Rubber Soul

だんだん身についてきた田舎暮し。草津、小諸に出没する田舎のおばさんになりきってきた。

怖い…山の独り歩き

2012-10-19 21:59:16 | 草津四季
草津では白根山の紅葉は終わりに近づき
殺生からだんだん前線は街に降りてきています



晴れていれば輝いて見えるでしょうが、霧の中の彩りもまた落ち着いた色合いが美しいです


毎日のようにニュースで、熊と遭遇して怪我をしたと聞いています
怖いことです
ウォーキングやトレッキングの時にはおしゃべりしたり、鈴を鳴らして動物に人間が近づいていると教えなければ突然現れたりするのです
最近の街にまで現れる熊は、人間を殆ど怖がらずに山からえさを求めて降りてきているのだそうです。人間がいることを承知で降りてくる熊には鈴もおしゃべりもラジオも効き目がないかもしれません

10日ほど前、白根山に登って清水沢を下ろうとしたら
あらら・・・カモシカさんが行く手を阻みじっと動かないでいるではありませんか






かなり近づいても動かず
ピースして一緒に写真撮りましょうか?!


音を立てながら近づいていくとようやくけもの道に逃げ込んでいきました



一人じゃなくてよかった!

夫に対決してもらおうと思ったけど、いくら穏やかなカモシカさんでも
体当たりしたら相当なもんでしょうね

山はやはり動物たちのものです

ウィーンの美術館・宮殿

2012-10-10 21:12:55 | わたし
ウィーン最後の日、ツアーに組み込まれていた シェーンブルン宮殿
ハプスブルグ家の栄華を今にとどめるそれは見渡す限りの庭園に囲まれた素晴らしい宮殿でした。1918年オーストリア王室が滅びてからもハプスブルグ家は細々と続いています。王室は亡命はしたものの迫害には遭っていないので、ハプスブルグ家の財宝・財産はそのまま残されているのです
王家に君臨したマリア・テレジア、バイエルンからハプスブルグ家に嫁入りした絶世の美女エリザベート・シシィ、フランス革命で命を落とした「ベルサイユの薔薇」フランス王妃マリー・アントワネット
主に女性が話題になるハプスブルグ家の栄華が残されています


午後は、生誕150年、グスタフ・クリムト展のベルベデーレ宮殿へ
日本で行われる展示物はいつも行列の美術館
オーストリアは人口が本当に少ないのね


「接吻」も圧倒されながらゆっくり鑑賞できました
誰にも邪魔されずにこんな名画に会えるなんてすばらしいです

わたしの大好きなクリムト「水辺の城」は残念ながらプラハの美術館だそうです

感動をベルベデーレに残して急ぎ足で「美術史美術館」へ


ここはブリューゲル、ルーベンスを始めとする17世紀から18世紀の作品が数多く展示されています
ブリューゲルは門外不出と聞いてなお一層しっかり鑑賞してきましたよ
日本では見られないのですから

フェルメール、画家のアトリエ


ウィーン!!
とても二日間では堪能できない都でした
また行きたい