2年前、出会った選択理論心理学という考え。
その普及に努められた柿谷寿美江様。
享年61歳、2011年3月17日に永眠されました。
脳腫瘍と診断された2009年6月からの闘病、気持ちが綴られている
「ありがとう~がんと私、そして家族~」。
福岡からの帰りの電車で読ませていただき涙しました。
延命治療をすると決めた友人のことば。
自分のために生きるのではなく、自分を必要としてくれる人のために生きる。
しかし、その闘病は壮絶です。
外科手術、放射線、抗がん剤、高濃度ビタミンCの点滴、がんワクチン、活性化自己リンパ球免疫療法など、私が知識として知ってるあらゆる治療をされた。
そして、標準治療以外の治療の難しさ、未承認新薬の問題なども書かれています。
容態がいい時には息子さんがいらっしゃるアメリカへ。
柿谷さんはクリスチャンです。
聖書の教えも引用され、信仰の大切さを教えられます。
人生のどんな状況の中でも幸せを選択することができるという選択理論心理学を体言された生涯でいらっしゃいました。
幸せリストの一節より
「お気に入りのではなく、歯ブラシと歯磨き粉で歯を磨くこと」
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