シデコブシとはモクレン科の植物の一種です。
学名は、Magnolia stellata（シノニムM. tomentosa ）。
ヒメコブシとも呼ばれるそうです。
Magnolia/マグノリアとは
モクレン（ Magnolia liliflora）タイサンボク （Magnolia grandiflora）
コブシ （Magnolia kobus） などの学名についている総称で
１８世紀のフランスの植物学者の名前に由来します。
stellata/ステラータとは
星の形を意味するそうです。
 【花のすぐ下に小さな葉が付いています 】 | 幣拳(しでこぶし)、四手辛夷(しでこぶし)という名前は その花の形が、神前に供えられる玉串(たまぐし)や注連縄(しめなわ)に付けられる紙製の飾り「幣(しで)、四手」に似ていることに由来する和名です。 コブシという名前は、その字の通り 蕾の形が握り拳ににているからでしょうか。 白いものの他に、薄いピンクのもの、紫にちかいものもあるようです。 木蓮/モクレンとコブシを見分けるには 花のすぐ下を見ると判ります。 小さな葉が一枚付いているのが、コブシです。 |
 【見上げると・・・】 | シデコブシは、この地方の春を告げる花として知られています。 この地方と言うのは、愛知県、岐阜県、三重県の一部のことです。 自生地はとても限られていて、私の住む地方にのみ多く花が咲く落葉小高木です。 近年の開発によりその自生地はどんどん少なくなり 絶滅危惧II類の絶滅危惧種とされています。 古代植物の生き残りといわれ 『生きている化石』とも呼ばれます。 写真は、公園に植えられた園芸用のもので 自生のものとは、少し違うようにも思えます。 自生の「シデコブシ」も見に行きたくなりました。 この地方では、このシデコブシを守る会が 活動を続けています。 なくなりつつある自然を大切に守って いきたいものです。 |
今日の庭から 雪柳/ユキヤナギの花が満開になりました。
少し離れたところから見ると、本当に雪が積もった柳のように見えます。
今日もありがとう～♪
ステラータ
コブシって、綺麗なんですね～。
遠くから眺めるだけで、こんなにアップで観たのは初めてです。
雪柳も好きで、ぜひお庭に
でも・・・いつになったら住めるのでしょう？(笑）
花はきれいだなー、桜だ梅林だ！くらいしかわからないので（意識の上で）勉強になります。
雪柳って名も久しぶり聞いた気がします。福岡の家にはあったような・・・。お袋が福岡からさらに田舎の自然の中で育ったせいか、木の名前、花の名前を本当によく知っていました。お袋に花、親父に囲碁を学んでおくべきだった（笑）
花のひとつひとつが、すごくかわいいですよね。
家の庭にあったのですが、ある日
「雪を降らせよう！」
なんて思いつき、片っ端から手のひらでしごいて、親を呆れさせた思い出があります。
シデコブシって名前、知りませんでした。
こうしてアップで見ると、高貴な感じがする花ですね？
今の時期、とても見応えがありますよね。
絶滅器具種とは知りませんでした。
自生林があるのですか？綺麗だろうな。守っていただきたいです。
香りも良いそうですが、高い枝の上ですから
なかなかかぐことが出来ないのが残念～～！
そうそう！Neko★さんの好きな星です
コブシや木蓮って、一つ一つの花を愛でるというより、木全体で見ることが多いですものね。
マグノリアという名前もいいですよね～♪
トム・クルーズの出てくる映画
でしたっけ？？？
素敵な別荘が、早く本宅になるといいですね。
小父さんの詠まれた俳句をず～～～～っとお待ちいたしておりますが
もう、これ以上首が伸びません！（笑）
コブシもひとつひとつ見ると、上品な花ですね。
是非、一句お願いいたします。
ふるさとの思い出の雪柳なんですね。
お父様は、囲碁がお得意だったのですか？
昔の人は、生活に密着したものをよく知っていましたね。
今の人は、架空のものばかりかもしれません。
雪を降らせよう！！楽しそうです。
家の中に活けると、雪が降ったように花が散るので
ちょっと困りますよね。
赤いチューリップと一緒に活けたいと思っていたのに
今年はチューリップがまだまだ咲きません。
こぶしの花って、花弁がベルベットのような光沢があって
触ると気持ちがいいです。
自生地は、ここから車で山に向かって20分ほどですが、
なかなか行く機会がありません。
今年こそはと思っているのですが・・・
まだ、緑の少ない林の中にポワッと咲いているシデコブシは、幻想の世界の花のようです。