日常のフランス額装

2019-04-25 14:19:12 | フランス額装
 今回のコクラヤギャラリーの教室展においで頂き鑑賞される方々の姿を拝見して 自分の好きなものを好きなようにつくったら良いのだと小さな自信を持つことができました。ずっと脳裡に残っている「あらゆる創造は完全な自由の中から生まれる。」と言う一文の通りに好きなように自由な考えの中から製作意欲が湧くのでしょう。
 画像は「田村能里子のデッサン」を画集の中から切り取って20年前後したためてていました。その感動が 時を経て、額装作品となって表現できたと思います。茶色い部分のマットのエンボス模様は、京都の東福寺の枯山水の小石の模様をヒントにしました。額は厚紙を立体的に組み立て、アクリル絵の具とローソクを塗り重ねて仕上げています。
フランス額装を続けているうちに 水彩画からも逃げずにいようという気持ちになりました。カルトナージュも楽しみながら気楽にやれたらと思います。どれも気楽にやることを最も大切にしたいと思います。フランス額装に出会いたいへんラッキーでした。また額装 水彩画 カルトナージュなどの芸術・文化を通して先生方や仲間と出会えて 人間関係の中にきちんとした距離をもちやすいのだと実感します。
 

 今回の作品展でフランス額装に興味を持たれた方もいらっしゃいますので今年中にご案内を出そうと思います。