先日の読書会でお勧めいただいた「ユダヤ人大富豪の教え ふたたびアメリカへ篇」本田健著、を読みました。
ユダヤ人~のシリーズがベストセラーになっているのは知っていましたが、初めて読みました。
タイトルからしてお金の話なんだろうなと思っていたら、人間関係の話でした。
人には、
ポジティブ自立
ポジティブ依存
ネガティブ自立
ネガティブ依存
という4つのタイプに分類されます。
自分がどのタイプなのかは、本書に譲るとして、
人は2人以上いれば必ず、それぞれのタイプに分かれる。
自分のタイプはいつも同じではなく、相手、他の人のタイプによって自分のタイプ(役割)は変化する。
相手とは対極の立ち位置に立つという。
これが人間関係の力学というものらしいです。
ここで大切なのは、それぞれ違うタイプであってもあいてのとのバランスの中で、センターを目指すことです。
どんな人とのあいだにも「センター」を見出す。
センターに立つことによって、誰とでも人間的に深くつながれるようになる。
自分のタイプも相手によって変わる、つまり、相手がいることによって自分はあるタイプを演じさせてもらっていることになる。
このことが本当に分かれば、どんな人にも敬意を表することができ、感謝することができる。
アイツは、○○だからなーなんて、勝手に相手を評価することが恥ずかしくなります。
あなたのおかげで、私はこの役を演じさせていただいています。ありがとうございます。って、こうありたいと感じさせてくれた一冊です。