前篇より続く・・・
彼女は王様の気を引くために小さな怪我をすることにしました。
怪我や病気の時だけきちんと来てくれたからでした。
そしてある日それが思いのほか大きな事故になりかかったのです。
その時助けてくれたのが前の彼。
でもその彼に対して彼女は
「どうして助けたの
」と怒ってしまう始末。
結局前の彼はお城から去ることになりました。
人の話では信心深い彼だから教会に入るのだと聞きました。
彼女はそのあとも王様の気を引くためにいろいろ手を考えました。
「私は・・・なんて愚かなことを毎日考えていたんだろう・・」と彼女は前世の自分を見て感じていました。
そう、やっと気がついたのです。
“愚かだった”ということを。
そのあと彼女は結局王様の気を聞くことができず・・病気で○くなりました。
最後の心の思いの言葉は
「前の彼が・・・そばにいてほしかった」
その後も実は長いセッションがあります・・・・
メッセージが降りてきました。
その言葉は・・・
「あなたが本当に安らげる本当の愛を手に入れるために生まれるはず。しかし他に目がくらめば・・それをすべて失う」
彼女はすべてを悟りました。
自分の愚かさのせいで本当に幸せになれる人を失ったということを。
ふるらんはおりてきたメッセージに聞いてみました。
「彼女は幸せになれる方法を教えてください」と言うと今度は彼女の口から
「人を愛しなさい。その人間を愛しなさい」と言ってからたくさんの涙が流れてきました。
「私って…私って・・・・・・」そう言いながらたくさん泣いていました。
誰だって・・失敗があるんですもん。
綺麗なものやお金のかかってるものが素敵に見えるし。
でも・・それが本物じゃない。
綺麗なものやお金がかかってるものがあなたを愛してくれるわけじゃない。
あなたを愛してくれるのは「人間」なのだから
この後セッションが続きます・・・
(ふるらんのヒプノの中で一番長いセッションとなりました
)
目が覚めてから彼女は
「すべて解りました。好きな人がいないのではなく、自分からはねのけていたこととか、そして間違った人を好きになる癖があったのです。それをどこかで知っていて・・だから人を避けていたと思います。
あ・・・でもまだ体がふわふわして・・・不思議な感覚です」と言いました。
ふるらんは
「少しでもいろんなことを悟ってくれて、これから先に役に立ててくれるだけでふるらんは嬉しいわ」と話すと彼女は
「十分役に立ちます。私はこれから人を好きになります」
場面がいろいろ見えていたそうです。
江戸時代、親切にしてくれた人たちは今の会社の人たち。
ヨーロッパでは自分が働いていたときに一番可愛がってくれた人が親戚のおばちゃん。
そして・・・最後に見た王妃の愛人になっていたときに身の回りの世話をしてくれた人が入院していたときにお世話になっていた看護師さん・・・
「私はこんなに人のお世話になっていたのです。これからその恩返しをしていきます」といい、帰宅されました
ふるらんは思いました。
もし、もし・・願いがひとつ叶うのなら・・・彼女のことを思っていた彼がもう一度・・・彼女の前に現れてくれないかな・・・と
しばらくして・・・彼女から連絡が来ました。
彼女、ヒプノを受けたその夜に夢を見たそうです。
それが男の人の優しい声で
「勇気を出せ
」と。
びっくりして目が覚めて・・・そして思ったそうです。
そうだ・・・あの彼に連絡してみよう・・と。
でもいきなりなら変だから・・・お友達から聞いてみて・・・
それで前の会社の友達に連絡して、お茶をして・・・会社の事を聞いてみて・・・
そのお友達が数人集めてくれることになり、あの男性も一緒にくることになりました。
そして・・・そう、彼女から言ったそうです。
「よかったらまた連絡していいですか?」と。
彼はびっくりして、でもこう言ったそうです。
「その言葉、本当は僕から言いたかったなぁ~」と。
そして初めて二人だけで食事に行った時にあるものを見せてくれたそうです。
会社で撮った数年前の写真。
彼が左側で真ん中に会社の女の子、右に彼女・・のはずが・・真ん中が切ってあって彼と彼女の写真になっています。
日付が・・3年前。
この日に彼女が転んでけがをした時、彼がかばって助けたので簡単な怪我ですんだそうです。
「あの時、僕は本当に君の事が好きだと確信したんだ。でも・・・あきらめかかって・・そして今回連絡が来てあえてよかった。神様はいるんだと思ってよかった」と言ったそうです。
そう、ヒプノで見たあの「信心深い彼」。
確かに給料は普通。容姿も普通・・・でも愛はたっぷりある人
3年待っていた本物の彼。
「もう人に背を向けません。そうふるらんさんに誓います」と連絡が来たのでふるらんは
「ふるらんにじゃなくて、あなたを~~~して~~~した~~~に誓ってね~」とお話しました
ふるらんのチャネリングの生徒さんたちにはこの意味はわかるでしょう
私たちすべての人間は・・・与えれるものだけが運命ではない。
運命は自分で変え、そして未来にために運命を動かす。
愛もそう。
「好きだ」と言われて気づく愛もあるし、
育てて愛だとわかる場合もある。
どっちの愛も自分で本物をつかみ、そして未来のために愛を増やす。
鈍いのよ~なんていってる場合じゃない。
生きてる期間はわからないけどいつあの世に行くかわかんないんだから
早く見つけてちゃんと言ってもらいましょう。
「好きだよ」と「また来世も一緒になろうね」と