市子さん(仮名)と立ち話
今年も終わるので、反省を兼ねて日頃の行いなどの話をしてあれこれ話していました。
そこへもう一人、仁菜さん(仮名)が来て、
お金の話になり…
その仁菜さんがすぐ離れて行ったのですが、話の流れが変わり、
私がフッと思い出した数年前の三代さん(仮名)の話をし始めると…
市子さんの顔色が変わったので、
「え?どうしたの?」と聞くと、
「知らないの?」と聞かれたので、
「え?なにが?」と聞くと、
「昨年の…○月に亡くなったのよ」と言うので、
「え!どういうこと?」と聞くと、
「ガ○で」
「え!ウソ!」…
まだ40代前半。
ハキハキ、バリバリに働く彼女。
そのためどんどん昇進していたのを知っていました。
体調不良を訴え、検査。
病名がわかり…
そしてまもなく仕事を辞めて実家へ戻り…そのまま…
え?
うそでしょう???
「人生って…凄いよね…あっという間に終わるのよね…」と市子さん。
人生は短い。
いつ来るか解らないぐらいのスピードで迎えに来る。
それも心も体も切なくて、辛くて…
悲しくて…
我慢に我慢の戦いがある病名なのだから…
ご家族さんの切なさもわかる、
自分より早くあの世へ逝く娘さんを見ているご両親の気持ちを考えるととても切ない…
胸が痛い…
二人に一人はその病名になるのだから仕方ないけれど…と話しながら生きるって、ちゃんと生きるって…と考えて行かなければならないわ…と思いながら、まだこの時間になっても胸のあたりに衝撃の余韻が残っている感じをしています