昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

でんでらりゅうは どんな竜?

2012-02-12 | 言葉あれこれ
 

ふと気づくと、手の甲にピンポン玉ほどの真っ赤な痣ができていました。

「・・・・」

どこかでぶったのでしょうか。
いくら思い出そうとしても、記憶が蘇りません。

足をデスクの引き出しに思いきりぶつけた記憶はあるのですが
手の甲を打った記憶がないのです。

内出血にしては、あまりに鮮やかな赤です。

これはいわゆる物忘れ、それとも・・・

そんなことをもやもやと思っているうち
翌朝にはきれいに消えてなくなっていました。
なんだったのでしょう。





物忘れといえば、最近気になっているのがこのCM。



長崎の童謡が出てきます。
「とっとっと?」(撮ってるの?)という方言も愉快です。

これを聞いていた夫が、一緒に歌っていました。

私もどこかできた記憶はあるのですが、歌える程ではありません。

「でんでらりゅう~♪」って、どんな竜なの?と聞くと

「これって、竜のことかぁ?」との答え。

え?竜が出てきてどうのこうのっていう
昔話だと思っていました。

何度も途中まで歌って、この後が思い出せないと言います。

「なんだったかな~。昔は全部覚えていたのに。」

なんで歌えるのかと聞くと

「学校で習っただろ?」と言います。

いいえ習ってません。

「だったらどこで覚えたんだろう・・・」

暫く考えていましたが、まったく覚えがないとのこと。

こういう時には「ネット検索!」
便利な世の中になりました。

♪~出ん出らりゅうば 出て来るばってん 出ん出られんけん 出ーて来んけん
来ん来られんけん 来られられんけん 来ーん来ん~♪

(長崎弁では「来る」は「行く」の意味にもなるそうです。)

『出ようとして出られるならば、出て行くけれど、出ようとしても出られないから、出て行かないからね。
行こうとしても行けないから、行くことはできないから、行かない、行かない。』


・・・文明堂のCMだったって。竜のことじゃなかったのね。・・・

「あ!それだ!」

人の記憶とは、曖昧なものですね~。

文明堂と言えば、カステイラ、カステイラと言えば長崎ということなのですね

たぶん、関東地方のみでの放送だったのでしょう。

関東に住んでいたころにTVで見たのですね。






一度きいたら忘れられないような、子供が喜びそうな歌です。
なんでももとは中国から伝わった歌が、いつのまにか長崎弁の歌へと変化したものとも言われているそうです。

こちらの方言にしてみました。

『出てこうとして出れるんなら、出ていくけど、出てこうとしても出れへんから、出て行かんわ。
行こうとしても行けへんなら、行けへんから、行かへん、行かへん。」

難しいですね。

名古屋弁とか、土佐弁とか、京都弁とかで言ったらどうなるのでしょう。

方言変換のサイトでやってみましたが、面白い言い回しにするには
もうひとひねり必要なようです。

いずれにせよ、どこで手を打って痣を作ったかは
検索しても出てきませんけどね。

・・・う~ん、まだ思い出せない。・・・・



写真の山々は毎日うちから見える山々を違う場所から撮ったものです。
少し見る角度を変えるだけで、違った顔を見せてくれます。



伊勢・鳥羽への旅 最終回~美し国めぐり~ 

2012-02-08 | 小さな旅の思い出


 
≪洋食≫
[温物]
伊勢海老ビスクスープ
オリジナルウィンナー(めひび・あおさ)と冬野菜のポトフ
海の幸ドリア伊勢鶏のミートソース
フレンチトースト・ワッフル日替わり
春キャベツのグリルと伊賀産ベーコン添え
青さ海苔、ツナ、もやしのパンケーキ
 
[冷物]
雉の燻製のリエット
柚子風味のクリームチーズ
きな粉とおからのヘルシ-スコーン
小烏賊と彩り野菜のマリネ
        
[シリアル]
ヨーグルト(ハチミツ、ブルーベリー、クランベリー)
ドライフルーツ(プルーン、アンズ、イチジク)
玄米フレーク
フルーツ4~5種(季節の物)
フルーツグラノーラ
わらび餅
        
エッグタルト
[パン]
クロワッサンショコラ
カンパーニュ
ブリオッシュ
くるみ&イチジクパン
デニッシュ
クロワッサンアマンド(週替わり)
角食
青さパン(日替わり)
[ジュース]
オレンジ
トマト
リンゴ
山村牛乳
グレープフルーツ
モロヘイヤ&フルーツミックス
[サラダ]
旬の野菜と海藻のサラダ
ドレッシング3種・トッピング
[今日だけの1品]
日替わりメニュー
[パフォーマンス(お客様の前でお作りいたします)]
お好みオムレツ鳥羽スタイル
三重伊賀産豚のグリルベーコン
≪和食≫
[鉢物]
青菜の辛し和え
数の子松前漬け
青さ入り伊勢芋トロロ
鰯つみれと答志島産かちりの卵とじ
答志島産新わかめと竹の子の旨煮
[干物]
志摩産鮮魚の天日干し
鮮魚柚香焼き
手造り寄せ豆腐(卸し生姜・洗い葱・茸餡)
薩摩芋のつみれ
        
[ご飯物]
伊勢玉城米コシヒカリ白ご飯
白粥
[漬物]
伊勢たくわん・小梅漬け
自家製の浅漬け
[味噌汁]
季節の根菜入り味噌汁(洗い葱・あげ)
[その他]
伊勢二見の焼き海苔
納豆
[今日だけの1品]
日替わりメニュー
        

   美しい朝焼けの海を眺めた後は
   これまた海を見渡せる
   メインダイニング『シーホース』にて、
   ビュッフェスタイルの朝食が待っていました。

   


   
【焼きたてオムレツ♪】
   
【ビスク】
出来れば、ぜ~~んぶ食べたかったのですが
これだけの種類があっては、流石に無理です。
洋食メニューを中心にいただきました。

どれもこれも地元の食材を
生かし、工夫が凝らされたお料理の数々です。

オムレツは、6種類の具と2種類のソースが選べ
顔を見てから焼いてくれます。
カセットコンロとテフロン加工の
フライパンで何故にこんなに美しい
オムレツが作れるのでしょう!

そして、『幻の伊勢海老のスープ』と銘打った
ビスクスープ!
濃厚な伊勢海老旨味がぎゅっと
詰まったスープも食べ放題でした~♪♪

当然のことながら・・・
もうこれ以上はたべられない~
ってほど食べてしまいました。
ふぅ~っ!(笑)





大満足な朝食を済ませ、シャトルバスに乗って駅前近くで開かれている朝市に出掛けました。

海女さんや漁師さんが直接販売しているのです。

鮑も欲しかったのですが、一日中持って歩くわけにも行かず断念!
生のあおさのり、生の若布、キスと鯵の干物

そして、牡蠣の佃煮を見つけました。
パックにたっぷり入って500円!
試食してみたら、これが美味しい!


【牡蠣の佃煮】

この辺で帰らなきゃと思っていたら、一番端っこで
がっちりしたお兄さんたちが、「牡蠣たべてって~!」と声を掛けています。

無料?
「いくつでも食べて行っていいよ~」

そう言われましても、朝食を済ませたばかりで・・・

   
【焼き牡蠣】

無料の言葉につられてつい・・・

見てください!この大きなぷっくりとした牡蠣!

「もっと食べてって!」と言われましたが
もうこれ以上は無理です!
泣く泣く一個で断念しました。



朝市は、漂泊の詩人「伊良子清白」の家の近くで開かれています。

  
【伊良子清白の家】    【ここにも蘇民将来子孫の家の注連縄が・・・】



ホテルをチェックアウトし、この日は 伊勢神宮の内宮参拝しました。

大変な賑わいの中、車椅子での参拝のため
写真を取っている余裕がありませんでしたが
お蔭でゆっくりとお宮の中を歩くことが出来ました。

内宮参拝の様子は 前回のこちらの記事をどうぞ。

【宇治橋】



参拝を済ませた後、おはらい町にて遅い昼食を取りました。

伊勢うどんをと思っていたのですが、あまりの人の多さに圧倒され
入口近くの二光堂にて「てこね寿司」をいただきました。

   
     【てこね寿司】

これがめひびの煮物がたっぷりついて980円。
これがまたいい味なのでした。


  
【おはらい町】        【おかげ横丁】

1月はひとでが一段と多いとは聞いていました・・・
車椅子を押して歩けるような状態ではありませんでした。
   
  
【赤福本店】      【伊勢うどん】         【まる天】

それでも、お土産にと赤福本店では「赤福餅」を
食べられなかった「伊勢うどん」に
「伊勢まる天」の揚げたて熱々のはんぺんセットをGETいたしました。

お目当てのお土産を手に入れたら、後は帰るのみです。

美し国(うましくに)といわれている三重を満喫の旅でありました。








伊勢・鳥羽への旅・2~海に抱かれて Hotel Life ♪~鳥羽国際ホテルにて~

2012-02-02 | 小さな旅の思い出
 
【鳥羽国際ホテル:水平線が部屋の中に連続するようにデザインされた客室】

 外宮を後にし、足を痛め歩けなくなった叔母のために
電車の移動を諦め、タクシーで鳥羽にあるホテルへと向いました。 ・・・・・・
(伊勢路フリーきっぷ×3組=おまけについていた18000円分のタクシーチケットが大活躍です!)


予約した※鳥羽国際ホテルは、鳥羽駅の北東の小高くなった岬にありました。

ホテルのマークでもあるタツノオトシゴのついた自動ドアを開けると

うわぁ~!素敵~!すごい~!



ガラス越しに広がる海が出迎えてくれました。


【ロビー】

 
【エントランスの先にある海に張り出したテラス】


【テラスからの眺め~※画像をクリックすると拡大します】

ホテルの公式サイトでこのテラスを見てから、絶対ここにしようと決めていました。
鳥羽国際ホテル公式サイトはこちらからどうぞ

海なし県に住む私達にとっては、この景色だけでもう大感激でした。

そして、ホテルで車椅子を借り
チェックインをしようとすると
「移動に便利なスイートをご用意させていただきましたが、いかがでしょう。」とのこと。

なんと、杖をついた母と車椅子の叔母のお蔭で倍近い広さの部屋を用意してくれたのでした。



荷物を解き、早速、海の見えるラウンジでティータイムをしました。


【伊勢茶の入ったチーズケーキ】

鳥羽国際ホテルの名物スイーツはチーズケーキ。
ホテル自らが土産として薦めています。
何でも、お取り寄せのチーズケーキを始めたのはここが最初なのだとか。

創業時にフランス料理のデザートとして作られたもので創業当時の味を守っているそうです。
シンプルな「熟成チーズケーキ」のほか、アップル・ブルーベリー・抹茶・黒糖味があります。



日も暮れかかり、ひとりでホテルの周りを散策してみました。
広い敷地の中には、海の見えるチャペルもありました。

  
そして、お待ちかねのディナータイム♪
その日、港に上がったばかりの魚介類を使ったお料理の数々。
伊勢海老のお刺身の甘さに、一同感激です。



その上、前もって頼んではあったのですが
歯の弱くなった母のために配慮をお願いしておいたところ
同じお料理でも母の分だけ、小さく切ったり食べやすくしておいてくださいました。

これにも母は、またまた感激!!

 

その後、ひとりホテルのバーへ・・・
夜の鳥羽湾を眺めながら、カクテルでも・・・
と言いたいところですが

このホテルのライブラリー&バーではCDのレンタルもしてくれるのです。

眠るときのために『ビル・エヴァンス』
目覚めるときのためにクラシックのCDを借りたのでした。

…バーテンダーのお兄さんがなかなかのイケメンで後ろ髪を引かれる思いでした(笑)…


お風呂は隣にある潮路亭の露天風呂へ、


ホテルの車(黒塗りのクラウン♪)で送迎してくれました。

その夜は、海に映る月を眺めながら
夜更けまでお喋りの花を咲かせたのでした。

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※《鳥羽国際ホテル》1964年(昭和39年)創業。
ホテル名に「国際」の語を入れたのは、当時の日本政府が
「外国の要人が宿泊できるホテルをつくる」ことを掲げ
上質のホテルの建設を奨めていたことによる。開業以来
日本の皇族や政財界の有力者を初めとして、イギリスの
エリザベス2世、トンガのタウファアハウ・ツポウ4世など
日本国外からの要人が鳥羽を訪れた際に数多く宿泊しています。

デザインコンセプトは「海とともにある、余分なものが何もない、
ここだけにある時間」・「真珠の海に抱かれるリゾート」。

ホテル内は伊勢型紙の文様を取り入れたインテリアを配し、
アメニティは、地元発祥のミキモトの関連会社・御木本製薬
(ミキモトコスメティックス)製。

レストランの食材に地元産の水産物や野菜を使い地産地消を推進するなど
地域色の濃い経営を行っています。
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