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Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

行きつ戻りつの春 そして3・11

2015-03-11 | 菜園日記
3月11日撮影





梅の花や椿、そして部屋のアマリリスが開き始め、ポカポカ陽気だった日曜日。

  


久しぶりに畑にでました。

  

昨年の秋、一旦掘り出し物を土に埋けてあった大根を収穫しました。

冬の間に食べる分は袋に入れて保存していたのですが

小ぶりの大根は畑に残してあったのです。

新しい葉が出て、大きくなっていました。

どうして全部畑に残しておかないかというと

寒さの厳しい間は、土が凍って大根が抜けなくなってしまうことが多いからです。

寒さに耐えた大根は甘味も増して美味しくなっていました。

 

  

雨がたっぷりと降り、暖かくなって急に大きくなりだした法蓮草折り菜です。

寒い間はヒヨドリ夫婦の食料となっていて、もうあまり成長しないかと思っていたのに
・・・今年はキャベツの頭も食べられてしまいました!・・・

一度にどっさり採れて、消費するのに頭を悩ませなくてはならなくなりました。

  

ビニールの屋根を付けてあったお蔭で、冬中困らなかった人参

これ以上畑に置いておくと育ちすぎて割れてしまうので、こぶりではありますが一気に収穫です。

ボール一杯の人参マリネを作って冷蔵庫に保存し、毎朝少しずつ食べています!

寒さのせいでかすっかり枯れたようになっていたパセリキヌサヤエンドウの芽

そして真中の大きな花穂を収穫した後のブロッコリーの脇芽も

元気に育っていました。

保存してあるジャガイモにも沢山の芽が出始めていました。

    

早速、芽欠きをして次の収穫まで持たせねばなりません。

放っておくと、箱一杯に芽だらけという怖ろしいことになってしまいます。


さてこの日は、ジャガイモの種を植えるための準備を始めたのですが

久しぶりに鍬や備中を使ったせいか、体中があちこちがたがた・・・・

野菜たちは寒さの中、着々と春への準備をしていたというのに・・・

なんと情けないことでしょう~!




そして、今日は一転して真冬に逆戻りでした。

全国的に雪の日だったのですね。

こちらもほんの少し積もった雪が日の出とともに解けはしたものの

一日中小雪の舞う寒い寒い日となりました。

誰もが心の奥に悲しみを残している 3月11日。

黙祷をしながら、被害に遭われた方々を思い

遺されたご家族を思い

未だ避難生活を余儀なくされている方たちを思い

そして何の力にもなれていない自分を振り返った日でした。

あれからまだ4年、あれからもう4年。

それぞれの心にあるそれぞれの思いを抱いて。

目指すところは同じはず、より良き道を一歩ずつ進んでいけますよう。








まだまだの夏と そろそろの冬 

2014-10-06 | 菜園日記


富有柿が色づきはじめました。



今年はとってもたくさんの実が付いたのですが

カキノヘタムシガの幼虫君(通称ヘタムシ)がついてしまい

半分以上の実が落ちてしまいました。

薬剤散布に踏み切る前に

今年の冬は昔ながらの菰(こも)を幹に巻いてみようかなぁ。

温かい菰の中に集まって越冬した幼虫を一網打尽に出来るらしいのです。

昔からの方法なのですが、かなりの効果が期待できるとか。

やってみる価値はありそうです。

さて、我が家のもう一本の柿の木は富士山という名の渋柿です。

昨シーズンはこの木に隼人瓜の蔓を這わせていたので

柿の木であることもわからないくらいになっていました。

別名千成瓜の名前に違わず

ものすごい数の実をつけてくれたのですが

今年は冬越しに失敗!

さて、今年はと言えば・・・



ゴーヤがどっさり採れました!

昨年畑に残しておいたままにしていたゴーヤから芽が出て

いつの間に柿の木に登って、柿の木を占領してしまっていました。

あ、もちろん数個の渋柿も採れそうです。



キウィも大きくなりました。

老木になってきたので、収穫量がとても少なくなってしまいましたが

今年は何個採れるでしょうか・・・

 秋どりキュウリもかれこれ通算で200本近く収穫したでしょうか。



毎日十数本採れていたのですが、そろそろ終わりに近づいてきました。

ミニトマトと中玉トマトはまだ少しずつ収穫できています。

今年の夏はカメムシ君が大発生で、熟す前に果汁をちゅーっと吸われてしまい

完熟させるのが難しかったのです。

ところが、秋になってカメムシ君がどこかへと旅立ち

被害に合わなくなったからでしょうか

このトマトが目茶苦茶甘くて美味しいのです!!

毎日のお弁当の彩りに大活躍しています。



シーズン初めはなかなか花が咲かず、もう諦めようかと思っていたピーマン(京みどり)

遅ればせながら収穫できるようになりました。

まだまだ採れそうです!



例年通り、袋植えしたゴボウ(おいしいゴボウ)

これから少しずつ食べても、お節料理の分までありそうです。



冬中食べられるおく春菜も発芽しました!



 カブ(CR耐病カブ)



人参(あま~い人参)


ほうれん草(オータムほうれん草)



レタス(ロメインレタス)


レタス(チマ・サンチュ)


種から育てたブロッコリーも大きくなってきました。


大根(秋の郷)



大根の間引きしました♪



お鍋に欠かせない白菜も直径80cmほどに葉を広げてきました。



里芋もちょこっと掘ってみました。





早速里芋の煮ころがしに!

ねっとりとしていて美味しい~



お正月の寄せ植え用に育てている葉ボタンも大きくなってきました。

ん?

写真を見ていたら・・・・

こんなところにアオムシ君が!

こらこら、そんなところでむしゃむしゃしていたら

お正月には穴あきだらけの葉になってしまうではありませんか。

明朝にはお引き取り願わねば!!

なるべく薬剤を使わないで育てようと思うと

毎日のパトロールが欠かせません。(苦笑)

さて、そろそろ台風も近づいてきました。

皆様の所にも畑の作物たちにも被害がありませんように




秋の野菜と国鳥がやって来た!

2014-09-08 | 菜園日記


今日から二十四節気の白露になりました。

秋の気が澄み涼風に心地良さを覚えるこの時季となり露も白く凝るということなのらしい。

確かに朝晩はめっきり涼しくなり、日によっては肌寒さを感じるようになりました。

しかしながら、日中はまだ夏のような暑さです。

そんな中、秋の収穫、冬への準備に勤しむ週末となりました。



水不足に気をもんだ里芋も生姜もも例年通りの大きさになりました。(ほっ

収穫間近の薩摩芋も、芋を少しでも大きくするために再びの蔓返しです。(笑)

 冬野菜の代表、白菜の植え付け準備も完了です。

ところで、この夏の天候不順のせいで店先に並ぶ野菜が高騰しているようです。

先日種を蒔いた秋どりキュウリの収穫を待っていました!

  

二日でこの大きさになりました。

今年初の秋のキュウリ~♪

夏のキュウリよりやわらかな触感で、香りが高いので好きです。

早速、お塩だけで頂きました。

これから沢山なって欲しいです~。



これから撒く種も揃いました!


韮の花

ところで、畑での仕事に精を出していると


突然背後で大きな羽音と「ギャー」という鳴き声が・・・・

振り向くと

先日、名古屋城の障壁画でみたあの鳥が田圃の稲の中に飛び込んだところでした。



わ!わ!わ!

慌ててスマホで写真を撮ろうと思ったのですが

時すでに遅し・・・

どこかに消えてしまっていました。

どんな鳥やねん! とお思いの方はこちらの動画でご確認くださいませ。

まさに、この絵のように鮮やかな色をしている雉(キジ)だったのです。

この赤い顔にエメラルド色の羽を持っているのは雄なのだそうです。

「ケーン ケーン」と鳴くといわれていますが

実際には「ギャー」と言った方が近いように思います。

10年ほど前までは近くの山から聞こえてきていたのですが

久しくその鳴き声を聞いていませんでした。

どこからやって来たのかはわかりませんが、「朝雉が鳴くは晴れ」との諺通り

晴れた日の朝には鳴き声が聞こえてきていました。

それが3mほどの近さまでやって来たのです。

それからというもの、畑仕事をしていると時折畑にもやってくるようになりました。

雉と言えば国鳥、日本を象徴する鳥です。

この鳴き声は縄張りを知らせるためなのだそうです。

早くお嫁さんが見つかるといいわね~。

さて、今日は十五夜。

今年は早い中秋の名月になりお供えの薩摩芋が間に合うか気になっていましたが

一株だけ掘ってみたら   

なかなかの出来栄えでした。

早速、お膳を用意してススキを取りに出かけましょう~♪



2014年の十五夜(中秋の名月)はいつ?お月見を楽しむための基礎知識まとめ




22勝1敗の夏

2014-08-02 | 菜園日記



いよいよ8月ですね。

夏本番!と思いきや

来週には立秋がやってくるのですね。

ぼやぼやしてはいられません。

畑では夏の太陽の光をたっぷり浴びた野菜たちを収穫中です。



暑くならないと実らないゴーヤもやっと明日には初収穫できそうです。






高台にある畑に植えたメロンがこんな姿になっていました。

 カラスの仕業でしょうか。

何度も突いたようですが、固い皮なので穴を開けられなかったようです。

無事、食べることができました。

鳥の被害と言えば、網を掛けておいたブルーベリー。

ヒヨドリが網の中にスルリと入って食べているようです。

しかしながら、隣に植えてあるブラックベリーには目もくれません。

味を知らないのでしょうか、ブルベリーの方が美味しいからでしょうか。

お蔭でブラックベリーは大豊作で、毎日カゴに一杯摘み取っています。

 

ジャムにジュースに、お酒にしました。

左の瓶は一週間前に漬けたものです。

もう赤ワインのような色がでています。

アントシアニンがたっぷりで目にいいとか。

〇眼にも効くといいのですが・・・・

雑草も恐ろしい勢いで伸びています。

週末、早朝草取りダイエットに励んでいますが

なかなか征服できそうになく、こちらの方がのびてしまいそうです。

そんなこんなな毎日ですが、秋の準備も始めました。



三日目で発芽しました。



美味しい秋のキュウリになりますように。






梅雨の晴れ間と ハレの日のために

2014-06-24 | 菜園日記
我が家の庭にて6月7日撮影


今年の梅雨は台風が近づいたり、竜巻予報がでたり

降るとなると豪雨だったりといつもとは違っているようです。

そんな梅雨でも晴れ間を縫って、やらねばならないことが待っています。

先ず手始めは、玉ねぎの収穫です。

最初に植えた苗が虫に茎を切られあまり育たず、追加で苗を植えたので

ちゃんと収穫できるか心配していましたが、なんとか間に合いました!

  

20本ほど植えた紫玉ネギはたったのこれだけになっていましたが

普通の玉ネギは200個以上採れました!

すぐに茎と根を切り取り、綺麗に皮を剥きます。

暫くすると、外側の皮が茶色になるのです。

こうすると、カビたり腐ることが少なくなります。

店頭に並んでいる綺麗な玉ねぎはこうして保存されているものなのだそうです。

我が家もこの後、スノコ状の箱に入れ倉庫で保管します。

一年分あるかな?

 

そして、男爵と間違えて買ってきた「北あかり」

こちらは大豊作でした!

10kgの種芋が200kg位にはなったでしょうか。

肌も綺麗で形も上出来!

こちらも木箱に入れて保存します。

育ちがいいと、掘っていても疲れを感じません~!

梅雨の間に収穫しなくてはいけない梅も

丸々と大きなものが採れました。



梅ジャム、梅酒、梅シロップ、梅黒酢、梅干しなどに変身させます。



玄関脇のクチナシの花も満開。

1.5mほどの球形をした木にびっしりと花がついて

いい香りを漂わせています。

今日もうちの前を歩いていた幼い女の子が

「お母さん~すごくいい匂いがする~!お花の匂い?」

そういって暫くこのクチナシを眺めて行きました。



さて、 晴れは晴れでもハレの日の予行演習にずっと前から作ってみたかった

鯛の塩釜焼に挑戦してみました。

天然塩500gに卵白1個分を混ぜて

小ぶりの鯛の周りに塗り、魚の形に整え、箸で目玉と鱗の模様を入れ



210℃に熱したオーブンで40分・・・

作るのは少々難しいと思っていた・・・

料亭でしかお目に掛かったことのない・・・

鯛の塩釜焼の完成です!


少々不細工なのは大目に見てくださいませ~!

意外に簡単にできてしまって、拍子抜けするほどでした。(笑)

木槌を探したのですが見当たらず、すりこ木で割りました。

 

今の季節は鯛の美味しい時期ではないのですが、それゆえお値段も高くないのです。

こうして焼くと、身がふっくらとしてなんとも美味しい~!!

昆布や青紫蘇を入れて焼いても美味しいのだとか。

ところでこの鯛の塩釜焼

一説には豊臣秀吉が九州に出兵した際、大変美味しい玄界灘の鯛を手に入れ

大阪にいる母親にどうしても食べさせたいと

考え出されたとも言われているそうです。

保存のために考え出された調理法のようですが、やはり焼き立てのアツアツの方が美味しいです。

お客様にお出しする時間を見計らってオーブンに入れれば

盛り上がること間違いなしです。

おめでたい席にはつきものの鯛

今度は本当におめでたい日のために焼きたいものです。