーションは最高の車道楽です...地獄を通過するので。

金を出して、苦労を手に入れろ、だからこそ、いい!

しかし、なあー

若い内は苦労は買ってでもしろ!と、言われると皆容易にうなずくが、

年を重ねてから、苦労を買えと言うのは...なー、

...だからこそ、それは

素晴らしい事なのかも知れない???(若い時には出来なかった挑戦!)

 

 

車は買うものではありません、創り上げるものである。

そういうコンセプト(概念)があると、

自動車生活は楽しくなると思う。

 

こんなのもあります。

...ホンダのバイクです。

昔のホンダの乗車姿勢はアメリカン、だった?

これをカフェレーサー風に仕上げたい。(笑)

 

普段ランクルばかり乗っていると、たまにはこんな車に乗ってみたくなる。

...

つまりこういう車を買うという事は、

コツコツと仕上げていく過程を得るという事、

 

即ち、機械(車)を買うのではなくて、機会を買うという事です。

別の見方をすれば、

あなたの人生にクルマで物語を!という事になります。

 

...と、いう風に自分の老後を重ねて妄想しております。(笑)

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今朝は曇り空だ、春が近いな

2012年02月02日 | 日記

本日はグランドホッグデー、毎年2月2日の朝は春の到来を占う日である。

これはアメリカの占い行事。

  この日に冬眠から覚めたグランドホッグが土の中から出てくる。

その時に、もし

自分の影が地面に映ると、それを見て驚き再び地面に潜ってしまう...春はまだ先。

影が無ければ、冬眠から覚めて活動を始める...春が近い。

 

今朝のニューヨークの天気は曇り空、

よし、今年は春が近いぞ!

やった!

 

...と、思っていたら、

その本場で有名な Punxsutawney Phil. と言う舌を噛みそうな発音場所では、

なんと、

影が出現!

春までまだ6週間かかる...だと、

...けっこう当たるんだよね、この占い。

 

しかし、

どっちを信じていいのか?分からん!

...

 

Happy Groundhog Day!

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脱! 過去の成功体験

2012年02月01日 | 日記

 先週、近くの日系レンタルDVDのお店にやっと並んだ、昨年(2011)最後の経済トーク番組 カンブリア宮殿、早速借りてきて観てみた。

 普段生活をしながらも常に頭の隅っこの方に小さく存在する大きな課題、それは日本の復興である。311後の復興も含めて今後日本はどのような形で存在するのか?そして現在は長期に渡る円高のあおりを喰らい、特に製造業は試練の中にある。以前のようにしていてはメシが食えん、と聞くが...。

 

我々の生活の糧であったものつくり

このグラフをご覧下さい。

 これは日本経済新聞において、『ものつくり』のキーワードが新聞の記事に記載された数の統計を示したグラフです。細かい数字はどうでもよいのですが、だいたい2000年頃を境に急激に増えている事が分かります。

なぜ?

それは、2000年頃を境にニッポンのものつくリがダメになっていった結果です。

ものつくりが血気盛んな時代はものつくりなんて言わなかったのです。

 

『だいたい私は、ものつくりなんて言葉が嫌いだ!』

 元ソニーのCEO出井伸之氏の言葉が印象に残った。 

そして 彼はハッキリと告白した。

アップル的な事が出来なかった事が悔しい! と述べた。

その理由は、腹が座っていなかったんですね...。

なぜ?

 

成功体験が人(会社)を保守的にしてしまったんです。

だからこそ(苦い思いをした)、皆さんに知ってほしい。

 

20世紀の成功と、21世紀の成功は、分けて考えろ。

21世紀の成功は、20世紀の成功の延長線の上にはない。

 

そして、自動車においても、

日本は中級品を沢山生産する、このままだと 日本の自動車産業は今の家電のようになる可能性があります。

 

80年代、1ドルを払って日本車をハンマーで叩き潰す人。

即ち、アメリカの自動車産業が衰退したのは、技術力やオイルショックなども要因だが、

その根、幹は、

過去の成功体験...だった。

 

じゃーどしたらいいんだ?

 

まとめてみた。

各個人で考えろ!が一つのつぶやき。

覚悟を入れ替えないといけない!がもう一つのつぶやき。

そして、

おやじの言う事を聞くな!がアドバイスである。

 

 誰も未来に対して、ああしろ、こうしろとは言えない、と知りながら。一方では誰かが人指し指を振りながらああしろ、こうしろと言ってくれるのを待つ。こんなジレンマが存在する。また、未来の未知な行くべき先を模索するのに、過去の成功者の意見を聴拝し重視する。

 

 最後に龍さんの言葉。

今の制度そのものの中で、自分達はどう生きるか、(を)どう守ろうかではない。

 破綻するか、或いは自ら大きく変われるか、のどちらかである。

 

 指針はあっても答えはない、

...こうやって人間は何時の時代も生きて来たのである。

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