

新穂高ロープウェイを後にし、午後は高山の町を散策しようかとも思っていたのですが
こんなにお天気がいいのなら乗鞍スカイラインで
上に行ってみようということになりました。
現在は環境保全のため、マイカー規制をしており
バスかタクシー(電気モーターを搭載したハイブリッド車など低公害仕様)に乗り換える必要があります。
バス会社の方に聞くと、山頂の視界はこの上もなく良好とのこと。
ほおのき平からバスに乗り換えました。

新緑眩しい木々を眺めながらカーブの続く道をいくと
次第に視界が開けてきます。
午前中に行った穂高方面も綺麗に見えていました。

森林限界を超えると、ため息が出るような大パノラマが広がっていました。


かなり解けたとはいえ、雪の切通しのなかを走ります。

畳平駐車場に到着です。

乗鞍岳(のりくらだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)南部の長野県松本市と岐阜県高山市に
またがる剣ヶ峰(標高3,026m)を主峰とする山々の総称です。
山頂部のカルデラを構成する最高峰の剣ヶ峰、朝日岳などの8峰を含め
摩利支天岳、富士見岳など23の峰があり、広大な裾野が広がっています。
飛騨側の高山市街地などから大きな山容を望むことができ、親しまれてきた山です。
~whikipediaより~
乗鞍スカイラインは標高1,684mの平湯峠を起点とし
標高2,702mの畳平を終点とする全長14kmの山岳観光道路です。
日本最高所の道路ながら歴史は古く、戦争中の昭和17年(1942)に
航空機エンジンの実験場を造るため陸軍によって建設されました。
すでにこの辺りは国立公園に指定されていたにも関わらず
その建設を止めることはできなかったのでした。
戦後まもなく県道となり、乗鞍登山バスが運行されるようになりました。
有料道路・乗鞍スカイラインになってからは、信州側のエコーラインと共に
観光客のマイカーが押し寄せシーズン中には「雲上銀座」と呼ばれるほど
駐車場に入りきれない車で大渋滞が起き
自然破壊が問題視されるようになったのでした。
そして、その後「マイカー規制」となり一般車の乗り入れはできなくなったのでした。

山頂付近はハイ松の群生地となっています。
標高も3000m近くになると、陽射しがじりじりと肌を刺すように思えてきます。
・・・そういえば、バスに乗るとき
「紫外線対策を忘れないでくださいね~!」と声を掛けられました。


雪解け水でできた池の色の美しいこと!
本格的な登山ができる剣ヶ峰コースは、冬山登山の装備なしには無理なので
15分ほどで登れるという魔王岳を目指すことにしました。
15分くらいなら楽勝~♪
と鼻歌交じりで登り始めたのですが・・・・が・・・
はぁ はぁ ぜぃぜぃ・・・
「空気が薄い~~~!」



ようやく、標高2763mに到着!
確かに15分ほどで到着したのですが、たった61mを登るだけで
これほどとは・・・とほほ・・・
そんな私と妹を横目に
甥は軽やかに駆け足で、そして夫もそれに続いて登っていったのでした。。。

クライマー気分で立った頂上からの眺めは、やっぱり最高でした!


畳平にある神社は雪に備えて二階建てです。

ロープウェイで上がった展望台の標高が2156m。
この畳平は2702m。
手軽に登れる分、多くの人がやってくることになります。
マイカー規制になったあとも、自然を脅かすような行為を防止するため
パトロールが行われているのだそうです。
勝手に貴重な植物を持ち帰ったり、動物を驚かすことが無くなりますように。
そしてもう二度と、戦争のために美しい自然を壊すことなどありませんように・・・
そうそう、遠目にですがライチョウ(岐阜県の県鳥)の夫婦も見ることができたんです!
午後の乗鞍岳からの眺めがこんなにもはっきりしているのは
シーズン中でも一度あるかないなのだとか。
色んなことで恵まれた素敵な一日だったのでした。




