半年間で4人の経営者の方から
「坂の上の雲読んでないの?」
「日本人なら読んでおかないとダメだよ」
と言われ、読み始めた「坂の上の雲」。
恥ずかしながら司馬遼太郎さんの本さえ初めてです。
全8巻からなる長編歴史小説。
ひと巻読み終えるごとに次の巻を買い増しています。
次は5巻だと買って帰ってみたら、今、読み終わったのが5巻でした。
おーまいがー。
自分のアホさ加減に呆れながらも、本屋さんへ赴き、
「実は、6巻を買いたかったのですが、間違って5巻を買っちゃいました。6巻に替えていただけませんか?」と申し出たところ、
快く応じていただけました。
今は、インターネットでほとんどのモノを買うことができます。
もし今回のミスをインターネット購入でおこなっていたら、返品・交換は効かなかったでしょう。
以前、インターネットでコピー用紙を注文したのですが、
“A4サイズのコピー用紙500枚入りが10冊”で1箱という発注単位のものを、
10箱頼んでしまいました。
1箱でいいものを10箱も注文してしまったわけです。
10箱使い切ろうと思うと2年を超える量で、うちには置き場所もありません。
どうしようもなく、返品をお願いしたところ、送料負担なら返品を受け付けてくれるということでしたので、返品することにしました。
送料だけで、2箱くらい買える金額になりましたが。
対面販売、フェイストゥーフェイス、ハートトゥーハートの必要性ってこういったところに表れてくるんですよね。
流通はどんどん変わってきていますが、絶対人間を介さないとできない売買・交流はあるはず。
それに気付き、その質を高めることができた企業だけ、インターネットと共存できるのではないのでしょうか。
幸い、弊社業務の保険業もインターネットで完結するものもありますが、対面販売でなければ得ることができない保障もあります。
「あのからでないと得ることができないモノとは何か?」を追求して、質の高いサービスを提供していきたいと思っています。
まだまだエボリューション中です。