第8回日本旧車集会
今年で8回目を迎える JCCS (Japanese Classic Car Show) が9月15日(土)にロサンゼルスの近郊ロングビーチで開催される。
1970年代、日本の車は飛躍的な成長を遂げた。当時は日本でスーパーカーブームが起こり、その煽りもあって特にに欧米製の車の存在は日本製(国産)の車よりもより一段高く評価される傾向にあった。外車=憧れ.金持ち、という価値観が形成された時代でもあった。当時日本車を愛用していた日本人は当時の時点ではまだ日本車の存在価値に気が付いていなかったように感じる。しかし今日、その認識は変わった。時が過ぎてみればかつて当たり前のように転がっていた昭和の日本製自動車は現在のアメリカでは熱い視線が向けられるターゲットである。
昨年(2011)の写真をJCCSのサイトから拾ってみた。
Toyota 2000GT
スーパーカーブームの時代から一貫して日本自動車のアイコンとして君臨している。
性能がどうのこうのより、存在そのものが凄い。
FJ55、SR5
Mazda 787, RX-3 (サバンナ)
787は1991年にル.マンを制した モデル
サバンナはスカイラインの良きライバルであった。
日本ではサバンナは改造されすぎてオリジナル車が少ないと聞く。(汗)
バイクのセクションもあります。
初代シビック カブリオレ、
こんなのあったのかなー、カスタム? 遥か、オレゴン州からやって来ました。
Datsun SRL 311 1600, 2000
HAKOSUKA & KENMERI
...それにしても会場は多くの人で賑わっています。
古い日本車に関心のある人が意外と多いという事です。
DATSUN 240Z
Mr.K(片山豊)バージョンです。
こうやってカリフォル二アの青空の下に日本の旧車が一同に集う、そういった機会は貴重である。旧車の愉しみはその車それ自体に勿論あるが、その車を通じて人と人が交わる、情報や知識、そして経験を共有する所にあると思っている。結局旧車を愛するという事は人と繋がる機会を持つ、持てるという所が旧車の世界の楽しみであると感じている。
また、カリフォル二ア(アメリカ)で開催という事は親日活動的。旧車という話題を通じてより良い日米関係の発展に繋がっていくと確信している。