昨夜から今朝にかけて 練習した桜。まだまだ桜です。
22日から東京でした。23日には山種美術館で 奥村土牛展鑑賞。桜の絵が魅力的でした。吉野桜も描いていたのですが、「吉野の桜を描いていると何だか寂しくなった。」という言葉が印象的でした。ひょっとしたら 桜連なる山並みの向こうに 黄泉の世界を見たのでしょうか。
「絵を描く時はスケッチを大切にする。色は見たままでなく、自分なりに感じた色を表現する。」という言葉も忘れられません。長野県に「奥村土牛記念美術館」があるようなので、行きたいものです。また 長野県上高井郡小布施町大字小布施には「北斎記念館」もあり見応えがあるそうな…。昔の画家の言葉に触れるとほっとすることがあります。スマホやデジカメが無かった頃の絵の描き方を垣間見ることができます。
中村愛さんの個展にも行ったのですが、菊の絵を見て友人が北斎の菊を思い出しました。確かに北斎の菊とイメージが似ているのでびっくりしました。今回一番刺激的だったのは、40年前の学生時代の仲間と会ったこと。彼女との関わりによってまた新しい道が開けそうです。
24日には「ボッチチェリ展」。テンペラのあでやかな赤と青 ゴールドがあでやかでした。ボッチチェリの個性は 生命観にあふれていると感じます。額は円、建物風。帰りはぐったり・・・。良い夢を見ることができました。