橋本関雪記念館その２

関雪の創った庭園は　画家の中でも　特に優れた庭として評価されているようです。関西にいる方は今から　紅葉の時期は最高でしょうね。

松の木に　鳥がいました。青鷺でしょうか。友人曰く　池の魚を狙っているとか・・・。

絵心

昨日　10数人の方と　絵を描くレッスンを受けました。何と2時間半で10号の絵を描いたのですが・・・。

顔見知りの方はいませんでしたが（お一人以外）、ほかの方の完成した絵を見て　先生の絵の優しさや　明るさに影響されていると感じました。何人かの方は大御所の画家と東京でグループ展をした方ではないかと　察します。東京のギャラリーで見た絵はかなりのキャリアの方でした。


昨夜から　テンションが上がりすぎて　レッスン含めて習作の絵を3枚完成。

倒れそうなくらい先生や受講生の方から刺激を受けました。空気感に　絵心が充ち満ちてしっかり吸い込むことができました。

今日のレッスン

１，先生　絵がうまくなるには　どうしたらいいんですか？

２，枚数描いたらいいんですよ。赤ちゃんもこけながら歩けるようになるでしょう？

３，やはり　描くしかないんですね。


何気ない会話だけど　「うまくなりたい！」

と言う気持ちにあふれていて　頼もしく感じました。

岡倉天心

先日　横山大観画集の説明文を読んでいると、岡倉天心の記載がありました。

日本の美術をフェノロサとともに守ってきたということしかし知らなかったのですが、読んでみてびっくり！17歳の時　12歳の人と結婚したり、その奥さんから　卒業論文を焼かれたり。挙げ句の果てには　不倫が元で　東京美術学校の役職を追い出されたり・・・・・。

竹内栖鳳と橋本関雪の関係も緊張感のあるようで・・・。

岸田劉生は　外国に行かなかったと言うだけで　世界に羽ばたく画家になることができなかったと　東京芸大の講義でまで　取り入れられたと平山郁夫氏の著書に書いてありました。

日本画界は厳しい正解だと感じます。しかし　そのストーリーはとても興味深く　刺激的です。昔々に買った　画集や図録の説明文がやっと興味深く読むことができる年齢になりました。

永山祐子個展

先日　大阪に永山祐子さんの個展を見に行きました。12時からデモンストレーションが始まるということで　早めに行った私は　布団売り場でぶらぶらしていると、冬布団を見つけて敷き布団も含めて　買い物に没頭していると　12時を過ぎてしまい、デモの始まりには間に合わず、行ってみると人だかり。デモを終え　人が去った後には　花見の桟敷席のようなハンカチや新聞が敷いてありました。大阪らしい？！
次は2時からデモだと言うことでした。が、結局2時にも間に合わず・・・。

デモは見ることができませんでしたが、迫力や　エネルギーを感じることができました。

絵を描くイメージは　６０パーセント。
色を生かすには一回目のウォッシュの明暗が大切だと　生の気合いを味わいました。