ふと気づくと、手の甲にピンポン玉ほどの真っ赤な痣ができていました。
「・・・・」
どこかでぶったのでしょうか。
いくら思い出そうとしても、記憶が蘇りません。
足をデスクの引き出しに思いきりぶつけた記憶はあるのですが
手の甲を打った記憶がないのです。
内出血にしては、あまりに鮮やかな赤です。
これはいわゆる物忘れ、それとも・・・
そんなことをもやもやと思っているうち
翌朝にはきれいに消えてなくなっていました。
なんだったのでしょう。
物忘れといえば、最近気になっているのがこのCM。
長崎の童謡が出てきます。
「とっとっと?」(撮ってるの?)という方言も愉快です。
これを聞いていた夫が、一緒に歌っていました。
私もどこかできた記憶はあるのですが、歌える程ではありません。
「でんでらりゅう~♪」って、どんな竜なの?と聞くと
「これって、竜のことかぁ?」との答え。
え?竜が出てきてどうのこうのっていう
昔話だと思っていました。
何度も途中まで歌って、この後が思い出せないと言います。
「なんだったかな~。昔は全部覚えていたのに。」
なんで歌えるのかと聞くと
「学校で習っただろ?」と言います。
いいえ習ってません。
「だったらどこで覚えたんだろう・・・」
暫く考えていましたが、まったく覚えがないとのこと。
こういう時には「ネット検索!」
便利な世の中になりました。
♪~出ん出らりゅうば 出て来るばってん 出ん出られんけん 出ーて来んけん
来ん来られんけん 来られられんけん 来ーん来ん~♪
(長崎弁では「来る」は「行く」の意味にもなるそうです。)
『出ようとして出られるならば、出て行くけれど、出ようとしても出られないから、出て行かないからね。
行こうとしても行けないから、行くことはできないから、行かない、行かない。』
・・・文明堂のCMだったって。竜のことじゃなかったのね。・・・
「あ!それだ!」
人の記憶とは、曖昧なものですね~。
文明堂と言えば、カステイラ、カステイラと言えば長崎ということなのですね
たぶん、関東地方のみでの放送だったのでしょう。
関東に住んでいたころにTVで見たのですね。
一度きいたら忘れられないような、子供が喜びそうな歌です。
なんでももとは中国から伝わった歌が、いつのまにか長崎弁の歌へと変化したものとも言われているそうです。
こちらの方言にしてみました。
『出てこうとして出れるんなら、出ていくけど、出てこうとしても出れへんから、出て行かんわ。
行こうとしても行けへんなら、行けへんから、行かへん、行かへん。」
難しいですね。
名古屋弁とか、土佐弁とか、京都弁とかで言ったらどうなるのでしょう。
方言変換のサイトでやってみましたが、面白い言い回しにするには
もうひとひねり必要なようです。
いずれにせよ、どこで手を打って痣を作ったかは
検索しても出てきませんけどね。
・・・う~ん、まだ思い出せない。・・・・
写真の山々は毎日うちから見える山々を違う場所から撮ったものです。
少し見る角度を変えるだけで、違った顔を見せてくれます。