オオデマリ(ジャパニーズ・スノーボール)
ライムグリーンの花は咲き進むにつれて白くなります
去年の今頃のことだっただでしょうか・・・
忘れることの出来ない想い出があります。
月に一度、母の足の治療のために、車で一時間のところにある施術院に通っています。
あの日はいつもより早く出て、途中の「道の駅」でお昼ごはんを食べました。
食事を終え駐車場に向かうと、うちの車の後ろで、怪しいおじさんが行ったり来たりしていました。
何だか、うちの車をじろじろと見ているのです。
私が近づいて行くと、「この車の人?」と言われました。
私 「は?あ・・・はい。そうですけれど・・・」
おじさん 「後ろのタイヤパンクしてるけど、知ってますか?」
私 「は?あっ!え~~~~ どうしよう!」
おじさん 「スペア持ってる?自分で交換したことあります?」
・・・・折角、遊びに来ているのに、こんなことに時間を費やしては
申し訳ない・・・
私 「持っています。たぶん自分で交換できると思いますけど・・・・」
おじさん 「大丈夫?もし、出来ないなら手伝ってあげましょうか。」
私 「時間を掛ければ、できると思います。一人で大丈夫です。
ありがとうございます。
おじさん 「だったらいいけど・・・それじゃあ・・・」
・・・・え~~ほんとに大丈夫?前にやったことあるったって、
何年前のことよ~・・・
予約の時間まで、後30分しかないのよ~~
仕方なく、トランクからジャッキを出し、スペアタイヤは・・・
と思っていると・・・再び・・・
おじさん 「よかったら、交換してあげましょう。慣れていますから、直ぐ
出来ますから。」
私 「あ・・・ありがとうございます!」
・・・・なんと、そのおじさんのタイヤ交換の早いこと!
あっという間に、作業は終了していました。・・・
私 「あの・・・お礼を受け取ってください。」
・・・・少しばかりの謝礼を差し出すと、
おじさん 「そんな物要りませんよ。そんなつもりでやった訳では
ありませんから。うちも息子が遠くに住んでいて、車を持っているん
ですが、こんなふうに困ったときに誰かに助けてもらっているん
じゃないかと思います。何もやってはやれませんが、せめて私がこう
して見ず知らずの方のお役に立てれば、そのお返しになるような
気がしています。それだけですから・・・」
・・・・そういって、立ち去って行かれました。・・・・
その想い『情けは、人のためならず』
(情けは人のためではなく、いずれは巡って返ってくるのである
から、誰にでも親切にしておいた方が良いのだ!)
廻り廻って、いつか息子さんのところに、
きっと届くでしょう。・・・
そうして、家に戻ってから、この話を家族にしました。
すると、
息子 「その人、カッコよかった?」(そっちかよ~)
私 「そうなんだって!結構いけてるおじさんだった~」
夫 「そういう時は、カッコよく見えるものなんだ。」
私・息子「・・・・・・・」
息子が、ニヤリとして・・・声を出さずに何か言いました。
「オ・ト・ウ・サ・ン ヤ・イ・テ・ル・ヨ・・・」
今日は、大橋卓弥の「ありがとう」をお聴きくださいね!
ありがとう
ありがとう 大橋卓弥 歌詞情報 - goo 音楽
ライムグリーンの花は咲き進むにつれて白くなります
去年の今頃のことだっただでしょうか・・・
忘れることの出来ない想い出があります。
月に一度、母の足の治療のために、車で一時間のところにある施術院に通っています。
あの日はいつもより早く出て、途中の「道の駅」でお昼ごはんを食べました。
食事を終え駐車場に向かうと、うちの車の後ろで、怪しいおじさんが行ったり来たりしていました。
何だか、うちの車をじろじろと見ているのです。
私が近づいて行くと、「この車の人?」と言われました。
私 「は?あ・・・はい。そうですけれど・・・」
おじさん 「後ろのタイヤパンクしてるけど、知ってますか?」
私 「は?あっ!え~~~~ どうしよう!」
おじさん 「スペア持ってる?自分で交換したことあります?」
・・・・折角、遊びに来ているのに、こんなことに時間を費やしては
申し訳ない・・・
私 「持っています。たぶん自分で交換できると思いますけど・・・・」
おじさん 「大丈夫?もし、出来ないなら手伝ってあげましょうか。」
私 「時間を掛ければ、できると思います。一人で大丈夫です。
ありがとうございます。
おじさん 「だったらいいけど・・・それじゃあ・・・」
・・・・え~~ほんとに大丈夫?前にやったことあるったって、
何年前のことよ~・・・
予約の時間まで、後30分しかないのよ~~
仕方なく、トランクからジャッキを出し、スペアタイヤは・・・
と思っていると・・・再び・・・
おじさん 「よかったら、交換してあげましょう。慣れていますから、直ぐ
出来ますから。」
私 「あ・・・ありがとうございます!」
・・・・なんと、そのおじさんのタイヤ交換の早いこと!
あっという間に、作業は終了していました。・・・
私 「あの・・・お礼を受け取ってください。」
・・・・少しばかりの謝礼を差し出すと、
おじさん 「そんな物要りませんよ。そんなつもりでやった訳では
ありませんから。うちも息子が遠くに住んでいて、車を持っているん
ですが、こんなふうに困ったときに誰かに助けてもらっているん
じゃないかと思います。何もやってはやれませんが、せめて私がこう
して見ず知らずの方のお役に立てれば、そのお返しになるような
気がしています。それだけですから・・・」
・・・・そういって、立ち去って行かれました。・・・・
その想い『情けは、人のためならず』
(情けは人のためではなく、いずれは巡って返ってくるのである
から、誰にでも親切にしておいた方が良いのだ!)
廻り廻って、いつか息子さんのところに、
きっと届くでしょう。・・・
そうして、家に戻ってから、この話を家族にしました。
すると、
息子 「その人、カッコよかった?」(そっちかよ~)
私 「そうなんだって!結構いけてるおじさんだった~」
夫 「そういう時は、カッコよく見えるものなんだ。」
私・息子「・・・・・・・」
息子が、ニヤリとして・・・声を出さずに何か言いました。
「オ・ト・ウ・サ・ン ヤ・イ・テ・ル・ヨ・・・」
今日は、大橋卓弥の「ありがとう」をお聴きくださいね!
ありがとう
ありがとう 大橋卓弥 歌詞情報 - goo 音楽
いいお話ですねぇ~
「情けは人のためならず」私も日々そう思って過ごしています、
見て見ぬふりはしないように…
親切が自然(あたりまえの事)になるように…
人生には鈍感でも思いやりには敏感でありたいですね~、
でも、時には勘違いお節介で失敗することもありますが…(汗)
事によれば知らん顔も必要かな?な事もありますよね~。
と緊張して読みました。
「空振り!」
はじめの「怪しい・・・」
にひっかかってしまった。
pinkyさんは、「いい人」によく
出会っているみたい。
高校生におじさんに小父さん?に
そのうちきっと王子様にも出会えそう!
あたり前のことだから、知らず知らずのうちにしているようになりたいです。
躊躇っているうちに、他の人がさっと行動にうつしているのを見たりすると、恥ずかしい気持ちになります。
心のゆとりが、こういう行動が出来る人に繋がるのでしょうね・・・
そうそう、小父さんも!!
一期一会、出会いは大切にしたいと思っています。
見習いたいような素敵な人が、周りにたくさんいらっしゃいます。ブログで知り合えた方たちも、素敵な人がいっぱいです。
・・・王子様ですか?・・・それは、洒落なのかな?王子様・おうじさま・・おじさま・・・
小父さん???
その方のおっしゃったこと、よくわかります。
子供が巣立つと、本当に世の人みんなに助けられてほしいと思いますもんね。
自分が人によくすることで、廻りまわって息子にも届くような、助け合う世の中であってほしいという願いですよね。
親心は、本当に深い心ですよね。
お年寄りが困っていると、やっぱり
「明日は我が身」と思って、手をかしてしまいます。
私が気に入ってる「下ヨシ子」さんによると
「良い行いができなくても、せめて悪い事だけはしないことです。そうすれば、いいこと、と、ふつうのこと、だけしかしてないわけですから。と・・・
確かに・・・無理してまではできませんが
気づいたいいことはできれば自然とできる人になりたいものですね。
初めての記事が、この記事
私も息子が離れて暮らしています。
このおじさんの気持ちがよくわかります。
嫌なことが多い世の中だから
はじめはちょっと引くかもしれないけど
素直な気持ちになるといいことが起きるのかも
おじさんのこの言葉に、はっとさせられました。
本当に、誰もがこんなことを心に秘めていれば、暮らしやすい素敵な世の中になるでしょうにね。
つい、自分は一人で頑張っているような気になってしまいがちですが、誰かのお世話にならずには生きていけないですものね。
子を持ってみて、初めてわかる事ってありますね。子育ては自分育てと言いますが、子供に教えられることもあれば、こんな風に気持ちが痛いほどわかることもあります。
感謝の気持ちで、暮らさなくてはいけませんね。
こちらこそ、はじめまして!
初コメントしていただきありがとうございます。
人を騙したり、欺いたりするニュースばかりの中で、こんなことを体験できて嬉しく思いました。
親の知らないところで、子供が他人さまに何かしらお世話になっている・・・
忘れがちなことですが、心に刻んでおきたい言葉でした。
これからも、どうぞ遊びにいらしてくださいね。
その方の気持ちって凄く良いですね。
自分にではなく、息子に・・・って。
私もそう言う気持ちでいたいなって思いました。
遠く離れてる息子達が、誰かの優しさに触れられますように・・・
そういう言葉が、咄嗟にでてくる人というのは、常にそういうことを心がけている人なんでしょう。
そんな人に出会えたことに、感謝したくなりました。遠く一人で暮らす息子のことを、思わずにはいられませんね。
人との出会いを大切に、日々暮らしていてくれたら嬉しいな・・・と思いました。
そして、自分の行いが、いつか子供のためになる・・・しっかり心に刻んでおきたいです。