準備の分だけ 成果あり

2018-08-02 16:47:34 | 透明水彩画
今日は新しい机の配置で水彩画のレッスン。準備をしっかりしたせいか いいレッスンができました。午前中 デッサンを念入りにしたことが良かったです。







デッサンは時間が足りませんでしたが 今後の課題ということにしたいと思います。

ところで リンゴと言えばセザンヌのリンゴの絵が気になったので 調べると 何と言うことでしょう!セザンヌは
「リンゴの画家」と呼ばれていたそうです。

ポーラ美術館のhpより興味深い記事が書かれていました。以下引用です。この記事は一週間のみ掲載することにします。

セザンヌはリンゴを描くとき、じっと見つめるのはもちろん、触れて肌触りや重みを確かめ、香りを嗅ぎ、食べて味わい、その音に耳を澄ませ……五官をフルに使ってリンゴを感じていたという。挙句に「匂いが見える」とさえ言ったらしいです。

セザンヌは 生涯で制作した200点の静物画のうち、60点以上の作品にりんごを描いたほか、「りんごひとつでパリを驚かせたい」としばしば口にしていました。また、少年時代にいじめられていた小説家ゾラを助け、そのお礼にゾラから籠いっぱいのりんごを贈られるというあたたかなエピソードもあります。


セザンヌが名声を得るきっかけとなった1895年に開催された個展では、美術批評家のタデ・ナタンソンに「りんごの画家」と称賛されました。その称賛のなかで、セザンヌが描くりんごは美味しそうで食べたくなるようなものではなく、心を奪われるようなかたちと色彩を持った美しいりんごだと評されました。


セザンヌは絵画の構成を通して、自らの感覚を実現することを目指していたため、構成にじっくりと取り組むことのできる静物画は格好の主題でした。

ひとえに嬉しくなる記事です。
コメント
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