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素敵な景色に遇えるかも・・・

白い葉牡丹~県産品愛用推進のお店にて・・・

2010-02-01 | 四季折々のひとりごと
【白い葉牡丹】

我が家の玄関の植木鉢に植えた白い葉牡丹です。
種から育てて、やっと大きくなりました。
学名 Brassica oleracea 別名 ハナキャベツ 。
Brassicaはアブラナのこと、oleraceaはキャベツや
カリフラワーの原種のことだそうです。
牡丹の名がつくのは、葉が幾重にも重なって
さながら牡丹の花のようだから。
原産地 はヨーロッパ だそうです。
江戸時代に、野菜として持ち込まれました。
観賞用ケールに分類されるそうです。
ケールといえば青汁の原料です。
きっと食べたら「まずいっ!」んでしょうね。

花言葉は祝福、利益 。
玄関に相応しい花ですよね。


                                         
食べたらきっとまずいだろう葉牡丹の後には、ちょっと美味しかったお話を!

昨日31日は、祖母の十三回忌でした。
母の実家、お寺での法要、お墓参りのあとに
県産品愛用推進宣言のお店に指定さえている料理屋さんで食事を頂いてきました。

----県産品愛用推進宣言のお店とは----
岐阜県には、地域の文化・風土・歴史と伝統に深く根ざした優れた県産品が多数あります。
 こうした地域で生産される県産品を地域で利用(県産品愛用)し、県産品の利用を拡大することは県内産業の活性化はもとより、食糧自給率の向上や地域温暖化の防止 などに大きく貢献します。

 このことから、岐阜県では県内で生産された県産品の利用拡大を推進しており、県内産の食材を利用した料理を提供している飲食店や、県内の商品を多数取揃えている販売店を「県産品愛用推進宣言の店」として指定し、県民の皆さんに広く紹介をしています。

  注)県産品とは:県内で生産、製造又は加工(全部又は一部)された商品をいいます。



県産品といっても、ここは海なし県ですから・・・
お魚は県外で取れたものです。

お刺身の向こうに見える向こう付けに載っていたのが、山海の珍味三品。



老茸(ロウジ)の生姜煮、へぼ(蜂の子)、からすみ(ぼらの卵の塩漬け)でした。

老茸は笠の表面が真っ黒で裏がしろい、ほろ苦く独特な香りの茸です。
へぼは、地蜂の幼虫!!青紫蘇にくるんでいただきました。
姿がどうもグロテスクなので、目をつぶると食べられるのですが
青ジソに包めば大丈夫~!
からすみは、みなさんご存知の通り、大根おろしと一緒に頂きました。

世界三大珍味といえば、トリフュにフォアグラ、キャビアですよね。
言い換えてみれば、これは日本の三大珍味かも!

                                         

 

続いて出て来たのがフカヒレのスープと牡丹鍋。
そうです、猪のお肉の味噌味の鍋!
この味噌味の汁がとても美味しいんです。
猪のお肉は、さばく人の腕によって味が大きく左右するそうです。



猪といえば、思い出すのが学生時代にアルバイトをしていたお肉屋さん。
しゃぶしゃぶと焼肉のお店も併設しているおおきなお肉屋さんでした。

普段は、販売や餃子やコロッケなどの惣菜つくりを手伝っていたのですが
一番最後の掃除をすることもありました。
そのお肉屋さんは、猪をさばくのが上手いと評判で、ときどき猟師の人が
猪を持ち込んで来ました。

さばくところは見たことがないのですが・・・
最後のお掃除のとき、床を掃いていると
なんだか変なものが・・・
何だろうと思って拾ってみたら・・・
猪の切り取られた鼻だったんです。

思わず|「ぎゃ~~~~~~~!」と叫んで
お店の人たちを驚かせてしまいました。

そんな想い出があるにも拘らず
牡丹鍋をしっかり食べてしまう私って・・・(笑) 

お肉も美味しかったんですが、野菜が猪のお肉の出汁でいい味になっていましたよ~。

                                         



茶碗蒸し、和風ステーキ、大根と蛸の煮物、蟹のかぶら蒸し
牡蠣と海老としし唐の天ぷら、赤だしとご飯。
デザートの、甘いイチゴとプチモンブランも大変おいしゅうございました~♪

                                         

久しぶりに顔をあわせた叔母達は話が尽きず・・・
名残惜しそうでした。

今日も訪問ありがとうございました!