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遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

夢と現実の境目で~ジブリ最新作「借りぐらしのアリエッティ」・・・

2010-06-28 | 映画・演劇・ドラマ
【かわいい花姿のクレマチス:プリンセス・ダイアナ】
先日訪れた、花フェスタ記念公園で出会ったクレマチスたちです。

花の名前って、とても意味が深い気がします。
例えばこの、プリンセスダイアナ・・・
この花を見ると、あのダイアナ王妃の在りし日の姿が蘇ります。

子供の頃、おとぎ話の世界に住んでたプリンセス。
その、プリンセスが身近なものに感じられたのも、彼女だけだったような気がします。

想像の世界と現実の境目に住んでいたお姫様や、妖精、小人・・・

あなたは、そんな少女ではありませんでしたか?

                                             

2010年7月17日公開のジブリ最新作「借りぐらしのアリエッティ」の
ポスターを見たとき
はっとしました。

借りぐらし?

アリエッティ?

人間にみられてはならない・・・

あ!あれだ!

間違いない!原作はあの物語だ!!

「借りぐらしのアリエッティ」公式サイトはこちら「借りぐらしのアリエッティ」公式サイト 


 

メアリー・ノートン作 「床下の小人たち」

小学生の頃
夢中になって読んだ物語です。

イギリスの古風な家の床下に住む小人の一家。
生活に必要なものはすべて,こっそり人間から
借りて暮らしていましたが,
ある日,小人の少女がその家の男の子に
見られてしまいます―。
カーネギー賞を受賞した,
イギリスファンタジーの傑作です。

まだ、夢見る少女だった頃
喘息が酷く、本ばかり読んでいた私は
こんなお話が大好きでした。

いつも、見学だった体育の時間
ひょっとしたら、あの陰に
小人が隠れているかもしれない・・・
そんな想像をしながら、退屈な時間を
楽しいものにしていたのです。

この間、本棚の後ろに落としてしまって
いくら探しても見つからなかった
消しゴムも、小人たちが使っているの
かもしれない・・・
そんな風に考えると、ワクワクしました。

続編も、次から次へと手に入れ
何度も何度も読んだものです。 



  

【クレマチス♪名前を忘れました!】
  


                                        



【濃紫のクレマチス:ロマンティカ♪~花フェスタ記念公園にて】

                                             

 この物語に興味を持つようになったきっかけは
いぬい とみこ作「小かげの家の小人たち」という
児童書でした。

イギリスからやってきた小人の世話をするゆりの
成長と、架空の世界のファンタジーでありながら
戦争の悲惨さをやわらかく、やさしく
そして感動的に伝える
作品でした。(続編は、くらやみ谷の小人たち)

借りぐらしのアリエッティは、床下の小人たち
を基にし、舞台は日本に設定されているそうです。

予告編に出てくる洋館も、まるで
「小かげの家の小人たち」に出てきそうな家です。

こんな、子供のころに夢中になった物語を
二つあわせたような、今度のジブリ作品が
楽しみでなりません。


  


【マラヤガーネット♪】
  


                                             





                                             



【借りぐらしのアリエッティ:予告編】



 
追伸・このブログを書くために、床下の小人たちの本のサイトを見ているうちに
   最後だと思っていた「空を飛ぶ小人たち」の続編が21年も経ってから
   出版されていることを知りました。
   早速、探してみなくては!!

最後までお付き合いありがとうございました♪

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18 Comments

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こんにちは (bachama)
2010-06-29 02:42:02
Pinkyさんが上手のに文章を書き

広い知識をお持ちなのは

読書好きな少女から来ているのですね

私もファンタジーの世界に 子ども時代はよく入っていたような、、。

ジブリのことは トトロに出会ってから 知りましたが

最近感動したのが 彼らのもののひとつ海が聞こえる が 私の高校をモデルに作られ その他にも 家族に繋がる町が出てきたりしていたことでした

こちらでは ポニョもDVDでかえるようになっています

 この新しい映画もいつか 英語版で手に入るようになることでしょう

アメリカの子どもたちも楽しめる ジブリの作品は 素晴らしいですね

返信する
おはようございます (小父さん)
2010-06-29 05:59:42
借りぐらしのアリエッティ:予告編を見るときれいな緑がちりばめられていますね。

ジブリの作品は二つだけしか観たことがなく、
テレビでもよくやっているのに観ようともしていませんが、
これは見たいですね。

pinkyさんが、小学生の頃の自分と会えるっていいですね。文面うきうき感が出ていてうらやましいです。

宮崎駿さんの頭に流れているものとしてはサン・テクジュベリの接点に興味を持っています。

頭の写真のプリンセス・ダイアナ、須磨の離宮公園で見たものと何か感じが違うと思っていたら須磨のは薔薇でした。

日本に見えた時のダイアナさんは、とても見栄えがしましたね。絵から抜け出てきたイメージがありました。いつまでも印象深いです。
返信する
ワクワクします! (ハイジ)
2010-06-29 06:17:16
子供の頃、「本を読みなさい」と言われつつマンガばっかり読んでた私なので、
「床下の小人たち」という本を知りませんでした。
pinkyさんの解説と、予告編を見て
すごーーーっく原作を読みたい気分になってます。
来月来る友達に、お願いして買ってきてもらおうかな?と思ってます。
予告編の、緑豊かな庭の中に、日本の庭を感じる灯篭がありますね!
宮崎駿さんは、わざと描かれたのかしら?

プリンセス・ダイアナ!
彼女が亡くなった年の9月、パリの街を歩いていました。
どうしても事故現場を確認したくて、てくてく歩いていくと
溢れんばかりの花・花・花!
早すぎた死を惜しむ人がいっぱいでしたね。
クレマチス・プリンセスダイアナは、確かに彼女の色だなぁ♪と納得!
返信する
楽しみですよね~♪ (Neko★)
2010-06-29 08:20:18
ジブリ大好きです
神木隆之介君の吹き替えでしたよね~
「千と千尋の神隠し」以来?
絵も好きです。。。
物がなくなると、小人の悪戯だって思っていました~♪

プリンセス ダイアナ・・・
クレマチスも種類が多いですね
返信する
しょっちゅう (はなこころ)
2010-06-29 10:02:49

映画館に足を運びますので~
アリエッティの映画のことは~
もう、ずいぶん前から~知っていましたよ。
「公開と同時に~観に行こうね~」と
目論んでます。

アリエッティは~
家の「メルヘン横町」にも~
住んでいま~す。

・・はなこころ
返信する
読みたいです (ma-na)
2010-06-29 21:15:49
私も~原作を読んでみたくなりました。ジブリ映画は家族で楽しめて好きです。子供と何度も何度も一緒にみました。
今度の作品も楽しみです。
返信する
☆コメントをありがとうございました。 (pinky)
2010-06-29 23:50:40
Ba-Chamaさんへ

本をよく読んでいたのは、病弱だった小学生の頃ですから・・・
今は、見るからに健康になってしまいました。(笑)

keiたちも、トトロが好きだとお聞きして嬉しくなりました。

海が聞こえるは見たことがありませんが、Ba-Chamaの母校がモデルなんですか!?

このところ、モデルになった場所を尋ねる人がとても増えているようです。
ジブリ作品って、子供の頃の思い出に重なる部分があって
誰もが心の琴線をならされるよう泣きがします。

今回の新作も、とても楽しみです。
返信する
☆コメントをありがとうございました。 (pinky)
2010-06-30 00:09:58
小父さんへ

ジブリ作品の魅力は、森の緑と空を飛ぶ浮遊感だと思います。
宮崎駿さんというひとは、自然を愛しているんだなとつくづく感じますね。

ジブリ作品を二つ?
崖の上のポニョともうひとつ何でしょうか。

ジブリ作品は、やっぱり「となりのトトロ」が
ダントツに好きです。
それから、「天空の城ラピュタ」「風の中のナウシカ」
「魔女の宅急便」が同率2位です。

子供の心を忘れ去ってしまった人には、面白くないかもしれませんが
ジブリの映画を見ているときは、すっかり子供の頃に戻れるのです。

「星の王子様」もそうなのかもしれません。

いつか映画になったらいいなと思っていた「床下の小人たち」
楽しみであると共に、原作とあまりにかけ離れていたら
ガッカリです。

他の人の反応を見てから、鑑賞することになると思います。(笑)
・・・期待していた映画が、つまらなかったときほど
   がっかりすることはありませんから~・・・

ところで、薔薇のプリンセスダイアナも写真を撮ってきたのですが
もうひとつでした。
花の色は、このクレマチスの方が、彼女にぴったりのような気もします。
愛らしい花ですよね。
返信する
☆コメントをありがとうございました。 (pinky)
2010-06-30 00:24:06
ハイジさんへ

活発な少女時代を送られたハイジさん噂はきいておりますよ~(笑)
うらやましい限りです~!
病弱だった私も、今ではすっかり元気になり
青白い顔でガリガリだった姿はどこへやら。。。

「床下の小人たち」面白いですよ~
今でも続編と共に、枕もとのヘッドボードの収納ケースに眠っています。
ここには、子供の頃からお気に入りだった本が保存してあります。

イギリスの作家、メアリーノートンのこの作品は
きっとスイスの本屋さんにも並んでいると思います。

純和風の家の一部が洋館になっていて、庭には灯篭がある
というのが明治時代に流行った建築だったのでしょうね。
ヨーゼフさんが、上野にある岩崎弥太郎住宅をご覧になられたら
どんな感想を語られるのか
興味心身です。

ダイアナ妃の亡くなった事故現場にいかれたのですか?
ショッキングな事故でしたよね。
色々な噂が飛び交いましたが、彼女の愛くるしい魅力的な大きな瞳は
ずっとこころに残っています。
薔薇のプリンセスダイアナより、このクレマチスのプリンセスダイアナの方が
心に残るのは、このあざやかなピンク色のせいでしょうか。
返信する
☆コメントをありがとうございました。 (pinky)
2010-06-30 00:30:50
Neko★さんへ

主役のアリエッティには志田未来さん、豪華な吹き替え陣にも
注目ですね。

棚と壁の間に落としてしまった色んなもの・・・
後で、棚をどけてもそこにないのはどうしてでしょう・・・
いまだに謎です!!

子供の心に戻れる、ジブリ作品~
今回の仕上がりが気になるところです。
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