昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

桜の季節を食卓に~『キッチンから愛を込めて』

2012-04-18 | キッチンから愛を込めて



未だかまだかと待っていた桜も漸く満開になりました~♪

そう思っていたら、この暖かさでもうちらほらと緑の葉が出始め

ちらりほらりと散り始めました。

これは大変と、お昼休みに慌てて近くの桜の名所に写真を撮りに行ってきました。



ここは公園ではなく、川沿いの土手に桜が数百メートルにわたって植えられているところです。

平日の今日も、双子をベビーカーに載せのんびりと散歩するお母さんや

お孫さんの写真を嬉しそうに写真にとられているおじいちゃん

ひとりで写真を撮りにいらしているかた、お買い物帰りに立ち止まって

眺めていらっしゃる方など、さまざまな方たちの姿を見かけました。




桜の花粉には興奮を誘発する「エフェドリン」という物質が含まれているのだそうです。

満開の桜の下で大はしゃぎしてしまう人が少なくないのも、この作用のせいなのかもしれません。

桜の花の香りには不安を取り除き、自信を回復する効果もあるそうです。

満開の桜を眺めると幸せな気持ちになり癒しの効果もあるのだとか。

桜の木の下を花を見上げながら歩く人たちの顔が

幸せそうに輝いて見えたのは、そのせいなのかもしれませんね。

なんと、桜の花びらには二日酔いを緩和する効果もあるそうなのです。

びっくりですよね。



食卓にも春を感じたくて

こんな炊き込みご飯を炊いてみました。



【桜エビと貝柱の炊き込みご飯】

桜エビと缶詰の貝柱を使って、バターしょうゆ風味の炊き込みご飯を作ってみました。


米2合を洗い水をって炊飯窯にいれ、桜エビと貝柱の缶詰(汁ごと)、千切りにした生姜を少々入れます。

お酒大匙2、醤油大匙1、塩小匙1/3、砂糖小匙1/3、バター15g
を入れ、軽く混ぜます。

水をいつもの目盛りまで入れて、炊き上げます。

バターしょうゆ風味で、どこか洋風な炊き込みご飯の出来上がりです。



お吸い物には、桜の型で切り抜いたかまぼこの白とピンクを抜きかえて

桜のかまぼこ入りにしました。

菜の花の辛し和えも添えて・・・・

お酒に花びらそえましょか・・・









これが噂の塩麹!そして祖母の思い出・・・ ~ 『キッチンから愛を込めて』 ~

2012-04-05 | キッチンから愛を込めて

【庭のショウジョウバカマ】

   先月の始め、1年寝かせた味噌の瓶を開封しました。

出来上がったばかりのお味噌20kgを
近くの専門店から購入し、瓶に入れて
倉庫に保存しておいたものです。

10年ほど前までは、母の実家に皆集まり
大鍋で大豆を煮て米麹(こうじ)を付けるところから作っていました。

6人姉妹の姉妹と祖母、従兄弟たちが
顔を合わせる「味噌つくり」の日は
一大行事で、春休みの楽しみでもありました。

茹であがった大豆を肉をミンチにする
機械に入れて潰すのが子供の役目でした。

ハンドルをぐるぐる回すと、スパゲティの
ように機械から出てくる大豆が面白くて
自分の番が来るのが楽しみでした。

小柄ながらもてきぱきと指示を出していた
今は亡き祖母。
お味噌を見るたび、懐かしく思い出します。



そのうち皆それぞれ忙しくなり、段々と集まる人数も減り
とうとう作らなくなってしまいました。

それからは、仕込み味噌と呼ばれる味噌を買っては、寝かせたものを使っています。



米麹といえば、今、巷で噂の塩麹 。

塩麹に使われる麹(こうじ)には、麹菌がつくりだした
酵素と呼ばれる物質がたくさん含まれています。

酵素は、食材に含まれるデンプンやタンパク質を分解して食材を柔らかくすると同時に
糖やアミノ酸やグルタミン酸などを作り出し、食材に甘味や旨味(うまみ)を出します。

このような酵素の作用に乳酸菌や酵母の働きで生まれる味も加わって、
最終的には多くの味覚要素が合わさった味となる為、
食材を普通に食べた時より美味しく感じられるようになるのです。

肉や魚や野菜といった食材や、和洋中といった調理法にもとらわれない用途から

魔法の万能調味料といわれています。

おまけに、ビタミン(B1、B2、B6、パントテン酸、ビオチン(ビタミンH))などが豊富に含まれ
脳の代謝を上げる働きや疲労回復効果があり

ギャバなどのアミノ酸を多量に含んでいることから、ストレスの軽減にもつながるとか。

そして乳酸菌や多く含んでいることから、腸内環境を整え
活性酸素を抑制することから、老化防止、美肌効果があるとも言われています。

まさに、アンチエイジングのための調味料ではありませんか。

いいことづくめの 塩麹! もう試してみるしかありません!


【材料】


【完成~♪】   
塩麹の作り方

 ◆材料

米麹 100g
水 100cc~150cc
塩 30g

※塩は天然塩を使用すること
 味に格段の差が出るとか。


 ◆作り方
米麹と塩を手の平でよくすり合わせ、水を加え
手でかき混ぜる。

毎日1回はかき混ぜ、常温で発酵させる

麹が指で軽くつまんで潰せるくらいになり
甘い香りになってきたら完成!
(夏なら5日前後、冬なら10日前後)

以降は、冷蔵庫で保存する。 









  
 先ずは、胡瓜に塗って一晩おいて
浅漬けにしてみました。

べったら漬のような味で
なかなかイケます。



次に、薄切りの豚のモモ肉に揉み込んで
30分ほどおいて焼いてみました。

お!なんとも深い味わいで
お肉も柔らかです。




そして、焼きおにぎりに塗って
再び焼いてみました。

チーズ以外の発酵食品をあまり食べない
長男が「これ、美味い!」




もう一品、作ってみたのが

「塩麹汁」

出汁も入れていないのに、味噌汁のような
粕汁のような・・・

これもなんとも形容しがたいのですが
塩麹だけで、こんな味が出せるなんて
驚きです。


色んなものに使えそうな塩麹

本屋さんには、特設コーナーも出来ていて「塩麹スイーツ」なんていうのもありました。

また、違ったメニューにも挑戦してみましょう~♪



4月3日の雛祭りは「祖母直伝の散らし寿司」でした。


別々に煮た具を載せて作ります。

筍とレンコンも入れたかったのですが、筍はまだ地物が出回っていなくて

レンコンは母が食べられなくなってしまったので、省略です。

代わりにエリンギを煮て、入れてみました。



おばあちゃん、私もひとりで作れるようになりましたよ。

空の上から、見ていてくれましたか?





たこ焼き器でイタリアン♪ん?~『キッチンから愛を込めて』~

2012-03-31 | キッチンから愛を込めて
 3月も下旬になって、雪のちらつく日が続き
その寒さのせいか、うっかり風邪をひいてしまいました。

昨年は2月に寝込み、今年はもう大丈夫だろうと気を緩めた矢先のことでした。

3日ほどおきたり寝たりの日を過ごし、やっと通常の生活が戻ってきました。
お見舞いコメントやメールをくださった皆様ありがとうございました。

寒かったとはいえ、季節は着実に春の真ん中へと向かっていて

我が家の庭にも、やっとクリスマスローズの花が咲きました。

植えてから3年、やっと咲いてくれました。(嬉しい!!)



体力を回復するには、やはり食から!

そんな訳で、我が家の新メニューです。



以前から作ってみたかった『ジャガイモ餅』

まだまだたくさん保存してあるジャガイモで作ります。

茹でて潰したジャガイモに片栗粉を混ぜ

こねる~こねる~♪

少し寝かせて、中にチーズを入れ
フライパンを熱し、バターを少々
こんがり焼けたらお醤油を少し・・・

バターしょうゆ味のチーズイン“モチモチ”ジャガイモ餅の出来上がり!

大根サラダを添えました。



そしてもう一つ

近くにある石釜のあるイタリアンのお店の

「マッシュルームとベーコンのオリーブオイル焼き」

エスカルゴを食べる時のお皿 ・・・→ 
にのって出てくるのですが         (この写真はネットからお借りしました。)

このお皿を見ていたら、 「たこ焼き器に似てるじゃん!」 

そこで、思いついたのが 我が家で採れた椎茸をマッシュルーム代わりにした

たこ焼き器で焼く「椎茸とベーコンのオリーブオイル焼き」を作ってみました。

  

  

大き目のサイの目に切った椎茸とマッシュルーム、塩コショウをしたベーコンを

ニンニクの香りをたっぷりつけたオリーブオイルで焼きました。
彩りに缶詰のコーンも少しいれてみました。

これを、薄く切ったバゲットに載せていただきました。



お店では石釜オーブンで焼いているので、テーブルにやってきたときにも
ぐつぐついっているのですが

たこ焼き器が保温の役目も果たしてくれて

かなりお店の味に近づけたかな。

今まではたこ焼きを焼くときにしか登場しなかったけれど

これからは、いろいろ焼いてみようかな。

なんだか楽しくなってきました~



水仙を待つ庭です。





残さず食べちゃいましょ♪~ 『キッチンから愛を込めて』

2012-03-09 | キッチンから愛を込めて
【空き地に咲いたタネツケバナ】

種籾を蒔く頃になると咲くのでこの名がついた「タネツケバナ」

田んぼの畔や畑に小さな小さな白い花を咲かせています。



このところ急に春めいてきて、閑散としていた畑にも人影がちらほらと見え始めました。

そろそろ春から夏にかけての野菜の準備をしなければなりません。

保存してある玉ねぎやジャガイモも、ずいぶん少なくなり

秋に収穫したサツマイモ、里芋、白菜、大根も食べてしまわねばなりません。

紙の米袋に入れまたそれを黒いビニール袋に入れてあった大根も あと、4本~♪

そう思っていたら、後ろにもう一袋!!

全部で20本の大根が残っていました!!

お味噌汁、漬物、大根おろし、ふろふき大根、おでん、サラダに煮物、お鍋にも!皮はきんぴらに!
そうそう!忘れちゃいけない、切り干し大根にも!
今年はこの寒さのおかげで、いい感じの切り干し大根が出来上がりました。



そして、祖母直伝の大根と油揚げの煮物に刺身のつまに・・・

冬越ししていても瑞々しくしゃきしゃきです。

せっかく作った大根を無駄にはしたくありません。

せっせと大根メニューを作っています。



無駄にしないといえば、お刺身で食べた甘えび




きれいに洗ってから、頭を取り皮を剥いて頂いたのですが

残った頭と殻で、海老せんべい作りました。

頭は塩を振ってオーブンで焼いても美味しいですね。

でも、殻も全部食べてしまいたい!

そんな訳で、海老せんべいの作り方です。

 

◆殻と頭をオーブントースターでカラッとするまで焼きます。

◆フードプロセッサーで粉々にします。

◆その中に 片栗粉100g 卵1個 マヨネーズ大匙1 水50cc 塩少々を入れ撹拌します。


 

◆ホットープレート、または厚手のフライパンにクッキングシートを敷いて温めます。

◆弱火にして、小匙1くらいのタネをスプーンの背で薄く延ばし、じっくり両面を焼きます。
 (途中、お好みで青のりを飾ります。)

◆からっと焼けたら出来上がりです。(カリッとしていないときは、電子レンジに2分ほどかけて仕上げます。)



焼き海老の香ばしい香りいっぱいの海老せんべいの出来上がりです~♪

残り物でできちゃうお菓子です。








雛祭りメニューを楽しむ♪~『キッチンから愛を込めて』~

2012-03-06 | キッチンから愛を込めて
【やっと ひとつだけ芽の出た蕗の薹フキノトウ

四季を彩るクラシックⅡ 春の気分に浸れるアルバム・試聴サイト♪
    〈画像をクリックすると音楽が流れます〉














〈お内裏様の並び方が昔風♪左右反対ですね)






こちらでは、4月3日で行う雛祭り
なので、まだ一か月飾っておきますが
もう片付けられてたでしょうか。

早く片付けないと娘が結婚しないとか
病になるとか云われているようです。

片付けたいけど時間がないという時には
後ろ向けにしておくと、お雛様は
帰られたということになるので、時間の
ある時に片付ければいいのだとか。

迷信とは思いつつもいつまでも飾って
おくのは気がかりなもの。
「取りあえず…」のこんな方法もあるそうです。

さて、我が家の3月3日はと言えば

↓こちらの素敵なブログ
タワラジェンヌな毎日 
を読ませて頂いたら

ちょっと3月3日の雛祭り気分を
味わいたなって、真似して
こんなお寿司を作ってみました。

牛乳パックを利用した型を使って…
とのことだったのですが、もうちょっと
細長くしないと菱餅の雰囲気が
出ていませんね。(笑)
次回はもうちょっと菱餅らしくを
心がけましょ~う!!

緑は青のり、ピンクは鮭のフレーク
黄色はいり卵をまぜてみました。
鮭のお刺身のバラと三つ葉の葉を
飾って、ハマグリの潮汁、畑で採れた里芋と烏賊の煮物
同じく畑のほうれんそうの胡麻和え
鮭と烏賊のお刺身でした。

京都で買った雛人形の描かれた敷紙をしいて

デザートには、何故かアップルパイを
焼きました。

4月3日には、からすみをお供え
いたしますのでお許しくださ~い。




畑や田んぼの畔に咲き始めた「ホトケノザ」

春の七草に入っていて「ホトケノザ」は「コオニタビラコ(小鬼田平子)」という別の植物だそうです。
紛らわしいですよね。