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" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

8th Japanese Classic Car Show

2012年04月02日 | VINTAGE CARS

 第8回日本旧車集会

 今年で8回目を迎える JCCS (Japanese Classic Car Show) が9月15日(土)にロサンゼルスの近郊ロングビーチで開催される。

 

 8th JCCS, Long Beach, CA

 1970年代、日本の車は飛躍的な成長を遂げた。当時は日本でスーパーカーブームが起こり、その煽りもあって特にに欧米製の車の存在は日本製(国産)の車よりもより一段高く評価される傾向にあった。外車=憧れ.金持ち、という価値観が形成された時代でもあった。当時日本車を愛用していた日本人は当時の時点ではまだ日本車の存在価値に気が付いていなかったように感じる。しかし今日、その認識は変わった。時が過ぎてみればかつて当たり前のように転がっていた昭和の日本製自動車は現在のアメリカでは熱い視線が向けられるターゲットである。

 

 昨年(2011)の写真をJCCSのサイトから拾ってみた。

Toyota 2000GT

スーパーカーブームの時代から一貫して日本自動車のアイコンとして君臨している。

 性能がどうのこうのより、存在そのものが凄い。

 

FJ55、SR5

 

Mazda 787,  RX-3 (サバンナ)

787は1991年にル.マンを制した モデル

サバンナはスカイラインの良きライバルであった。

日本ではサバンナは改造されすぎてオリジナル車が少ないと聞く。(汗)

 

バイクのセクションもあります。

 

初代シビック カブリオレ、

こんなのあったのかなー、カスタム? 遥か、オレゴン州からやって来ました。

 

Datsun SRL 311 1600, 2000

 

HAKOSUKA & KENMERI

...それにしても会場は多くの人で賑わっています。

古い日本車に関心のある人が意外と多いという事です。

 

DATSUN 240Z

Mr.K(片山豊)バージョンです。

 

 こうやってカリフォル二アの青空の下に日本の旧車が一同に集う、そういった機会は貴重である。旧車の愉しみはその車それ自体に勿論あるが、その車を通じて人と人が交わる、情報や知識、そして経験を共有する所にあると思っている。結局旧車を愛するという事は人と繋がる機会を持つ、持てるという所が旧車の世界の楽しみであると感じている。

 また、カリフォル二ア(アメリカ)で開催という事は親日活動的。旧車という話題を通じてより良い日米関係の発展に繋がっていくと確信している。

 

参照記事:Toyota 2000 GT 

 参照記事:JCCS 2011

 

コメント (2)
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ランドクルーザー200の試練

2012年04月01日 | LANDCRUISER

 アメリカのトヨタ公式ホームページにおいてトヨタランドクルーザー200の紹介イメージが新しくなった。

 近年は特に経済の先行き不安や原油の高騰などが車購入の選択幅を狭めるようだ。アメリカにおいては低迷する不動産価格が影響し個人は金融機関から容易に融資(ローン)を受ける事が難しくなりつつある。高いガソリン代、生活需要品の値上がり、収入は減る、そういった中で新車のランクルの売り上げが伸びないのも、うなづける感じがしないでもない。

Toyota Land Cruiser 2013

ラフなオフロードを走破する事が出来る都会の車。

 

安全性を強調して伝えている。

 

 コンフォートな室内

 実はランドクルーザーの売り上げが伸びないのは上記に挙げた社会、生活環境からの影響は勿論だが、もう一つ運命的な要因が存在する事を感じている。

それは、

例を挙げると、

 

フォルクスワーゲンの高級車フェートン

 アメリカ市場での販売は成功しなかった、2002にアメリカでの販売が始まって2004年に1433台、2005年に820台の記録を残して2006年には販売を打ち切ったのである。

 ではなぜ、VWの高級サルーンセダンが売れなかったのだろうか?

それはVWの高級ブランドアウディと重なったからである。

 高級セダンフェートンの購入を考える人々は、同時にアウディのプロダクトラインの車と対比するだろうという事は容易に考えられる要素ではなかろうか。

 

同じ現象がランドクルーザー200に対してもでも起こっているのではないだろうか?

Lexus LX

 新車のランドクルーザー200を購入する人々はおそらくレクサスLXも購入する事が出来る人々であろう。

現在の両車の価格を比べて見ると。

 ランドクルーザー200 $77955 (640万円)

 レクサス LX $80930 (665万円)

価格差 $2975 (24万円)

 せっかく高級SUVの新車を手に入れるなら、もう24万円出してレクサスを手に入れようと考える人も多いのではないだろうか?トヨタにしてみればどちらが売れても収益になるのならより高いレクサスを売るために価格差を縮める商業的な戦略があるのかも知れない。

 しかし、個人的にはランドクルーザーという名称がレクサスという名称に負けるとは考えにくいのだが、いかがなものだろうか?

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