昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

秋深し・・・あれもこれもの秋の味~『キッチンから愛を込めて』~

2011-10-20 | キッチンから愛を込めて


ちらほらと雪の頼りも聞かれるようになった今日この頃
皆様いかがおすごしですか?

秋の夜長は色いろと・・・

と言いたいところですが、毎晩何故か睡魔が襲ってきて
PCに向かっても、文章が浮かんできません。

今夜も誤字脱字、意味不明の文になるかとは存じますが

どうぞ大目に見てやってくださいませ。

ところで、我が家はもっぱら食欲の秋でしょうか。(笑)

秋の果物といえば、リンゴ!

勿論、他にも美味しい秋の果物は沢山ありますが
頂き物のリンゴでケーキを作ってみました。

見かけはちょっとイケてないけど    


 カットすると、コアントローと甘いリンゴの香りが・・・

大きく切ったリンゴがのぞくしとっとりと柔らかなケーキです。



そして、秋の味覚といえば 松茸!!

今年はあまり出ていないといわれているので
国産物を期待できません。
・・・昨年は、叔父が採って来てくれたのですが・・・

そんな訳で、夕方の見切り品の「輸入松茸」を買ってまいりました。

少しだけ自家製のめんつゆの素であえて、三つ葉と一緒に混ぜご飯に~



そして、メインは「松茸の土瓶蒸し」にしました。



我が家の松茸コースの出来上がり~♪(笑)





そして我が家の秋の果物
柿とキウィも少しずつ収穫中です。

秋ですね~。

「天高く 我 肥ゆる 秋」 になりそうです~~~!

そんなこんなで、毎晩ウォーキングに励んでいます!?



お付き合い、ありがとうございました。



金木犀のお酒と楊貴妃~『キッチンから愛を込めて』~

2011-10-12 | キッチンから愛を込めて




コスモスの花が我が家の庭にも咲きました。

「貴方の好きな秋の花は何ですか?」と聞かれて

「コスモス」と答える人は多いのではないでしょうか。



そして、秋を代表する花の香りと言えば金木犀でしょう。



今年は、気候の影響か花着きの良いものが多かったそうです。

あまりに沢山の花が咲いたので、以前から気になっていた

「金木犀のお酒」を作ってみました。



金木犀のお酒」と言えば、 「桂花陳酒 (けいかちんしゅ)」です。
桂花(金木犀、キンモクセイ)の 花びらを摘み、その花弁とつぼみを
良質の白ワインに浸漬し、3年間熟成させたものなのだそうです。

作り方を色いろと調べてみましたが、白ワインを使ったものが無かったので
素人には無理なのかと思い、ホワイトリカーを使ったもので作っていました。

直ぐに淡い琥珀色へと変身し、そっと蓋を開けてみると
金木犀の花の香りはそのままのようです。



 楊貴妃も愛飲したと伝えられる伝統ある美酒「桂花陳酒」

古くは宮廷内でのみ製造されていたのだそうです。

なんと今から約1800年もの昔のお話です。

あまりの美しさに国が滅びたといわれる楊貴妃の美しさは

このお酒から生まれたのかも知れません。

   

ちょっとフルーティーな味わいをプラスしたくて

干し杏を入れてみました。



ところで、楊貴妃が密かに日本に渡っていたというお話をご存知ですか?

日本でも史実では殺されたことになっている義経が大陸に渡り
チンギス・ハンとして活躍したのではないかといわれているように

楊貴妃も殺されることは無く、日本に流れ着いていたというのです。

先日、中国のテレビ番組でその話が取り上げられ
驚いたことに、あの「山口百恵」さんが楊貴妃の子孫だと放送されたそうです。

山口百恵さんは、今でも中国での人気が高く
日本人らしくない顔立ちと、楊貴妃が流れ着いたとされている場所が
百恵さんの祖先が住んでいた場所だということ
そして、本人がそう発言しているとされ
その後も、その話を信じている中国人は多いのだとか。

その昔、中国から渡って来て
何故だか、花の咲く雄木だけしか日本には伝わらず

甘く人を酔わせるような香りを放ちながら
実をつけることのない「金木犀」。

楊貴妃という絶世の美女が、密かに日本に渡って来て

いたかもしれないというお話と共に
切ない想いが心を満たしていく、秋の一日でした。



お付き合いありがとうございました。


しょうがな~い しょうがない♪ ~『キッチンから愛を込めて』~

2011-10-02 | キッチンから愛を込めて
今年も畑の隅に植えたコルチカム の花が咲きました。
球根を置いておくだけで花が咲くことで知られていますが
植えっぱなしでも、こうして毎年目を楽しませてくれます。
球根には、毒があるとも言われますから土の中に植えておいたほうがいいような気がします。



土の中の根っこが美味しくて健康にも良いのはこれ!

生姜です!
今年種を手に入れ損なってしまって作っていないといったら
叔父が届けてくれました。



重さ どど~んと約3,000g!
生姜を前にして
頭の中をこの曲がぐるぐるぐる・・・・

  

六文銭の歌・・・・

しょうがない 雨の日はしょうがない
しょうがない・・・・・

だから、しょうが たくさんあるんですってば!!

     

もう一度丁寧に洗い、汚れた部分を取り
先ずは、500g分で甘酢漬け=ガリを作りました。

  
後500gは薄い板状にして、冷凍庫へ~!



冷凍したま少しずつ追って使います。

  

そして、当分使う分を残し
後は、いつものようにジンジャーシロップと生姜糖を作りました。

ジンジャーシロップは炭酸で割れば、「自家製ジンジャエール」の出来上がりです。
うちの生姜糖は、薄切りではなく荒みじんに切ったものを使います。
このほうが繊維を気にせず食べられるので、お菓子のような感覚で食べられるのです。

      

驚くほど多くの効能のある生姜ですが
中でも、咳を沈める働きに注目です!

実は、一週間ほど前から少し風邪気味でアレルギー性の咳に悩まされていました。

そこで毎日ジンジャーシロップをお湯や紅茶で割ったものと生姜糖を食べてみました。

咳止めの薬はなかなか効かないのですが、今回は3日ほどで
殆ど咳がでなくなりまいした。

生姜の効能のお蔭でしょうか。

自然の力を侮る無かれですね。

皆様も気温の変化の激しい折、体調管理にはくれぐれもご注意くださいますよう。







最後までお付き合いありがとうございました

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※ジンジャーシロップの作り方はこちらを参照しました。

手作りジンジャーシロップ by はしごしゃ
http://cookpad.com/recipe/877009/

新生姜じゃなく根生姜でもこんなに綺麗なピンク色のシロップが出来ました。
感激!喉にピリッとくる爽快感。おまけに生姜糖も♪

■材料(約250cc)

生姜...150g
砂糖(上白糖使用)...150g
水...150cc
レモン汁...20cc

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※生姜糖の作り方はこちらを参照しました。

生姜糖 by はしごしゃ
http://cookpad.com/recipe/898450/

手作りのジンジャーシロップを作ると
こんなに素敵な副産物もできるんだよ。

■材料

レシピID :877009で作ったシロップの残りの生姜...
砂糖...30g
グラニュー糖...適宜


■つくりかた
[1] シロップを作った後鍋に残っている生姜に砂糖を加え
  弱火で水分を飛ばすように煮ていきます。焦がさないようにね
[2] 10分程煮ると鍋肌から砂糖が結晶しててくる。
  この様になったら火を止め、網等に重ならないように
  並べ風通しの良い所で乾かす
[3] グラニュー糖をまぶして出来上がり。
  乾かしただけの物を食べてみると市販の様な激甘と
  言うことはありません。心地良い甘さです
[4]

■メモ(コツ、ポイント)
 生姜糖はお魚の煮つけ、刻んで焼き菓子にと大活躍してくれそうです。

■このレシピの生い立ち
 ジンジャーシロップ作ると、まだまだ香りたっぷりな生姜が残ります。
 これを使って作りました。
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秋の七草 そして紫蘇の実~『キッチンから愛を込めて』~

2011-09-26 | キッチンから愛を込めて
【庭の藤袴の蕾】

秋の七草のひとつ、藤袴(フジバカマ)の花です。
花が咲く前の蕾の姿が好きです。

萩(ハギ)·桔梗(キキョウ)· 葛(クズ)·撫子( ナデシコ)
尾花(オバナ/ススキのこと)· 女郎花(オミナエシ)· 藤袴(フジバカマ)

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」 (山上憶良)

「春の七草」は、体のためにお粥に入れて食べるものですが
「秋の七草」は、心のために目で楽しむものです。



春の七草は、日本のハーブ。
秋に花咲くハーブの代表といえば



紫蘇(シソ)です!

ハーブと呼ばれるものは、殆どがシソ科のような気がします。
夏の間、爽やかな風味で食欲を増進させ、雑菌を抑える働きで食中毒をも防止する植物です。

秋に小さな花が咲き、小さな種を付けます。
その実はカルシウム、ビタミンA、鉄などを豊富に含んでいます。

もちろん今年も、この紫蘇の実の佃煮を作りました。



茹でて水に暫らく晒し灰汁を抜き、よく水を切ります。
ごま油でさっと炒め、砂糖・醤油・お酒で味をつけ
水分がなくなるまで炒ります。
保存が利くように、鷹の爪を入れました。



どうしてこんなに白いご飯に合うのでしょう!
ご飯~おかわり!!(笑)





そして・・・この日水饅頭も作りました。

こし餡と抹茶餡入りです。

急に朝晩冷え込むようになり、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りになりそうですね。

今年の水饅頭もこれで最後になりそうです。



お付き合いありがとうございました。

お肉屋さんのコロッケをどうぞ!~『キッチンから愛を込めて』~

2011-09-12 | キッチンから愛を込めて
暑かったり、涼しかったり、夏と秋が行きつ戻りつしながら
少しずつ季節は次へと装いを変えています。

庭の花たちも、燃える太陽の色をした花と
涼しげな花が同じ顔をして並んでいます。

 

秋になって、段々と暑さが遠のいてくると
熱々のものを食卓に載せたくなってきます。

「熱々の・・・」と言えば、先日ブログ友達の
この方が、近所のお肉屋さんのコロッケが
熱々で美味しかった~!
と仰っていました。

揚げたてのコロッケを、歩きながら食べるのって
本当に美味しいものです。
学生時代、その揚げたてを歩きながらではなく
お店の中で食べていたことを思い出します。

実は学生時代、大きなお肉屋さんでアルバイトをしていました。
お客さんの注文を聞いて、お肉を販売するのですが
その合間には、お肉屋さんのコロッケを作っていました。

ときどきあの、お肉屋さんのコロッケが食べたくなり
我が家の食卓にも登場させています。

お肉屋さんのコロッケの特徴は、何もつけなくても美味しく食べられるよう
しっかりと味がついていること。

カリッとさくさくに揚っていることも重要なポイントです。

お肉屋さんのコロッケは、粉末のマッシュポテトを使っていますが
生のジャガイモで作れるよう、工夫してみました。


 


これは、いつもの厚さで
作ったものです。

厚さ1cmの方は写真が
撮れていませんでした!
  スミマセン!



パン粉は1㍑サイズの
ペットボトル
に詰め替えておくと
とても使いやすいです。

移し変えるのにも
ペットボトルで作った
上戸を使うと便利!
 
  ◆材料 
   じゃがいも 中4個
   牛乳&コーヒーフレッシュ1個 合わせて300cc
   (あっさり味がお好みの場合は水300cc)
   塩少々

   たまねぎ1/4個
   合挽きミンチ150g
    ※砂糖大さじ2
    ※醤油大さじ2

   小麦粉
   卵1個
   パン粉
   揚げ油適量

  ◆作り方
  【1】鍋に水・塩、じゃがいもを入れ、柔らかくなるまで
     茹でます。
  【2】茹で上がったらお湯を捨て、熱い内に皮を剥き
     つぶします。
  【3】牛乳とコーヒーフレッシュを入れなめらかに
     (マッシュポテトになる)なるまで混ぜます。
  【4】フライパンを熱し、サラダ油を入れ
    みじん切りにした玉ねぎを透き通るまで炒めます。
     ミンチを入れ、色が変わるまで炒めます。
  【5】※印の調味料を入れ、強火で半量になるまで
    煮詰めます。
  【6】3のじゃがいもに、5を汁ごと入れて混ぜます。
  【7】粗熱が取れたら、厚さ1cm弱の俵型に成型し
    衣を付けます。
  【8】180℃くらいの温度の油でさっと揚げて
    出来上がりです。  


思い出のコロッケの味を再現できたでしょうか~?

熱々をどうぞ~♪





そして、今夜はもうひとつ。
1本の苗から300個近く採れたピーマンを
たくさん消費できる『ピーマンの佃煮風』です。

ごま油で炒めたピーマンを、砂糖、醤油、酢(1:1:1)を煮詰め
た中に入れ味を絡ませ、桜海老、花鰹、胡麻を入れて出来上がりです。

火をしっかり通すので、かさが減り
一人で、3~5個も食べられてしまいます。 






そうそう…

お肉屋さんのアルバイトで出された「まかないメニュー」で
もうひとつ忘れられないのが、『牛すじ肉の味噌煮込み』
前の日からストーブの上でコトコト煮込んだ
柔らかいすじ肉が、ほんのり甘い味噌味で煮込まれていました。

この味噌味がどうしても再現できないのです。
ポイントは、使っていた味噌なのかな~?

お肉屋さんのちゃきちゃきおばあちゃんの自家製だったんです。
あ~また食べたいものです。



今日もお付き合いくださってありがとうございました。