
44万人の都市オマハ、
長崎市とほぼ同人口の町に
4万人も集まるイベントがある。
それがバフェットがCEOを務めるバークシャーハサウェイの株主総会。
ここには世界一の億万長者ビルゲイツもやってくる。
バフェットは、ビルゲイツの財団に多額の寄付をしている。
この寄付分を入れれば、バフェットが世界一の金持ちだと言う。
87歳のバフェットと93歳のマンガーが会場の株主から質問を受けるというパートもあるという9時間半にも渡る株主総会。
そんな株主総会に4年連続4回出席されている尾藤峰男さんのレポート兼、ベッフェト哲学がまとめられた一冊。
投資の世界では「複利」効果の凄さが語られる。
バフェットはもっとも望ましい株の保有期間は、永久であるという。
バフェットは11歳の時に投資を始め、現在87歳。
なんと、76年間。
76年間保有したら・・・
76年間複利で増えていったら・・・
と、計算上で数字を弾くことは、誰にでもできる。
ところが、
それを人体実験した人は、ほとんどいないのではないだろうか。
「理論」ではなく「実」
ここにバフェットの凄さがある。
11歳から投資を始め現在87歳のウォーレンバフェット。
(1ドル=100円で計算)
14歳で資産5000ドル(50万円)
30歳で100万ドル(1億円)
37歳で1000万ドル(10億円)
52歳で3.76億ドル(300億円)
87歳756億ドル(7兆円)
バフェットの資産の99.5%は、52歳以降に作られた。
つまり35年経てば、
1万円は201万円になる。
10万円は2010万円になる。
まさに、保有期間永久×複利の凄さの実態です。
バフェットの投資哲学のベースは、
いい会社の株を買う。
いい会社とは、
経営者が経営能力が高いというより、信頼できる人物であるか、
10年、20年利益を伸ばし続けられる会社。
ともに会社のオーナーになるスタンスで投資する。
バフェットのようになりたい、けどなれない理由が本著に書かれているが、
あえて、
ギリギリ真似できるだろうことを書いてみます。
1、 ずっと持つ
2、 アメリカ株を買う
3、 バフェットに関する本を読む
4、 自分の好きなこと早く見つけ、続ける。朝から晩まで好きなことする。
5、 自分がこうなりたいと思う人と付き合う
6、 ほめる時は固有名詞で、批判する時はカテゴリーで
7、 常に楽観的で前向き
8、 人に気持ちよく接する
9、 お金はなるべく使わない
10、 学び続ける
こう列記してみると
投資ノウハウといより、
生き方ノウハウですね。
これからも分かる通り、
バフェットがいかに人格者か分かりますね。
87歳のバフェットこう言う
「私くらいの年になると、愛されたいと思う人に何人愛されているかで、人生の成功が測られる。(中略)いくらその銀行口座が大きくてもどうしようもない」
本著は、バフェットに関する本の最新版であり、
バフェットの師であるグレアム、フィッシャー
バフェットのパートナーマンガー
の言葉も紹介されていて
初めてバフェットを知る人にも、
これまで書籍を読んできたにも方も
復習という観点で、
お勧めしたい一冊です。
私は「0歳投資」というものを進めています。
オギャーと生まれたら、子供名義で20~100万円の投資をすることです。
きっとこの子が社会人になる頃、結婚する頃、家を買う頃、人生を支えてくれるだけの資産になっていると期待しています。
バフェットと同じ35年間投資したって、
まだ35歳。
人生が変わる種を植えませんか?
0歳投資をしたい方は、メッセージください。
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