空海と言えば、高野山。その金剛峯寺にお参りに行き、お守りを頂いてきました。
数年前に行ったときにもらってきたお守りが傷んでしまったので、他のお守りで代用していたのですが、しっくりこないので、高野山へは早く行きたいと思いながら、今頃になってしまいました。
高野山も、いわゆるパワースポットで、神や仏などの世界との接点であるのでしょう。
平成27年は、開創1200年とかで、プレイベントも始まっています。2014(平成26)年5月10日(土)に行ったところ、「阿字観」の体験イベントが企画されていました。「阿字観」は、梵字の「阿」という字に向き合って瞑想する修養法です。
天台宗の「小止観」や「摩訶止観」も、瞑想法ですが、瞑想などの具体的方法や瞑想中の注意事項及び展開などが具体的に書かれていて、臨済宗や曹洞宗などの禅による瞑想よりは、方法論が具体的である点で、言語的な情報は多いものの、
どこでも出来るというものではなさそうです。「阿字観」を行うには、梵字で「阿」と書かれた道具が必要なので、それが、ある種の制約になっています。むやみやたらと行って、人格が変化するとか、よくない方向に行くのを防止する「枠組み」として作用しているようにも感じられます。
来られている方の中には、巡礼用の衣装を身につけた方も多かったです。