「自分がやりたいと思っていることがあってもなかなか一歩を踏み出せません。それとそれを学ぶのにお金もかかるので悩んでいます」と彼女は言いました。
チャネリングの授業を数回受けられると「迷いを整理したい」という気持ちの段階ですからチャネリングもちゃんと進んでいるという答えになります。
彼女には不妊という問題もありました。
言葉ではすでに手放した状況でしたけれど、同じ女性としてはその部分の傷も深いとも感じていました。
実はこのセッションの前に、「お散歩をしなさい。そしてカフェに行きなさい」というチャネリングがきていました。
そして私はそのカフェである答えを受け取ることが出来ました。
「よし、これを使ってみよう」と思ったのです。
いつものやり方を大いに変えました。
そして基本は基本ですが、その答えをそのまま使うところと一気に応用までもっていくことにしたのです。
ヒプノをスタートしました。
すると、最初はあまり状況が進んでいないようでした。
そしてあることをして見ました。
すると彼女がある言葉を言いました。
「よし、ここで・・」と思って使ってみました。
すると・・すんなり画面が出てきました。
「私、戦争の時に着る甲冑(かっちゅう、よろいです)を着ています」と言いました。
そう、その通り、先ほどから歩く音が聞こえていました。
カシャ、カシャ・・・ある道を歩いています。
手にもっているものも、普通のものではありません。
しかし、とても怖いというより、冷静な雰囲気が伝わってきました。
そして彼女は自分の体型を話し、それから自分の状況を話始めました。
絶対的権力の下にいて、やむ終えず、仕方なく結婚したようです。
本当は好きな女性がいたのに・・・
そして生まれてきた男の子には愛を注いでいました。
その男の子を見たとき
「主人です」と答えました。
甲冑を着た彼は王様に逆らった人たちの○を○るお仕事をしていました。
感情を入れては仕事にならないので、無感情、無反応でした。
「甲冑なんですけど、立派なものを着ています」と彼女は言いました。
無反応で仕事をしていましたが、心の中は傷だらけだったようです。
そして愛していない奥さんのいる家に帰るのが嫌で森の中を静かに歩いていたりしていたようです。
一番落ち着く場所・・。
そしてある日彼はあることで亡くなりました。
そしてセッションは続きます。
彼の言葉です。
「今度生まれてくるときは人を助ける仕事をしたい」。
この言葉で今までの仕事が悲しい仕事をしてきたことなのかわかります。
そしてなぜ今世、子供が授からなかったか・・という部分で私はちょっと違う方向から回答をいただくことにしました。
なぜならそれが彼女にとって一番最高の答えが返ってくると思ったのです。
普通なら
「なぜ彼女には子供が授からなかったのですか?」と聞くでしょう。
しかし私は
「なぜ彼女は今世女性を選んだのですか?」と聞いたのです。
(この質問の違いが判っていただけると嬉しいです。もちろん、その人の生き方や前世によって質問の仕方が変わります)
すると彼女は泣きそうになりながら
「これから助ける人たちが私の子供です」と答えました。
そして涙がたくさんあふれてきました。
彼女は他にもたくさんのメッセージを受け取ることができました。
その中で
「罪悪感は持つ必要がない」と言われたときに彼女の顔が明るくなったのを感じました。
こちらの世界に戻ってくるときに
「心が軽くなってスキップしている自分がいます」と言いました。
前世の歴史的な時であり、そして王様の権力の束縛ゆえの悲しい仕事。
自分の心を○しながら王に逆らう人の命を○す悲しい仕事・・・そしてその先の罰せられる恐怖・・
自分の愛した女性ではない結婚ゆえのさびしい人生・・
「指示されたり、束縛されるのが嫌いなのはそのせいだったんですね」と彼女は気が付きました。
「あの仕事をしてきたからそこ人を助ける仕事をしたいという気持ちをもって生まれてきたんですものね。今世たくさんの人を助けましょうね。みんなあなたの子供だから」と私はいいました。
彼女はこれから人を助けるお仕事をしていきます。
助けるお仕事といってもとても幅が広いのですが、でもちゃんと内容を受け取りましたので今度は心が軽く進めると思います。
仕事って・・・みんなちゃんと自分の役目ですもの。
今回のことで私は私のヒプノセラピーの磨きをますますかけていこうと思いました。
今日彼女から来たメールです・
「とてもスッキリしています」。
うふふふ~~~~それを言われるととっても嬉しいです!