もう最後の海外旅行になるかな、と思いながら決めたフランスの旅。ヨーロッパは遥か遠い。
フランスと言えばフランスパンとチーズとワインと美術館。
フランス料理はソースで食べる。ブラウン、ベシャメル等、フランス人はパンをちぎって皿のソースを綺麗にして食べていた。見事!ソースに旨さがぎっしり詰まっているわけだから利にかなっている。これがマナーなのだろう。日本人は皆汚く汚れたままの皿だった。
美術館はめちゃ混みのルーブル美術館は人人人で非常に残念。
フリータイムに訪れたオルセー美術館、ドガ、ゴッホ、モネ、ルノアールなど知られた絵画を間近でゆっくり観賞して生でしか味わえない絵力を感じる。
オランジュリー美術館、コレクション基礎を作ったギヨーム館が工事のためモネ以外のルノアール、セザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアーニの作品は暫く横浜美術館に貸し出し中だとか。なんと間の悪いこと!
それでもモネの円形部屋2部屋に飾られた睡蓮は居心地よくまるで池の真ん中にたたずんでいるかの様な素敵な場所だ。
パリをはずれればほぼ平坦な田舎の景色が続く。もう晩秋の景色だ。
シュノンソー城
モン・サン・ミッシェル
ジャンポール城
ヨーロッパ、石の文化は強い。頑強に造られた城や教会は古さを維持しながらたたずむ。ただパリのノートルダム大聖堂が4月に焼失してしまったことはパリ市民にとっての悲しみだ。沖縄の首里城にも言える。城や教会は土地の人々にとっては心の支えとなっている。
パリセーヌ川河畔はどこも美しいが下町に行けばゴミが散らかって、人々は歩きタバコで美しい町並みとは言いがたい。が走る人がやたら多い。甘すぎるスイーツ、油脂の多い食事で太ったからだを気にしているのか。何処もが皇居外周みたいだ。
エッフェル塔は街のシンボル
いちばん困ったのはトイレ。日本のトイレ程至れり尽くせり機能的なトイレはない。慣れはもう後戻りできぬ。
日本がいちばん!